塾長です。
米国はイイなー。
連銀総裁がテレビで経済見通しを語ってくれるなんて。
ダラス連銀総裁ロバート・カプランのインタビューだヨ
・ロシア、サウジの減産は助けになる。
サプライが多すぎて、貯蔵庫の空きを心配していた。
まだ生産過剰でなんとかしなければならない。
・第2四半期は大きく景気減退がある。第3四半期の初めもマイナスかも知れない。そして、リバウンド。
問題は、どれくらい強くリバウンドできるかだ。
どうして心配しているかというと、[コロナ前から]企業投資は低調だった、製造業も低調だった、唯一明るかったのは個人消費。
当然コロナで消費は弱まる。
失業率は13~16%(low to mid teens)くらいになる。
年末には、10%を切る。多分8%に近いくらい。
その時、消費者は、当然だが、慎重になっているかも知れない。
そこが心配だ。
・Main Street Lending Programは重要。FEDは首が折れるくらいの速度で動いている。小企業には助けが必要。
我々は出来る限り雇用や小企業を守りたい。
・地方の話をすると、我々は既に地方のコマーシャルペーパーを買い始めた。
地方政府に助けが必要なのは明らか。彼らは毎年収支のバランスをとらなければならない。税収が減っている。
・投資適格の企業債券も買い始めている。
・米国の労働者は約160M。
先ほど言ったように、失業率は13~16%になるだろう。
そこに至るスピードは分からない。
新規失業保険申請件数が3M、6Mという数字は、そこに当てはまっている。
ここ2週間で10M程度が失業している。
160Mの13~16%ということは、最終的に約21~26M人が失業するって事。
既に多数の大都市で移動が制限されているので、だいたい想定内だと。
どーかなー。今は持ちこたえている大企業が人を切りだすと、上振れしそう。
旅行産業や自動車産業の正社員とか。
そんなニュースが流れてきたら、一段の株価下落があるって事だ。