塾長です。
いやー、時代の流れですな:
・18年より19年の方が閉鎖するヘッジファンドの数は多い。
・業界全体として資産3兆ドル。ここ7、8年伸びてない。業界はすぐになくなるもんじゃないけど、成長していない。
・20年はもっと閉鎖されるだろう。業界初期からいるマネージャー、50代、60代になって、「最近儲からないし、大金持ちになったから、もう辞めるわ」というのが多くいる。
・過去5年で、4千以上のファンドが閉鎖してるけど、たくさん開業もしてる。業界最大手Citadel($30B資産)からの独立が今年も多かったし、来年もあるだろう。
・ストラテジー種別的には、いくつかの株取引ファンド、例えばBill AckmanのPershing Squareは50%以上のリターン、テクノロジー業界も良かった、一部のマクロも。クレジットファンドの成績はイマイチ。
・勝ち組が勝ち続けるかというと、そうでもなくて、例えばCitadelは良かったが、レイ・ダリオのBridgewaterのように今年悲惨なファンドもある。
昔と違って、指数連動ETFがハバを利かせてるからね。手数料の高いヘッジファンドは不利。でも全てのストラテジーがダメかって言うと、そんな事ないような気もする。
もう少し細かくストラテジー毎に解説してるレポートがあったら紹介するネ。