塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【リズ・アン・ソンダース】今の労働市場に従来指標は通用しない。Job Finding Rateを見るべきだ。

塾長です。

昨日(米国6/27)の米株は、反転上昇。

企業設備投資は増加し、新築住宅は売れまくり。景気後退なんて来るわけない、という感じ。

 S&P500、4,378(+1.15%)

 Nasdaq、13,555(+1.65%)

【米国市況】AIトレード復活で株反発-米金利上昇受け円安、144円 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、67.92

 10年債、3.7680

 ドル円、143.9370

 Bitcoin、30,596

行き過ぎた動きがあれば適切に対応、足元の円安進行受け-神田財務官 - Bloomberg

ドル・円が144円付近、経済指標堅調で米金利上昇-円安けん制に警戒 - Bloomberg

 

 

経済指標:

 5月 耐久財受注[前月比]、1.7%(予想-1.0%)

 5月 耐久財受注コア[前月比]、0.6%(0.6%)

 4月 ケースシラー住宅価格指数(20都市)、-1.7%(-2.55%)

 5月 新築住宅販売件数、76.3万件(67.4万件)

 5月 新築住宅販売件数[前月比]12.2%(-1.3%)

 6月 コンファレンスボード消費者信頼感指数、109.7(103.8)

 6月 リッチモンド連銀製造業指数、-7.0(-13.0)

米耐久財受注、コア資本財が2カ月連続増-設備投資の安定示す - Bloomberg

 受注の伸びは機械や電子機器、自動車など少数の分野に集中していた。変動が大きい民間航空機の受注は32.5%急増。

米住宅価格の回復進む、需給が逼迫-S&Pケース・シラー指数 - Bloomberg

S&P・コアロジック/ケース・シラーがまとめた4月の全米ベースの住宅価格指数は、3カ月連続で上昇した。物件供給が限られる中で購買需要が高まったことで価格が押し上げられた。

米新築住宅販売、5月は76.3万戸に増加-約1年ぶりの高水準 - Bloomberg

5月末時点で売りに出されていた新築物件は42万8000戸と、年初来の基調をほぼ維持した。販売に対する在庫比率は6.7カ月と、22年2月以来の低水準。

  新築住宅の販売価格は中央値で前年同月比7.6%下落し、41万6300ドル(約6000万円)となった。下落は2カ月連続。

 

 

金融政策:

ECB、ピーク金利に達したと近く宣言できない-ラガルド総裁 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

米半導体株が時間外で下落、新たな対中輸出規制を検討との報道 - Bloomberg

 

 

個別株:

■Walgreen、Jefferiesが決算;

Walgreens slashes earnings guidance due to lower consumer spending, drop in Covid care demand

・Walgreens slashed its full-year earnings guidance to a range of $4.00 to $4.05 per share, down from its previous forecast of $4.45 to $4.65 per share.

・Walgreens fiscal third-quarter earnings missed analyst expectations for the first time since July 2020.

・CEO Rosalind Brewer said Walgreens will increase its cost-cutting program to $4.1 billion and take immediate action to increase profitability in the company’s health-care segment.

ガイダンス引下げが嫌気され(多分)、株価は-9.34%、28.64ドル。

そもそも、なぜWalgreenがDOWに組込まれているのか解せない。

 

Jefferies beats profit estimates as capital market revival offsets deal slump | Reuters

Excluding one-time items, Jefferies posted a profit of 28 cents per share that beat analysts' estimates of 27 cents, according to calculations by Refinitiv IBES.

株価は時間外で-0.94%、31.64ドル。

三井住友はほっとしているでしょう(ジェフリーズ株急伸、三井住友銀が持ち分を最大15%まで引き上げ - Bloomberg

 

 

■お騒がせEVメーカー Lordstownが破綻。しかも出資していたFoxconn(鴻海)を訴えるオマケ付き;

Lordstown Motors files for bankruptcy, sues Foxconn over $170 million funding deal

・Lordstown Motors filed for Chapter 11 bankruptcy protection early Tuesday.

・Lordstown also sued Taiwanese contract manufacturing giant Foxconn, alleging that it breached a deal to provide the EV startup with additional funding.

Foxconn, which bought Lordstown’s Ohio factory for $230 million last year, said it had been proceeding in good faith, but it will now consider legal action of its own.

鴻海はEV製造に進出しようとしていましたが・・・、iPhone組立工場をインドに移すのが大変で、それどころではないか。

 

 

■〆は「ローリング・リセッション」説を唱えるリズ・アン・ソンダース;

www.youtube.com

ー住宅指標、信頼感指数が良かった。あなたのリセッション予想は跳ね返された感じですか?

・我々は過去2年間ローリング・リセッションにある。住宅、そしてより広く製造業はリセッションのような後退を経験した。明らかに住宅はそこから脱した。我々のローリング・リセッション説におけるベストケースシナリオは伝統的な意味でのソフト・ランディングを意味していない。継続的なroll-through(圧延?)である。ある時点において、サービス業の景気は悪くなる。既に小さな割れ目は見えている。それが他業種、例えば住宅市場の安定性によりオフセットされる。今週、住宅についてレポートを書いた※。Charles Schwabのwebサイト、私のTwitterにあるので詳細が読める。住宅が新たな、もしくは、進行中の(経済的な)弱さを補っている。

ー学資ローン返済再開、貯蓄減少、credit引き締まり、失業保険申請者数増加といった問題が指摘されている。2Hはどうなるでしょう?

・失業保険申請件数の観察は重要だ。重要なleading indicatorというだけでなく、最初に割れ目が表れる場所である。パンデミック後の特殊な状況において、従業員囲い込みの動きがある。それで(労働市場の)弾力性を一部説明できる。そして労働時間(hours work)にも注意を払うべきだ。労働時間は継続的に減少している。労働時間が減少しているとき、雇用者数が強いとは言えない。特に次回の雇用統計を見る時は、玉ねぎの皮を剥くように見る必要がある。

 別の悪化している指標は、一般的にjob finding rateと呼ばれるものだ。前月の求職者が当月に職を見つけられた割合だ。それは雇用市場が引き締まっているのか、緩んでいるのかのより良い指標になると思う。失業者と求人数の比を見るのが一般的であるが、求人数(job openings)は実際よりも多くなっているし、求職者数は転職者(job swtichers)を含んでしまっている。job finding rateがリアルタイムに労働指標を表す指標として重宝されるようになるだろう。

※:Housing: Rolling in (and out of) the Deep | Charles Schwab

 

インタビュー後半、労働市場について補足してまとめると・・・;

労働市場が弱くなっている可能性がある。

・従来、労働市場は新規雇用者数(payrolls)、失業者と求職数の比、といった指標で測られていた。

・しかし、今の労働市場パンデミック後の特殊な状況である。

 会社側には従業員を切ってしまうと、次に必要になったとき戻ってこないのではないか、という恐れがあり、労働者がクビにされずらい。それにより雇用者数は高めに出ている。

 求人数はremote workの一般化により、同じ仕事が異なる場所で掲示され、重複カウントされるなど、実際の数より多く出ている。

 転職により高い給料が見込めるため、通常よりも転職者が多い。そのため、見かけ上の失業者が増えている。

 よって「求人数は失業者の2倍」といった従来の指標は信用できない。

・より信頼できるのは、前月の求職者が翌月に仕事を見つけられた率(job finding rate)だろう。

という感じ?

 

で、そのjob finding rateはどこにあるかと言うと・・・、見つかりませんでした。

ダメじゃん。

 

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