塾長です。
昨日(米国2/25)の米株市場は、大幅反落。
S&P500、3,829(-2.45%)
Nasdaq、13,119(-3.52%)
Russell2000、2,200(-3.69%)
【米国市況】株反落、ハイテクに売り-10年債利回り一時1.6%台 - Bloomberg
債券、為替、コモディティ:
10年債、1.5180
ドル円、106.2280
Bitcoin、48,038
この後でも触れますが、債券利回り上昇が止まらない:
米国債利回りスピード上昇、10年物一時1.6%台-リスク資産に警報 - Bloomberg
国債売りが売りを呼ぶコンベクシティヘッジの影、市場は戦々恐々 - Bloomberg
ブラード総裁、10年債利回り上昇「適切」-力強い回復見通し反映 - Bloomberg
経済指標:
1月 耐久財受注[前月比]、3.4%(予想1.1%)
1月 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比]、1.4%(0.7%)
1月 住宅販売保留指数[前月比]、-2.2%(0.0%)
同[前年同月比]、8.2%
米耐久財受注、1月は6カ月ぶり大幅増-航空機の受注などを反映 - Bloomberg
米中古住宅販売成約指数、6カ月ぶり低水準-在庫不足が影響 - Bloomberg
個別株では、HP、Dellなどが決算。コロナのおかげで、PCビジネスは調子が良く、好決算。
ただ、長期金利の上昇で、バリュエーションの高い銘柄が一様に売られた。
- Tesla、682.22(-8.06%)
- Facebook、254.69(-3.64%)
- Apple、120.99(-3.48%)
- Amazon、3,057(-3.24%)
- Netflix、546.70(-1.21%)
- Google(Alphabet)、2,031(-3.05%)
- Microsoft、228.99(-2.37%)
金利上昇=将来利益を現在価値に変換するときの割引率が高くなるので、当然と言えば当然。ただ、落ちるならもっと落ちてくれないと、買い場とは言えない。
・AT&Tが長いあいだ待たれていたビデオ部門の分離(spin off)を発表。AT&TとTPGは、新会社DirecTVを立ち上げる。そこにはAT&Tのビデオ部門が合流。DirecTV、AT&T TV、U-Verseが含まれる。
AT&Tは新会社の評価額を$16.25Bと見積もっている。市場の見積もりは$15B。
新会社の70%をAT&Tが所有、TPGが残りの30%を持つ。AT&Tは、この取引により、$7.8Bを受け取ると期待される。
そして、株価がどうなったかと言うと、-2.55%の28.63・・・。ダメじゃん。
TPGとの取引はしばらく前にリークされていたので、「噂で買って、事実で売る」なのかというとそうでもなくて、AT&T株価はコロナショックで大きく落ち込んだあと、横ばい。
AT&TにDirecTVが70%残る、というのが中途半端だからな???
こちら、AT&T直近1年の株価:
Forward Dividend & Yieldは2.08(7.13%)。