塾長です。
昨日(米国10/19)の米株市場は、システマチックに売られた感じで、大幅下落。
S&P500、3,426(-1.63%)
Nasdaq、11,478(-1.65%)
【米国市況】S&P500が2週ぶり安値-経済対策合意の期待後退 - Bloomberg
債券、為替は、
10年債、0.7610
ドル円、105.451
と、変わらず。
指標は、
10月 NAHB住宅市場指数、85(予想83)
米NAHB住宅市場指数、過去最高を更新-金利低下で需要好調 - Bloomberg
個別株では、ConocoPhillipsがConchoを$9.7Bで買収するのが、一番大きなニュースかな。15%のプレミアム。全額、株での支払い。
・我々の顧客の一部は幻滅している。ConchoはParmian Basinでトップ5に入る(シェールオイルの採掘)企業だった。”マイルド”なプレミアムで売却されてしまった。このディールで誰も興奮しないが、誰もがコンソリデーションは正しい動きだと認識している。2つの良い企業が一緒になれば、さらに良くなり、究極的にはポジティブだと。
・15%のプレミアムは低いが、Concho CEOティム・リーチが言うには「基本的に我々は新しい世界に突入している、株主にリターンを提供するためにキャッシュが必要、独立企業には難しい、再投資しなければ継続的に40%生産が減る」それがファンダメンタルな問題だ。
この産業の歴史を見ると、成長して、成長して、大手に売るのが普通。問題は、今は買い手がなかなか見つからない。
・EOG Resourcesに注目が集まっている。先週、takeoverされるとの悪い噂で売られた。私は、ベストな会社だと思っている。
PXDも良い。低成長で、キャッシュリターンをする戦略。
その2社が、Permianでは良い。Parsley(か、Diamondback?良く聞こえなかった)に買収される可能性がある。
一般的に言って、Permianは投資に良い場所。石油需要、特にジェット燃料の需要が戻る必要がある。
我々は、どれだけ石油を使い、それの置き換えがどれだけ難しいかを知れば、世界は驚くだろうと思っている。我々は置き換えに賛成だが、Green New Dealが言うほど簡単ではない。
倒産させない形で統合が進んでいるのが、イイ!
業界で大量倒産を出してしまうようだと、銀行・債券保有者・株式保有者が大損→経済全体に良くないので。
この方向が継続するようなら、石油はBUY。
こんな話もあるので、もう少し株価は下がりそう。下がってからが、BUY: