塾長です。
なんか、米株3指数先物が急上昇しているネ。
そのあたりのところ、Washington Crossing Advisorsチャド・モルガンランダーに聞いているヨ:
・市場はコロナの影響から抜け出そうとしている。
昨夜のニュースでは、欧州、NY州とその周辺でパンデミックが収まりかけている。
それが、短期のリスクオンを後押ししている。
・我々が見ているデータは、人の移動。米国内も、世界も。ビジネス活動が改善しているか推測できる。
もちろん、感染拡大のトレンドも。
そして、金融政策の実施具合。それが動き出せば、少なくともクレジットマーケットの変動幅は減少する。
米国の財政政策とともに、欧州についても注意しておく必要がある。団結すれば、ファイナンシャル・システムの安定化に寄与する。
・7、8週間前に、クレジットの転移が始まった。私と、パートナーであるケビン・キャロンは、個別株に傾いた。
長期的にみて割安株を探した。我々の計算では、5年から10年のリターンは9%になる。
生活必需品、一般消費財、選ばれた工業。安定していて、何年も持ちたい会社。
・債務が少ない、分散できている(well diversified)、予測可能、3~5年で利益向上余地が大きいな会社が良い。
具体的には、VISA、NIKE、Walmart、Hormel、Pepsi、P&G。
これらの会社は、債務が少なく、コロナが続いても、流動性について心配する必要が無い。配当は安定、この先数年にわたって利益の予測が可能。
人の移動データというのは、Googleのコレかしら?
チャドの言っている視点(財務健全性、景気に左右されない安定性、成長性)で選ぶのは良いと思います。
ただ、指数が駄目だとも思わない。
それら視点をもって正しく選別できるか?というはもちろん、その辺の大型株はあまり下げていないんだよネ。Microsoftとか。
(投資は自己責任で!)