塾長です。
昨日(米国8/12)の米株市場は、PPIが予想を上回ったにも関わらず、棒上げ。インフレ懸念はどうなった?
S&P500、4,460(+0.30%)
Nasdaq、14,816(+0.35%)
【米国市況】S&P500また最高値、取引レンジは小幅-ドル上昇 - Bloomberg
債券、為替、コモ:
原油、68.82
10年債、1.3670
ドル円、110.371
Bitcoin、44,249
2兆ドルに迫る仮想通貨市場、米インフラ法案で税務報告義務に直面 - Bloomberg
経済指標:
7月 卸売物価指数(PPI)[前月比]、1.0%(予想0.6%)
同[前年同期比]、7.8%(7.3%)
7月 卸売物価指数(PPIコア、食品・エネ除く)[前月比]、1.0%(0.5%)
同[前年同月比]、6.2%(5.6%)
米生産者物価指数、7月は予想上回る伸び-インフレ圧力が継続 - Bloomberg
米住宅販売価格、4-6月は23%上昇と過去最大の伸び-価格も最高 - Bloomberg
全米不動産業者協会(NAR)の12日発表によると、中古一戸建て住宅の販売価格(中央値)は前年同期比23%上昇の35万7900ドル(約3950万円)と過去最高。
個別株:
ディズニーが決算。ネズミさん、ありがとう:
ディズニー株上昇、動画配信サービス加入者が予想上回る - Bloomberg
ディズニープラスの加入者数は4-6月期に1億1600万人に達した。アナリストは1億1310万人を見込んでいた。新型コロナウイルスのため閉鎖されていたテーマパークの営業が再開し、1株利益は一部項目を除いたベースで80セントに増加。アナリスト予想の55セントを上回った。
Palantirも好決算。Forte Capital Grou創業者兼CEO ロジャー・モンテフォートの解説:
ー(Palantirの)売上が増加している。49%増だ。投資家が注目しているのは、商業向けの売上だ。
・Palantirに対する疑念は、一次元的な会社なのかどうかだ。誰もが、巨大な政府との契約を持っているのを知っている。また、大企業との契約もある。疑問は、商業向け(commertial side)の売上が信頼に足るものかどうかだった。今期の決算で、その答えが出た。商業向け売上が90%増。中規模の契約を取り始めたのだろう。そうであれば、今後大きな成長が見込める。
ー決算発表では、meta-constellation※について語った。宇宙領域でのAI活用、らしい。
・多くの機会がある。先期の顧客数の伸びは大きかった。21年にかけて顧客数を2倍にする計画だ。売上は49%増。そして、フリー・キャッシュフローが今回も黒字。ガイダンスを$150Mから$300M に引き上げ。
ー営業レバレッジ(operating leverage)に感銘を受けているそうですね?
・今の時点で、この会社に逆風はほとんど吹いていない。文字通り、この業界では800ポンドのゴリラだ。商業部門でのトラクションもある。成長のプロファイルは素晴らしいものになる。
※Meta-Constellationって何ですか???
Seeking Alphaが決算発表の文字起こしをしてくれていたので、読んでみると:
複数の衛星から得られるデータを統合して分析するサービスの模様。どこで山火事が発生しそうか、気候変動と農作物生産性の関係、対潜水艦戦闘のための太平洋岸港湾監視に使えるのだそうだ。
株価は11.36%上昇して24.89。一日の値動きとしては素晴らしいが、meme株(の一つ)として持ち上げられていた1月時点の高値(38ドル)にはまったく届かず:
逆に考えると、買い時?