塾長です。
昨日(米国9/30)の米株市場は引き続き上昇。
S&P500、3,363(+0.83%)
Nasdaq、11,167(+0.74%)
【米国市況】株が反発、追加経済対策を巡り荒い値動き-ドル下落 - Bloomberg
指標は、
4-6月期 四半期実質GDP(確定値)[前期比・年率]、-31.4%(予想-31.7%)
同 コアPCE、-0.8%(-1.0%)
9月 シカゴ購買部協会景気指数、62.4(予想52.0)
米GDP4-6月確定、前期比年率31.4%減-娯楽業界が最悪 - Bloomberg
債券、為替は、
10年債利回り、0.6770
ドル円、105.4520
昨日の一番のイベントは、なんと言っても、大統領選ディベート:
各種報道を一言でまとめるなら、「バイデンートランプの非難合戦にしかなっていなかった」
主義主張に新しい点はなし。
実際に見た感想としては、トランプは通常の記者会見で見せるような攻撃的対応だったのに対し、バイデンはほとんどトランプの方を向かず、カメラと司会者に対して語り掛けていたのが印象的だった。
この点では、トランプの勝ちだったと思う。
注目のバイデンのボケ発言は無し。元気よくしゃべっていた。この点は、バイデンの勝ち。(こんな事が勝ちのポイントになってしまうなんて・・・)
そして株価は上昇。株式市場は、トランプの勝利に傾いた様子。ただ、一日の値動きで判断するのは危険。今週いっぱいは見守りたい。
さらに個人的感想を言うと、バイデンは職業政治家なので、発言が柔らかいが具体性がない。全部嘘に聞こえる(米国の政治家も選挙公約を守らない)。トランプは、ビジョンは示さないが、「俺は薬価を下げた」などと具体的。
トランプの納税額が少ないというのが話題になっているが(ディベートでも取り上げられた)、多分合法的に節税していただけでしょう。その合法節税が悪いというなら、法律が悪い→政治家が悪い→上院議員を長年務めてきたバイデンが悪い、となる。
BLMも同じ。今まで政治家は何をしていたのか。騒ぎが収まれば、(白人)政治家にとって黒人の命はどうでも良くなる(ヒスパニック、アジア、ネイティブの命も)。
前回選挙のトランプ勝因を既存政治家への失望であるとするなら、この討論会を見る限りでは、今回も勝つのではないかと思う。