塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

米株はバブルなのか?

塾長です。

昨日(米国6/9)はNasdaqが上昇、S&P、DOWが下落。

ここ1週間の激しく上げたからネ。ちょっと一息。

このBlogでいくつか専門家の解説を紹介してきて、高騰はだいたいこんな理由らしい。

FEDが(過剰に?)流動性を供給

・政府がPPPなどの補助金を(過剰に?)供給

・経済再開が予想より早そうだ/早かった

・tech sectorのmega cap、コロナ銘柄が上げを主導。

・一部はバブル。

 

その一部バブルなんだけれど、”Dash for Trash”とか、”Dash to Trash”と呼ばれる現象らしい。ゴミに向かって駆け寄るイメージ?

CNBCでも、警鐘を鳴らしている。

こちら、常連から:

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・・・破産申請に入ろうとしているChesapeake Energyがここ数日上昇している(6/9は下落)。

 そのほか破産申請したHertz、Pier1 Imports、Whiting、JCPennyの株価が数倍になっている。

<ティム・シーモア

・ときにトレーダーは情報もなしに取引する。

 Chesapeakeについては、もしかしたら破産を回避できるという期待があるのかも知れないが、ちょっと待って欲しい。

 コロナ前から、この会社の資本構造は問題だった。コロナ後だって同じこと。

 この株は、5年前2500ドルだった。リバース・シェア・スプリットなど経て、今がある。株価を見れば、この会社がおかしいと分かるだろう。

 

・・・数十万の新規アカウントがフェデリティ、TD Ameritradeに開設された。

 1ドル以下の株が、Russel2000に29個ある。今日を除いて、過去5日間、平均して79%上昇。

<ガイ・アダミ>

・これはギャンブルだ。Dave Portnoyは大儲けしたかも知れないが、その逆もある。

 みんな、注意しておくぞ。

 簡単に思えるかも知れないが、歴史的に、市場は屈辱を与えるものだ。

 

 

ジム・クレイマーも怒ってる:

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・名前は言わないがいくつかのサービスがある。

 Running Stockは非合法。かつてSECの監視は厳しかった。

 誰かがPump-and-dumpをやっている。SECが、かつてのように、積極的に取り締まろうとしているとは思えない。

 人を騙して株を買わせて、株価を吊り上げ、上がったところで売り抜ける。

 Twitterが事態を悪くした。

 多くの人がゲームをしている。

 こんな状況は見たことがない。

 87年、日本がそんな状況だった。どうなったかは、皆知っている。

 TwitterでHertzを買えとか、Chesapeakeがどうとか見たら、気を付けろ。

 つられたヤツは、大金を手にできない。大抵、大金を失う側になる。

 

 

アメリカにDave Portnoyという人がday tradeしていて、それを配信しているのかな?それにつられている人がいっぱいいるらしい。

いつも楽しませてもらっているし、それをblogで散々書いておいて、アレですが、CNBCやYahoo Financeで普段解説している人達も、皆さんポジショントークですから。

まー、考えれば分かるよね。

世の中に誰一人として、わざわざ他人を儲けさせようする人はいない。

ゼロ。