塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【シーゲル教授】米・イランで停戦合意があれば株は安堵して上昇。【ダン・ナイルズ】Agentic AIにより莫大な計算需要が生まれるが、勝者を見極める必要がある。

塾長です。

昨日(米国4/7)の米株は、TACO期待により上昇。数時間前にトランプが一時停戦?攻撃延期?を発表。

 S&P500、6,616(+0.08%)

 Nasdaq、22,017(+0.10%)

S&P 500 Heatmap 2026/4/7 - UnusualWhales.com

【米国市況】外交への期待が急浮上、米株上昇に転じる-原油は一段安

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、104.42

 10年債、4.3430

 ドル円、159.1130

 Bitcoin、70,837

 

 

経済指標:

 2月 耐久財受注[前月比]、-1.4%(予想-1.0%)

 2月 耐久財受注コア[前月比]、0.8%(0.6%)

米コア資本財受注が2月に持ち直す、イラン戦争前に-耐久財は減少

 

 

金融政策:

■ウィリアムズは様子見;

ウィリアムズNY連銀総裁、基調的な物価圧力見通しはおおむね変わらず

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学:

■トランプとその仲間たち;

トランプ氏、期限前に「激しい交渉」-パキスタンが延長要請

トランプ氏、2週間のイラン停戦で合意-ホルムズ海峡開放が条件

 

 

個別株:

■注目決算なし。今晩、Deltaが決算発表で旅行需要、燃料費について何を言うかが楽しみ。

 

■Googleが以前発表していたTPUをBroadcomが量産する、それをAnthropicでも使うというお話?

Anthropic、グーグルとブロードコム提携を拡大 数GWのTPU確保 - Impress Watch

Anthropic、GoogleとBroadcomとの提携拡大 次世代「TPU」で3.5GWのAIインフラ確保へ - ITmedia NEWS

AVGO+6.21%

GOOG+2.11%

NVDA+0.26%

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■みんな大好きジェレミー・シーゲル教授;

www.youtube.com

ーこれ(一時停戦)がすべてですよね?

・その通りです。戦争が全てです。20分前にパキスタン・ディールのニュースが入ってきました。DOWは250ポイント上昇しました。4つのシナリオが考えられます。良いものから順番にお話ししましょう。

 最善なのは、もちろん、トランプが3.5時間後に「ディールが結ばれた」とツイートすることです。そうなれば、この市場環境では、株価は春、夏のあいだに最高値に達するでしょう。

 次のシナリオは、8時になって、「良い話し合いだった。攻撃を延期する」とツイートされる場合です。そうなれば、安堵によるラリー(relief rally)があるでしょう。今もその兆候があります。そして交渉がうまく行くのを願うことになります。

 3番目と4番目は、爆撃が始まる場合です。爆撃が始まれば市場は下がるでしょう。大切なのは、イランの対応です。もし反撃が弱ければ、市場は強く戻すでしょう。米国がより良い手を持っていると判断するからです。最悪のシナリオは、イランのミサイルがUAEや他のアラブ諸国の石油インフラに大きなダメージを与える場合です。そうなれば、さらに株価は下がるでしょう。

 今後数時間後、これらシナリオの中間のどこかになるでしょう。

 

ーあなたの最悪ケースに異論を唱える人はいないでしょう。裁量のケースになれば良いのですが、最悪ケースが避けられれば当面は良いと思われますか?

・TACOと呼ぶかは別にして、もし実際に進展があれば・・・、イランは元の要求に少し変更を加えたようで・・・、パキスタンの中立的立場も期待が持てます。市場は250ポイントの期待を持ったのです。もしこれがチェスの駒を前に進ませるのであれば、安堵のラリーが起き、その後を見守ることになるでしょう。もし私が「どのシナリオが最もありそうか?」と聞かれれば、2番目だと答えるでしょうが、我々は全てのシナリオに備える必要があります。これは重要な瞬間です。

 最良のケースについて話をしましょう。ディールが結ばれても、すぐに石油価格が60ドルには下がりません。ダメージがあります。リスクプレミアムが乗るでしょう。重要なのは、我々が防衛力を作らなければなりません。トランプは既に$200Bの予算を要求しています。それは増加するでしょう。財政は拡大するでしょう。私には10年債利回りが4%を下回るとは思えません。FEDは利下げしないでしょう。私は利下げを主張してきましたが、この展開の中、また、銀行貸出しが増えていて、インフレのプレッシャーがある中で、我々は利下げを保留すべきだと思います。最良でも中立です。

とりあえず、シナリオ2になったようです;

【日本市況】株・円・債券トリプル高、米・イラン合意しホルムズ開放

  パキスタンの仲介に応じる形で米国のトランプ大統領は2週間のイラン停戦に合意したと表明。同氏は、イランがホルムズ海峡の通航を再開しなければ同国全土の民間インフラを攻撃すると脅していた。

  これに対しイランのアラグチ外相はX(旧ツイッター)への投稿で、ホルムズ海峡の安全な航行はイラン軍との連携および「技術的制約を考慮した」上で可能になると指摘。イランに対する攻撃が停止されれば、防衛作戦も停止するとも説明した。

 

 

■少し時間があるので、テックに強いダン・ナイルズのインタビューもご紹介;

www.youtube.com

ー半導体は過去3年間、生命線でした。どの半導体の話をするかによりますが、カスタム半導体が作られるなどして、熱狂は破裂しました。

・まず一歩下がって、半導体で何が起きているかを見る必要があります。ChatGPTが2022年終わりに登場してから3年が経ちました。全ては学習、inferenceでした。それが昨年までの事です。今年、1月、OpenClawのイベントがあり、agentic AIの動きがありました。トークンの成長は、OpenClaw登場前の数カ月+20%だったものが、+130%になりました。半導体は強くなるでしょう。半導体株を選ぶ必要はありますが、今年を通じて、強くなるでしょう。それはAgentic AIによって計算能力の需要が増えるからです。

 

ー市場はGPUで学習することに焦点を当てていましたが、先ほどの話の通り、あなたはnVidia株が上昇していない事に納得しているのでしょうか?

・市場は正しいと思いますが・・・、nVidiaは今日のような日には株価が大きく下がってもおかしくありませんでしたが、そうなりませんでした。BroadcomがAnthropic、Googleと巨大な契約をした日に、です。Broadcomは+6%でしたが、nVidiaもプラスで終えました。短期的にみれば、消化期間がありでしょう。以前お話したように、Ciscoは1997、1998年、株価はそれぞれの年の中で37、38%下げましたが、35%以上下がりましたが、それぞれの年の終わりには+31%、+150%で終えています。市場が最終的な勝者を見極めようとしている中で、人々がnVidia心配するのは当然ですが、私は、このAgentic AIによって、nVidiaが年末までに今日よりも値上がると思います。投資家が思っているよりもOpenAIがより多くの問題を抱えていたとしてもです。

 

ーそれは興味深い。私はこの需要を作り出してきた企業について聞くつもりでした。MicrosoftやMetaは予算をカットすると思いますか?それとも独自チップで安く作れると思いますか?

・設備投資のカットがなぜ行われるのか?に依存します。Metaの場合、彼らは科学プロジェクトを中止したり、Reality Labを廃止したりしています。人々はそれを好感しているでしょう。彼らの最新の決算をみてみると、彼らは唯一強いROIを出しています。CAPEXは拡大していますが、確か、株価は決算翌日+10%くらいになりました。売上や利益が上昇修正されたからです。Metaは設備投資の削減がポジティブに受け取られたのです。巨大クラウド提供者が設備投資を削減した場合、Amazon AWS、Google Cloud Service、Microsoft Azureであれば、それは性質の異なる問題です。投資家が高いマルチプルを与えているのは、彼らが全て勝者になると考えているからです。私は・・・、だから選択的になれと言っているのです。Anthropicが値上げをしている一方で、OpenAIは値下げをしています。私がみるに、Anthropicは$30Bの売上となりそうで、OpenAIは24です。

 

 

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