塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

サントリー立浪社長英語インタビューを勝手に採点

塾長です。

まったく人気の出ない「塾長が勝手に日本人社長の英語インタビューを評価するコーナー」ですよ~。

先日(米国7/2)のCNBCにサントリー立浪社長が出演シテタ:

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ージムビーム、山崎などをつくるサントリー。現在再生可能エネルギー利用率30%を2022年までに100%に引き上げる計画。CEOの立浪さんです。

これはどれくらい大変なことですか?

・多くの技術、投資が必要。我々は二酸化炭素排出を2050年までにゼロにする大胆な計画を立てた。これはその中間地点である。我々はグリーンな電力を電力会社から買わなければいけない。敷地内での発電もする。2030年までに$10Bの投資をする。大きな計画だ。

ーESG観点で、競合と比較してどうか?投資家、消費者、従業員から信頼を得られると思うか?

・その通りだ。我々は複数のステークホルダーと対話しなければならない。特に消費者と社会。そして、社員。これは重要な問題であり、大胆な決断だ。

ー経済再開が進んで、アルコールの消費はどうなる?過去と違ったものになるだろうか。Spritzerの家庭での消費は驚くほど好調だ。

・トレンドは、プレミアム製品に向かっている。その方向性は変わっていない。レストラン、バーでの消費は、ワクチンがゲームチェンジャーとなる。

ーオリンピックの経済アドバイザーですね。日本はワクチン接種が遅れているそうですが?

・あと3週間に迫っている。競技者は日本に到着してきている。オリンピックが日程どおりに開かれるのは間違いない。東京は半ロックダウン中。しかし、政府と開催者は空港での検査を強化、アスリートやスタッフの安全バブルを確保している。全ての準備は万端。しかし、東京でのデルタ株の感染拡大は懸念している。政府と開催者は、無観客を宣言するかも知れない。

 

 

ニュースの中身自体は、こちらを参照:

2022年までに、日米欧の自社生産研究拠点※1の電力を100%再生可能エネルギーに切り替えへ|サントリーホールディングス株式会社のプレスリリース

 

 

 

少し英語上達したかも?

以下、3つの点を改善すると良くなるでしょう。

1.まずESGを進める理由を言おう。「多くの消費者がそれを望んでいる」とか、もっと大きく、社会的意義を語っても良い。そして「それが我が社のコアである」なんて偉そうに言うのが米国流。

2.データ、数字を示そう。バーでのアルコール消費が増えると思うなら、「今年後半は前年度比20%増を見込んでいる」等と言って欲しかった。利益率が・・・とか、ここは投資家に会社と自分の成果を売り込むチャンスですヨ。

ESGに関しても「我々の調査では、20代、30代の若者のうちx%は・・・」とデータを示せるとなお良い。

 3.前向きに語ろう。東京でデルタ株が心配なのは理解するが、最後に「それでもオリンピックは次世代の若者たちに夢と希望を与えるのだ」的な一言を付け加えよう。

 

辛口な評価になってしまいましたが、立浪さん、英語でインタビュー受けられるだけでも偉い。

68点を差し上げます。