塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

割安株は割に合う。

塾長です。

昨日(米国11/25)の米株市場は、マチマチ。

 S&P500、3,629(-0.16%)

 Nasdaq、12,094(+0.48%)

 Russell2000、1,845(-0.46%)

【米国市況】S&P500とダウ反落、成長減速を警戒-ドルが下落 - Bloomberg

Growthからvalueへのローテーションも一服。市場全体が一服し、なんらかの次のニュースを待っている感じ。

 

債券、為替も変わらず:

 10年債、0.8780

 ドル円、104.4420

 

経済指標はたくさん・・・、

 7-9月期 GDP(改定値)[前期比年率]、33.1%(予想33.2%)

 同 個人消費(改定値)、40.6%(40.9%)

 同 コアPCE(改定値)、3.5%(3.5%)

 10月 耐久財受注[前月比]、1.3%(0.9%)

 同・輸送用機器除く、1.3%(0.5%)

 新規失業保険申請件数、77.8万件(予想73.0万件)

 失業保険継続受給者数、607.1万人(602.0万人)

 10月 個人消費支出(PCEデフレーター)[前年同月比]、1.2%(予想1.2%)

 同 PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く[前月比]、0.0%(0.0%)

 同 [前年同月比]、1.4%(1.4%)

 10月 個人所得[前月比]、-0.7%(予想0.0%)

 10月 個人消費支出(PCE)[前月比]、0.5%(0.4%)

 10月 新築住宅販売件数[年率換算]、99.9万件(予想97.0万件)

 同[前月比]、-0.3%(1.5%)

 11月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値、76.9(予想77.0)

米GDP、第3四半期改定値は前期比年率33.1%増-予想と一致 - Bloomberg

米耐久財受注、10月は予想上回る伸び-コンピューターや金属堅調 - Bloomberg

米個人消費は10月に増加も、所得は減少-感染再拡大で不透明 - Bloomberg

米新築住宅販売、10月は99.9万戸に減少-なお06年来の高水準近辺 - Bloomberg

米消費者マインド、11月後半は3カ月ぶり低水準-期待が悪化 - Bloomberg

 

(コロナ患者数以外の)数字は悪くない。原油の上昇も続いている(WTI、45.86)。

 

個別株では、SalesforceがSlack買収交渉に入ったとか。またソフトバンクGの株が上がるかもネ。

 

司法省(DOJ)が、Intuit(INTU)のCredit Karma買収について、Credit Karma社の税金関係事業をSquareに売り渡す事を条件に認めるらしい:

Intuit, Credit Karma reach deal with DOJ to help complete $7.1 billion merger - MarketWatch

Intuitは確定申告するためのソフトウェアの会社。Credit Karmaは無料でクレジット・スコアを提供する会社だが、彼らも税金関係の事業をしていたらしく、そのまま買収を認めてしまうと、独占状態になるから、というのが理由らしい。

Intuitは+1.53%の350.47、Squareは+4.94%の212.92で引け。

 

Square買っておけば・・・。あとの祭り。

 

 

 

割安株(value)投資をしている資産運用会社The Oakmark Fundsのポートフォリオマネージャ、ウィン・マーフィーがCNBCに出演。割安株投資について語っていたヨ:

www.youtube.com

value vs. growthはチャートからは読み取れない。市場は1999年、2000年の状態(ドットコムバブル)のように見える。一部の株がとてつもなく上昇。そうすると、valueのパフォーマンスはみじめに見える。

 Russell1000 Growth Indexと、Russell1000 Value Indexを比べると、1910年から1年区切りで見てみると、ValueのパフォーマンスがGrowthに劣るのは、9回のみ(という訳で合ってるかな?)。3回は大恐慌の時代。1回はテックバブル(ドットコムバブル)。5回は過去5年。value株マネージャーとしては、ストレスのかかった時期だ。しかし、ここ数か月は調子が良い。

・我々がNetflixvalue株と見ているのは、その価値以下で取引されているからだ。我々は、将来に渡るキャッシュフローを現在価値に割り戻して、価値を判断する。今日のNetflixは多くのキャッシュフローを出していない。コンテンツに投資しているからだ。我々は、このコンテンツが将来大きなキャッシュフローを生むと考えている。我々は、Netflixの料金が世界的に安い、海外での浸透率がまだ低い、と考えている。5年~10年後の将来、彼らのキャッシュフローは、今のそれとは大きく異なるものになるだろう。

・(growth株が高く評価される動きは)過去にもあった。例えば、2008年、Research In Motion(Blackberryの会社)に$80Bの価値があった。その時の彼らの売上は$8B。それが今$8Bの価値しかない。

 1997年には、我々はEastman Kodakを90ドルで売るべきか議論をしていた。その頃、富士フィルムがサウス・キャロライナで大工場を建設していた。その時売っておくべきだった。フィルム事業が無くなってしまったのだから。

 価格はあなたの支払い額であり、value(価値)とはあなたが得るものである。我々の仕事は、ある企業が5年、10年後にどうなるかを分析する事である。計算(math)は、最後には合ってくるのだ。我々はキャッシュフローの7、10、12倍の会社を見つける。それが素晴らしいビジネスをしていたら、我々は喜んで買う。最終的には、たいていうまく行く。

パンデミックが起きた時、市場に混乱が起こった。我々はその機会をとらえた。

 我々は、3~5年後、人々は普通に暮らしていると考える。なので、Hilton、Booking.com、CBREといった株を買った。CBREはリースの企業と考えられているが、実際は、売上の半分が資産管理のアウトソースから来ている。アウトソースはそれほど一般的になっていない。25%程度だ。CBRE、Jones Lang LaSalleが大手。アウトソーシング企業は、利益の20数倍で取引されている。CBREは13、14倍。人々が永久に家で働くと考えられているからだ。

 

 

 

同じように考えて、REITを仕込んでいますヨ。ホテルも持っている。

もちろん、全突っ込みではないし、ポートフォリオの一部としてネ。