塾長です。
昨日(米国6/25)の米国株式市場はオープン前から下げていて嫌な雰囲気を醸し出していたが、なぜか上昇して終了。
S&P500、3,083(+1.10%)
Nasdaq、10,017(+1.09%)
後付けの理由はたくさんある。
過ぎて書ききれないので、Bloombergにお譲りする:
【米国市況】株が反発、コロナ感染者急増と追加刺激策を両にらみ - Bloomberg
結局は、S&P500は3,000、Nasdaqは10,000の水準を守るという事ですナ。
(それ以下になると、買いが入る。上回ると、利確される)
指標は失業保険と耐久財。
新規失業保険申請件数、148.0万件(予想133.5万件)
失業保険継続受給者数、1952.2万人(予想2000万人)
「期待されていたより失業者が減らない」との解説があるけれど、不正受給が多いのでしょう。
米新規失業保険申請、148万件に減少も2週連続で市場予想上回る - Bloomberg
5月 耐久財受注[前月比]、15.8%(予想10.9%)
同、輸送用機器除く[前月比]、4.0%(予想2.5%)
こちらは良い感じ。
米耐久財受注、5月は15.8%増-約6年ぶりの大幅な伸び - Bloomberg
Loop Capital President コートニー・ギブソンが投資家のセンチメントに関して面白い事を言っていた。
・株の上昇には様々な理由がある。
結局は、市場は上昇したがっているのだと思う。上昇する意思を持っている。
確かに、コロナ患者は増え続けている。
ハングオーバー(←多分、映画のこと)で、こんな言い回しがあった。「それで、お前は死んだのか?」と。
今は、患者数が増えても、死者数が増えない限り、大きな問題にならない。
コロナにかかっても治ると分かったからだ。
市場は患者数・入院患者数に対する死者数を見ている。
(このあと、銀行の話に移るので割愛)
アメリカ人、さすが。
前向き。ポジティブ。
尊敬する。
ホント。