塾長です。
昨日(米国3/11)の米株市場は、またもや気持ちよく上げた。
S&P500、3,939(+1.04%)
Nasdaq、13,398(+2.52%)
Russell2000、2,338(+2.31%)
【米国市況】株が最高値、ハイテク中心に買い-大型刺激策を意識 - Bloomberg
債券、為替、コモディティ:
10年債、1.5270
ドル円、108.559
Bitcoin、58,051
ビットコインが最高値に接近、リスクオンのラリー加速 - Bloomberg
経済指標は、失業保険。
米新規失業保険申請件数、予想よりも減少-昨年11月以来の低水準 - Bloomberg
財政では、$1.9T経済対策にバイデンがサインして、法案成立。おめでとう。次はインフラ投資だね。
バイデン氏、追加経済対策法案に署名-個人給付は今週末にも開始 - Bloomberg
政治では、このニュースに注目。バイデン政権になって初めて(多分)対中制裁強化。バイデンが口先だけでなく、実行力を持って対中強硬路線を取るのか、引き続きwatch。
米、ファーウェイ一部サプライヤーの輸出条件厳格化-5G関連認めず - Bloomberg
そんな中国は、したたかにオリンピックを利用。日本にはできない芸当。うまいなぁ。
中国、IOCにワクチン提供を申し出-東京、北京五輪の参加者向け - Bloomberg
個別株では、Expediaに注目。
ジョシュ・ブラウンが勧めていた(4:30あたりから):
・いくつか見て欲しいチャートがある。
まずExpediaのチャートを見て欲しい。モンスター級のブレイクアウトをした。このブレイクアウトの初期のイニングかも知れない。この株は2015年後半のレベルまで売り込まれた。疑いの余地はあるとしても、旅行・レジャーにおいて、それが最も質の高い株となっている。
Trip Advisor。俺は持った経験はない。持つべきだったろう。彼らは旅行業界のNetflixになろうとしている。まだブレイクアウトしていない。今まさにブレイクアウトするところかも知れない。旅行のサブスクを提供。テクノロジーを中心とした形で、それはかつて試みられていなかった。俺は彼らのアイディアに魅了させられている。
Bumble。これはre-opening株の一つだ。我々の世代における傑出したre-opening株かも知れない。最近公開したばかりで、昨日びっくりするほど良い数字を出した。フォワードガイダンスも良好。$12Bの市場価値。$700Mくらいの売上。これは通常、割安株、景気循環株とは呼ばれない株だ。しかし、もしreopeningが作動するなら、この株もうまく行く。人々が外に出て他の人に出会うという抑圧された需要がある。デートだけではない。友達を探したり、ビジネスの結びつきだったり。これはソーシャル・ネットワーキングの次のブランドになるかも知れない。
今まさに上昇しようとしている多くの会社がある。これは重要なトピックだ。これは、成長株 vs 割安株というパラダイムに逆らうものだ。それは重要ではない。今重要なのはre-openingだ。
Expedia(EXPE)の5年チャート。
17年7月につけた過去の最高値である156ドルを上回ったところ:
TripAdvisorのサブスク、知りませんでした:
「トリップアドバイザー」が旅行のサブスク開始を発表 | TABI LABO
11月6日の決算報告会で、2021年に旅行者向けのサブスクリプションサービスをローンチすることを発表した。
計画内容の詳細はまだ明かされていないものの、会員は何万もの一流ホテルの割引や特典、約40万のツアーやアクティビティのお得な情報にアクセスできるようなサブスクサービスを目指すとのこと。
同社はすでに「Spotlight」や「Reputation Pro」といったビジネス向けサブスクサービスを展開しているが、一般ユーザーに対してはこれが初めて。
TripAdvisor 2020Q3株主へのれターには次のように記載されている:
within the next few months we intend to start rolling out a new subscription-based,
direct-to-consumer offering that enables us to serve travelers in a whole new way and help
them get more value out of their travel experiences. Subscribers will be able to access valuable
deals and perks across tens of thousands of top-ranked hotels as well as exclusive savings on our
nearly 400,000 bookable experiences and, like other gold standard consumer subscription
services, we plan to add more benefits to deliver more value to consumers over time. We are
cautious with our expectations in launching any new product in travel right now and the initial
launch will be limited in product and geographical scope by design. However, we believe the
consumer value proposition will resonate globally and we are excited about the potential for a
subscription offering to enhance our long-term relationships with travelers.
今後数か月のうちに、まったく新しい形で、旅行体験からさらなる価値を絞り出すサブスク型超品を直接消費者に提供する。
サブスクを受ける顧客は、数万件のホテルや、400,000にも上る予約体験から割引を受けられる。
継続的に価値を追加していくつもりだ。
新しい商品なので、慎重に提供を進める。まずは限られた地域、限られた製品から。
この商品がもたらす顧客価値は、世界中で共感を呼ぶだろう。そのポテンシャルに興奮している。
TripAdvisor(TRIP)の株価はこちら:
PE ratioはN/A。
え、まだ赤字?
Bumbleのニュースはこちら:
マッチングサービスBumbleが1株43ドルでIPO | TechCrunch Japan
なるほどねぇ。
「もうApple高くて買えないなぁ」なんて愚痴っていても何も始まりません。
自分の不勉強を恥じるばかり。