塾長です。
昨日(米国6/24)も上昇。
S&P500、3,131(+0.43%)、
Nasdaq、10,131(+0.74%)。
S&Pは、6/11の修正から、まだ立ち直っていない(6/10終値は3,189)ので、まだ上がりそう。
ジム・クレイマーは、危ないと警告。
(長いので、縮尺版で)
・スポーツ・ギャンブラーが株式市場に入ってきた。
投資初心者が「勝者は勝つ(winners win)」の哲学で買っている。
モーメンタムで買っている。
海外投資家が米国株を買っている。
それらが株価上昇の原因。
・今は投資に良い状況とは言えない。
それは歴史が物語っている。
海外投資家は、サイクルの最後の方で入ってくる。世界中で一番ホットな市場を探すからだ。今は米国。
1987年、日本人が米国株を値段を考えずに買った。それがブラックマンデーにつながった。そのとき、株価はeraningsの27倍だった。日本人はいつもモーメンタムで勝負する。だから、高く買って、安く売ることになる。今回は欧州から来ているが、どこから来ようと関係ない。
次に、アグレッシブな、投資信託ファンドマネージャー。ドットコムバブルでは、持っている株を買い増し続けた。Apple、Amazon、Facebook、Microsoftを買い続けている。彼らは止め時を知らない。
最後は、一般投資家。ギャンブラーで、勝ちか負けかの2択で勝負する。
彼らが買っているのは、Penn National、Moderna、Tesla、Royal Caribbean、Snap、MGM Resort、Spirit、Norwegian Cruse Line、GoPro、Marathon Oil。
・初心者への俺からのアドバイスは、今のうちに上がった株を売って、質の良い(バランスシートの健全な)ディフェンシブで配当を多く出している株を買え。
チキンレースの様相を呈してきたかも知れない。
ただ、S&Pは過去最高値3,300までは上がっちゃうでしょう。
そして反転、のシナリオ?