塾長です。
昨日(米国2/23)も様々な自動車関連ニュースが出ていたので、列挙しておきましょう:
まずは、Teslaのライバルと目されているLucidの上場から:
ルーシッド、SPAC合併を通じた株式公開で合意-評価240億ドル - Bloomberg
そのLucid MotorsのCEO、ピーター・ローリンソンのインタビュー。後半はジム・クレイマーが出てきて、いつものインタビュー相手の宣伝を聞くモードに入っていて、ちょっとどうなのよ???という感じですが:
ー市場価値は$60B以上になりそうだが、それをデリバーする自信はあるか?
・Lucidはテック企業だ。今年、世界最高のテクノロジーを米国市場の届ける。バリュエーションは、我々のテクノロジーを反映したもの。それは、Churchill Capitalのデューデリの過程で正当性を立証され、裏書された。彼らは、Lucidの製品や、彼らが見たもの全てに感銘を受けた。我々がやらなければいけないのは、謙虚に、勤勉に、製品化を実行。それが真の価値を生み出す。
ーあなたは、EBITDA $2.885Bを2026年までに達成すると言っている。5年後だ。どうやって、その目標を達成するのか?
・野心的だが、実現可能な計画を持っている。我々は実行力があると示してきた。我々の工場をみて欲しい。北米において、未開地にEV工場を記録的な速さで作った。私のチームは、consumer professionalsであり、提供能力がある。これから数か月、一番大切なのは、最初の製品を製品化することだ。それがリトマス試験紙となる。
ーテクノロジー企業だというのは分かった。37ページ目にある負債について、誰もが知っておくべきだと思うが。充電速度が差別化になるのか?
・まったくその通り。300マイル走行のための充電に約20分。Electrify Americaとパートナーを組み、超高電圧充電、900Vを提供する。次世代の技術だ。我々のWonderbox boost chargerだ。それだけでない。両方向の充電ができる。車からグリッド、すなわち家に電気を提供できる。
ー32個のセンサーが付いている。最も安全な車と言えるか?
・我々が知る限り、最も完璧に、美的にセンサーを、自動運転、ADASのために統合している。14個のカメラ、32個のセンサー。長距離を広く知覚するLiDARと、120度の短距離LiDAR。
そして、なぜかChurchill Capital IV(Lucidを合併したSPAC)の株価は大幅下落。あれれ?
こちら、直前のblog postで触れたもの。Tesla株が下落中。:
テスラ株が4営業日続落、年初からの上昇を帳消し - Bloomberg
直近6か月の株価:
お次は、USPS(米国の郵便屋さん)が、次世代配送車にWorkhorseではなく、Oshkoshを選んだそうだ。おかげでWorkhorseの株が暴落。
昨日だけで-47.46%の16.47ドル。時間外でさらに-8.29%。
それを伝えるBloombergの記事:
EV Maker Workhorse Plummets as Oshkosh Wins Postal Contract
同、Reutersの記事:
Oshkosh Defense to build next-generation U.S. Postal delivery vehicles
The contract, which could be worth more than $6 billion in total, allows for delivery of between 50,000 to 165,000 of the vehicles over 10 years that will be a mix of internal combustion-powered and battery-electric vehicles. Oshkosh had teamed up with Ford Motor Co on its proposal based on a Transit van.
10年間で、$6B(≒6千億円)以上の契約ですか。
内燃機関と電動車の両方、というのがOshkoshを選定した理由でしょうか?Workhorseは電動車専業なので(ですよね?)。
Oshkoshは軍用車両で有名。飛行機なども作っている。逆に、EVなんて作れるの?という印象。1年くらい経ったあと「やっぱり出来ませんでした」となったりして・・・。
〆はこちらで:
タイガー・ウッズが自動車横転事故、車両大破-足の負傷で手術 - Bloomberg
今朝起きたら、ABCがライブで事故現場を中継していてビックリ。