塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

強い雇用統計で株価急騰。SPACには要注意。

塾長です。

昨日(米国3/5)の米株市場、また跳ねた。

 S&P500、3,841(+1.95%)

 Nasdaq、12,920(+1.55%)

 Russell2000、2,192(+2.11%)

【米国市況】株反発、押し目買い入る-ドル指数は11月以来の高水準 - Bloomberg

 

債券利回り以外にも株価が大きく振れる要因があるという指摘:

「史上最も波乱含み」、モメンタム投資家が3月に大規模なリバランス - Bloomberg

 

 

債券、為替、コモディティ

 10年債、1.5540

 ドル円、108.2450

 Bitcoin、48,862

 原油、66.28

NY原油先物65ドル突破、20年1月以来-OPEC+の生産据え置きで - Bloomberg

 

先日のパウエル発言に続き、2人の連銀総裁が国債利回り上昇を容認。日本のようにならないため、インフレに対する本気度が伝わってくる。高バリュエーション株には逆風。:

セントルイス連銀総裁、利回り上昇は自然な現象-政策対応の必要ない - Bloomberg

クリーブランド連銀総裁、債券利回り上昇は「データの強さを反映」 - Bloomberg

 

経済指標:

 2月 非農業部音雇用者変化[前月比]、37.9万人(予想18.2万人)

 2月 失業率、6.2%(6.3%)

 2月 平均時給[前月比]、0.2%(0.2%)

 同[前年同月比]、5.3%(5.3%)

米雇用者数2月は37.9万人増、予想上回る-失業率6.2%に低下 - Bloomberg

「U6」と呼ばれる不完全雇用率は11.1%で変わらず。U6にはフルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者や、仕事に就きたいと考えているものの積極的に職探しをしていない人が含まれる。

 

長期債は、10年だけでなく、30年も上昇しているわけで、住宅市場がどうなるか気になる所。住宅バブルは怖いが、住宅価格が上がる=市民の持ち家資産価格上昇&建設雇用増=景気上昇なので。

その30年国債利回りと住宅市場に関する報道:

www.youtube.com

・昨日のFed議長のインフレ(容認)発言と、今朝の強い雇用統計は、住宅金利を押し上げた。水曜日に比べて0.14ポイント上昇。去年同時期を超えた。

・さらに住宅供給が記録的に低下。今年1・2月期の新規売り出し住宅数は、過去4年間平均に比べ、20万7千件少ない。去年同時期に比べ、約半分である。

・住宅市場はleanで、competitiveである。

 

今は、金利上昇で住宅熱を少し冷ましてくれた方が良さそう。熱くなり過ぎると碌な事がない。

 

 

 

個別株は・・・、Virgin Galacticが急落したとか。

SPACを通じてVirgin Galacticを上場させ、議長職にあるチャマス・パリハピティヤが個人で持っていた株を売りぬいたそうで:

www.cnbc.com

株価は、昨日1日で-9.93%。

過去6か月株価推移は、目も当てられない。

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Virgin Galactic(SPCE)6M as of 2021/3/5

「チャマスに騙された!」と思っている投資家も多いのでは?

もしかしたら、今後30年以上投資活動を続けるような人は、今が買い時かも。

ただ、宇宙旅行って環境に厳しいのでは?とも思いマス。VirginやSpace Xの燃料は、天然ガスか、石油由来ですよね?違ったかな。