塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

Amazonの独占的地位は安泰か?

塾長です。

昨日(米国10/14)の米株市場は、下落。

 S&P500、3,488(-0.66%)

 Nasdaq、11,768(-0.80%)

【米国市況】株が続落、経済対策合意への期待しぼむ-銀行株軟調 - Bloomberg

経済刺激策がまとまらないようで:

米経済対策、選挙前の合意ほぼ絶望的-財務長官が政治の現実を指摘 - Bloomberg

一日の値動きの理由としてはその通りかもしれないけれど、「大統領選前に経済刺激策がまとまらない=株が下がり続ける」ではないので、ご注意を。

 

指標は、

 9月 PPI[前月比]、0.4%(予想0.2%)

 同[前年同月比]、0.4%(予想0.2%)

 9月 PPIコア、0.4%(予想0.2%)

 同[前年同月比]1.2%(予想0.9%)

米生産者物価、9月は予想を上回る伸び-価格決定力の回復進む - Bloomberg

 

債券、為替は、

 10年債、0.7720

 ドル円、105.112

長期債券利回りがジリジリ上昇、そして円高方向に反転・・・。

 

 

個別には、BofA、Goldman、Wells Fargoの決算が主要な話題。

でも、面白くない(興味ないとも言う)ので、パス。

ここではDarkstoreのCEOがインタビューに答えていたので、取り上げてみたい!

まず「Direct-To-Consumer brands」という括りがある。DTCと約される。Amazonなどの外部通販サイトを通さず、独自WEBサイトを設け、消費者に直接販売する(ブランド)企業のこと。Nikeが有名。新興企業Pelotonもそう。

それぞれ独自の配送網を作るとお金がかかる。そこで、Darkstoreのような、倉庫・ピッキング・配送を専門に請け負う企業の登場。

www.youtube.com

・Darkstoreは、分単位で仕事をする。(配送先である)客が住んでいる所から数ブロックのところに、マイクロ・フルフィルメント・センターを持っている。

・今は都市部に展開だが、我々のミッションは全ての製品を全世界の人々に2時間でアクセス可能にする、こと。

 新しく立ち上げたFASTAFは、NIKE、Levis、Glossierといった有名ブランドを2時間で届ける。

・今はロサンジェルスで展開。SONOS、Nintendoなどを配送。習週間後には、NYに進出する予定。550拠点を

280都市に持っている。

・我々は店舗を客に持っていく。200のDTCブランドを扱っている。1200製品。

・ドットコムバブル時代のKozmo.com, Urbafetchとの違いは、世の中の状況が変わったこと。3つのトレンド。小売りのシフト、実店舗から配達へ。レガシーブランドの市場価値と比べて、DTCブランドの売上の方が大きいくらいだ(市場価値が高い、と言いたいのだと思う)。デパートでさえ、フルフィルメントセンターに衣替えしている。

 

 

カテゴリー的には、3PLになると思うのだけど、こちらのDarkstoreは、都市部に集中しているのと、Doordashと提携して配達しているのが差別化要素みたい。

Amazonは中国製偽物商品問題、独占問題、販売情報を自社ブランド作りに活用している疑惑があったり、そもそもAmazonだけでは面白くなかったり。

Shopifyこんな企業がたくさん出てきて、イノベーションを起こしてくれると、面白い。

 

こちらの記事も参考になる:

The direct-to-consumer strategy is making a run at Amazon's throne