塾長の資産運用

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【CNBC解説者】2022年、お勧め株【Part.2】

塾長です。

前回記事に引き続き、CNBC常連解説者のお勧め株をご紹介。

ステファニー・リンク(Stephanie Link)さん。

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・Bank of Americaが大手6銀行の中で、最も金利に敏感である。売上は様々なところからきている。2021年、業界全体でM&Aは$5.8Tだった。これまでの最高総額。$47Bがアドバイス料金として得られた。全ての銀行の2021年4Q決算は、M&Aによって素晴らしいものとなるだろう。営業レバレッジ(Operating Leveradge)については依然話した通り。大きくコストカットしている。需要は多い。強い資本のポジションを持っている。$26Bの余剰資金がある。$25Bの自社株買いを計画。前四半期、$9Bを使った。利益の12.8倍で取引されている。2%の配当利回り。もっと配当を出してほしいし、そうなると思う。

ー他のお勧めはWynn ResortsとIBMIBMが持っているテック企業の中で最も大きいそうですね。Wynnはパンデミック後を期待したものですか?

・そうだ。最高値より37%ダウンしている。マカオのライセンス更新の懸念があるからだ。そして監督官庁の監視。全ては織り込み済みだと思う。彼らは巨大だというのを思い出して欲しい。彼らはマカオに1,008部屋と、739,000 square feetの賭博場を持っている。彼はサイズとスケールを持っている。ライセンスを得ることができるだろう。その期間は10年になるかも知れない、20年かも知れない。監督官庁の監視は既に起きたことだ。一方、Las VegasとBostonの結果も良い。流動性資金は$3.9Bある。

ーなぜ「割安テック株」と呼ばれる株が沢山ある中で、なぜIBMなのか?

・経営者がやっている事が好ましい。彼らには少し時間が必要なだけだ。リストラクチャリングの真っただ中だ。ノン・コア資産を切り出して、多くの企業を買っている。クラウド、AI、クオンタム(量子)・コンピューティングに関する会社を買っている。Blockchainもだ。資産を売って、M&Aをしている。より良い成長、より良いマージンをもたらすだろう。今年はメインフレームの更新年でもある。ELA(Enterprise Licence Agreement)の更新年だ。AWSOracleSalesforceなどのクラウドとの協業。ただ、時間はかかる。誰もIBM株を好きではない、IBMがやっていることを知らないのだ。$35Bのフリーキャッシュフローがある。$4Bの借入枠がある。その(合計である)$40Bで、M&Aができる、自社株買いができる、配当を増やせる。株価は利益の14倍。結果が出るまでの間、4.8%の配当をもらえる。

ー(ジョシュ・ブラウン)IBM株には興味がある。下降トレンドから折り返したように見えるが、まだ直近最高値を超えていない。IBMM&Aは失敗続きだ。今回うまく行くと思う理由は何か?

・新しい経営陣によってM&Aが行われている。18か月前、新CEOに代わった。IBMの生え抜きではあるが、クラウド分野の出身だ。Red Hatを買った人でもある。素晴らしい動きだと思う。彼はクラウド戦略を作った人だ。親類の世界から離れようとしている。過去の経営者はM&Aが上手ではなかった。新しい経営陣は正しい事をしている。M&Aした会社を正しい場所に置いている。結果が出るまで7、8年(several years)の時間はかかる。とても眠くなる株であるのは分かるが、$40Bはナイスな追い風になる。

 

彼女も基本的に割安株を勧めていますネ(彼女の場合、普段からそんな感じ)。

注意点があるとしたら、Bank of AmericaはFinTech企業からの追い上げや、コスト構造。昔からある業界、その中での歴史ある企業なので、色々と澱がたまっているでしょう(他の巨大銀行も同様)。

Wynnのマカオのライセンスは、普通に考えれば得られるはず。しかし「共同富裕」が怖い。いくらマカオにホテル、カジノを持っていたとしても、中国当局習近平?の一言でつぶされるかも知れません。昨日もこんなニュースがありました:中国恒大、海南島で建設中の集合住宅に取り壊し命令 | ロイター。普通の感覚では「マンションを39棟取り壊すなんてあり得ない」と思うのではないでしょうか?

さて、永遠の不発弾IBMはどうでしょう?確かに配当は魅力的。しかし、配当が高い=配当をきっちり出しているのに評価が低い。なぜ評価が低いかというと、ジョシュ・ブラウンが言っているように、過去のIBMM&Aは失敗続き。というより、メインフレームの商売からの移行に失敗し続けている。経営者がダメダメ。興味のある方は、こんな動画を見てみてはどうでしょう(ただし英語)?

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多くの普通の日本人にとって、ガースナーはIBMを再建させた素晴らしい経営者という事になっていると思います。この本もたくさん売れたはず:

しかし、彼の再建策は一時しのぎであって、今のIBMの凋落の道筋を付けたと言っても過言ではない、というお話(など、諸々)。

これはジャック・ウェルチにも同じことが言えるし、カルロス・ゴーンも身近な例。

彼らの全てを否定しているのではなくて、その瞬間、その状況、その時代背景において正しかった(もしくは仕方がなかった)経営判断が、長期的には悪い影響を与えてしまう事があり、企業経営(の評価)は難しい、という事です。なので、経営者のボーナスは慎重に・・・、と話が逸れるので、この件は別の機会に。

さて、個人的には高配当株大好きですが、個別株としてのIBMを買う気にはなれません。買うとしたら、SPYDが良いのでは?と思いマス。IBMはSPYDの組込み銘柄として6番目に多い、1.91%。今日時点の情報。最新情報はこちらから。投資は自己責任で)

 

そういう意味では、Bank of Americaも、Wynn ResortsもETFで買うのが良いのかも知れませんネ。銀行ならVFHなど。カジノETFは日本から買えないかも???見つけられませんでした。WynnはS&P500の構成銘柄ではあります。