米国初任給、$100,000（1千2百万円）が当たり前？

塾長です。

昨日（米国4/8）の米株市場は、引けにかけて売られ、マイナスフィニッシュ。

　S&P500、4,4888（-0.27%）

　Nasdaq、13,711（-1.34%）

債券・為替・コモ：

　原油、97.90

　10年債、2.7130

　ドル円、124.3200

　Bitcoin、42,215

経済指標：

なし。

金融政策：

なし。

財政政策：

なし。

個別株：

今日もニュースが少ない日でした。決算待ちですかネ。ということで小ネタ集。

●イーロン・マスクが「リチウム価格は高すぎる。Teslaは自社で採掘・精製をしなければならなくなるかも」とツイートしたらしい。彼のTwitterを見直したのだが、当該ツイートは発見できず。見逃してる？CNBC解説者のコメントは面白くない；

Loup Venture ジーン・マンスターもコメント；

「希少物質への採掘に乗り出しても驚かない。Teslaは他の自動車会社と違い、完全垂直統合型。その可能性は高い」のだそうです。

その後、「Tesla納車に要する期間は4.5か月。伝統的な自動車会社はそれが分からないので、米国、５つのディーラーに電話して聞いてみた。平均は２か月だった。すなわち、テスラは他の自動車メーカーより２倍の需要がある・・・」と言った。

ありゃりゃ。納車期間＝需要ではないですヨ！

● 4月１日、NYにあるAmazon倉庫労働者が投票を行い、組合結成を決めました。Amazonで初の労働組合。昨日それに対してAmazonが意義申し立て。内容が面白い；
Amazon calls for election re-run after workers voted for first U.S. union | Reuters

Amazon also accused the ALU of intimidating workers and distributing marijuana to gain votes in its favor, according to a company filing on Friday.

Amazonは、ALU（Americcan Labor Union）が労働者を脅したり、（組合結成への）賛成票を得るためにマリワナを配っていた、と申し立てた。

これをAmazon Originalで映画化したら、Amazon株を買う（買い増す）。何でもカネにする貪欲さ、転んでもタタでは起きないしたたかさを見せつけて欲しい。

● Glassdoorが2021年インターンに最も高い月給（中央値）を払った25社を公開；
25 Highest Paying Internships For 2021 - Glassdoor Blog

高い順に、Nvidia $8,811、Facebook $8,023、LinkedIn $8,009、Amazon $7,954・・・。年額に直すと、約100,000（=1千2百万円）もらえる計算。これはインターンなので、実際就職したらもっともらえる。

さすが米国テクノロジー企業！と思いきや、Walmartがトラック運転手に初年度$100,000/年支払うと言っている；
Walmart increases salary for truck drivers to over $100,000 | WGN-TV

日本だとどれくらい稼げるのでしょうか？こちらのサイトでは長距離で400~750万円/年と紹介されていました。Walmartの1/3～1/2に相当；
トラックドライバーの給料を紹介！長距離運転手の平均年収は？

この”初年度$100,000”という数字が面白い。昨年夏頃ウォール街の若手バンカー賃上げが話題になった時も、初年度$100,000（10万ドル）と言われていた。

今回の変更により、１年目のアナリストの基本給は10万ドルに増加するという

ということで、米国では初任給$100,000（=$1千2百万円）／年が当たり前。日本は貧しくなった（投資するなら米国へ）と再認識。

一応、Glassdoor（や、Indeed）の親会社リクルートHDの株価を見ておきましょう。こちら５年チャート。

PER 34.11、配当利回り 0.39%・・・。

株式分割してくれないですかネ？

塾長の資産運用