塾長です。
アメリカの投票日が火曜だって知ってマシタ?その理由もご存じ?CNBCによると・・・:
・アメリカの投票率は高くない。(休日でない)火曜日が投票日なのが、その一つの理由と考える向きもある。
・火曜になったのは、18世紀、日曜は教会、月曜日に投票所まで出かけ、火曜日投票、水曜日に戻ってくる、という日程が最も良いとされたから。
・現代では、火曜日は平日なので投票しに行きにくい。自身の予定を思い通りにしやすい職業;弁護士、重役、教育者の投票率は高く、思い通りにならないレストラン、小売りのサービス業従事者の投票率が低くなる、という調査結果もある。
・自分の予定を自由にできない人→低所得者層は、働きに行く前、働いた後に投票所に行くため、その時間は長時間待たされる。
・休日に投票日を移す案も議論されるが、それはそれで課題あり。低所得者層は休日も働いている。休日だと投票所で働く人を見つけにくいー平日であれば公務員や学生を動員できるし、ボランティアが集まりやすい。投票所が教会、スクールに設置されているので、休日はそれらのイベントと被ってしまう。
・近年は投票率が上がっており、火曜日のままでも良いじゃないか、という意見もある。
・アメリカでは登録した人のみに投票権がある[日本を含む諸外国のように、一定年齢であれば誰でも投票できるわけではない]。
・30以上の州では、事前投票、郵送投票が実施されている。
・投票率が上がると民主党への票が増えるといった恐れ(?)もあり、共和党は平日投票、事前投票、郵送投票に抵抗。
ここで語られてないけど、黒人に前科者が多く、投票権を失ってるので、黒人の意見が政治に反映されない、という問題もある。外から見てると、アメリカはピカピカに見えるかも知れないけど、中は結構ボロボロよ。