塾長です。
昨日(米国10/21)の米株市場は、連騰に次ぐ連騰。
S&P500、4,549(+0.30%)
Nasdaq、15,215(+0.62%)
【米国市況】S&P500種が最高値、決算を好感-国債利回り上昇 - Bloomberg
債券、為替、コモ:
原油、82.38
10年債、1.6760
ドル円、113.9870
Bitcoin、62,472
米5年債利回りが一時1.20%超え、来年末までの利上げ2回を織り込む - Bloomberg
ビットコイン一時87%安、バイナンス米交換所で-アルゴリズムのバグ - Bloomberg
JPモルガンが警告、ビットコイン先物ETFはコスト伴う恐れ - Bloomberg
経済指標:
9月 鉱工業生産[前月比]、-1.3%(予想0.2%)
10月 NHAB住宅市場指数、80(76)
財政政策:
米民主党、税制と歳出プログラムでなお対立解消せず-週内合意不透明 - Bloomberg
個別株:
今日も決算ぞくぞく。
Bloombergで取り上げられていた3社、どこもAppleに関わっているのが面白い。SnapはAppleのデータ収集制限のせいで、広告収入伸び悩み懸念。IntelはAppleがMacのCPUとして使わなくなった。AT&Tはもちろん携帯電話屋として。Appleは「インフラ」なのだと再認識。
スナップ株急落、7-9月売上高が予想下回る-アップルの制限が重し - Bloomberg
インテル株下落、業績見通しと7-9月期決算で収益性への懸念強まる - Bloomberg
AT&T、利益と無線契約者数の伸びが市場予想上回る-売上高は減少 - Bloomberg
無線通信の契約者数は120万人の純増。アナリスト予想は70万5461人の純増だった。増加全体のうち92万8000人が新規の電話契約者だった。
米国でのケーブルテレビHBOおよび動画配信HBOマックスの契約者数は180万人減少。アマゾン・ドット・コムとの配信契約打ち切りが影響した。
AT&Tの決算については、Market Watchの解説記事があった:
AT&T sees big subscriber gains but stock dips after earnings - MarketWatch
プロモーションの結果で契約数が伸びているが、それが利益を押し下げる的な事が書いてあって、ネガティブ。株価が下落しているということは、多くの人がそういう見方をしているのでしょう。何をやっても評価されない感じ「今まで投資家を裏切ってきたので、結果を出せ」ということか(ビックリするような決算を出したり、DirecTVがビックリするような高値で売れない限り、株価は上がらない)。
AT&Tの株価は-0.58%、25.76ドル:
12月、損出しのために少し売るつもりデス。
個人的にも大好物のChipotleが好決算(詳細割愛)。明日CEOがCNBCに出演するそうデス:
最後は、トランプ前大統領が立ち上げたメディア企業TRUTH Social。SPACで上場を計画しており、そのSPACであるDigital World Acquisition Corp(DWAC)の株価が急騰。
トランプ氏、新会社設立でソーシャルメディア上のプレゼンス回復へ - Bloomberg
トランプ氏のSNSに早くも熱狂か、SPACに「レディット軍団」殺到 - Bloomberg
こちらDWAC、昨日1日の株価。+356%上昇。市場価値は$1.635B。
ヘッジファンドTelemetry創業者トーマス・ソーントンが「トランプ支持者の10%が、ニュース購読に毎月10ドル支払えば、$1Bになる」と解説していた:
但し、トランプ支持者数の出所・確かさは不明。10%が有料購読するというのは、過大見積もりな気がする。
とは言え、保守系の政治・経済研究所、論客をうまく利用し、「〇〇を撃ち殺せ」的過激メッセージを出さなければ、それなりに成功するかも?$1Bくらいの売上は作れそう。コストもあまりかからないでしょう。企業広告は・・・付かないかな。
中間選挙でトランプが大統領に返り咲く可能性を考えれば、(価値ゼロになるのを覚悟で)少し買ってみても面白い気がしますが、SBIや楽天証券からは買えませんネ。残念。