塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【エド・ヤーディーニ】米国経済はローリング・リセッションからローリング・エクスパンションに変化する

塾長です。

昨日(米国6/28)の米株はヨコ。

 S&P500、4,376(-0.04%)

 Nasdaq、13,591(+0.27%)

【米国市況】株は四半期末控え売買交錯、円は連日の年初来安値更新 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、69.25

 10年債、3.7100

 ドル円、144.3820

 Bitcoin、30,115

ドルは144円前半、海外で昨年11月以来の高値更新-円安けん制に警戒 - Bloomberg

 

 

経済指標:

 5月 卸売在庫[前月比]、-0.1%(予想-0.2%)

 

 

金融政策:

■欧米英日の中央銀行関係者がポルトガルでバカンス;
パウエル議長、連続利上げ排除せず-7月と9月に動く可能性示唆 - Bloomberg

 パウエル議長は「インフレ率が急激に低下し、2%への軌道に乗ったと確信できれば、それは異なった状況になるだろう」と発言。「そうなれば政策の緩和について考え始めることになる。だがそうした状況からはまだ程遠い。現時点でそうしたことは考えていないし、近い将来にもない」

植田日銀総裁、24年の物価上昇「確信」できれば政策変更あり得る - Bloomberg

「そこ[23年末]からは、24年に入ってインフレの伸びが幾分加速すると予想しているが、この2番目の部分についてはさほど確信できていない」と発言。「2番目の部分が実体化するとの妥当な確信が持てれば、政策を変更する良い理由となる可能性はある」

意訳すると「2024年も物価は上がり続けるが、利上げしないぞ」だ。

 

元ダラス連銀総裁リチャード・フィッシャーはこの会議について問われ・・・;

www.youtube.com

「4中央銀行はインフレ率2%ゴールを見捨てないという事だ。特に米欧英は。ところで(イングランド銀行総裁)ベイリーの眉毛は立派だね」と冗談を飛ばしていた。

すなわち、それだけ見どころの無い会議だった、という事。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■主力の一つ、General Millsが!;
ゼネラル・ミルズ株下落、通期業績の減速見通し示す-消費者が慎重 - Bloomberg

 同社は通期の調整後利益について、1桁台半ばの伸びを予想。2023年5月通期の調整後利益は為替変動の影響を除いたベースで、10%増の1株当たり4.30ドルだった。

最近ズルズルと下げていたので、決算内容がモレていたのでしょう。

株価は-5.17%、76.72ドル。

5年チャートで確認すると、こんな感じ;

General Mills 5Y 2023/6/28 - Yahoo Finance

2022年10月頃(←S&P直近底)の水準に逆戻り。

PER 16.57、Forward Yield 2.64%。

少し買われ過ぎ。買増しません。

 

 

■Micronは過剰在庫から抜け出しそう;
マイクロン6-8月期、堅調な売上高見通し-供給過剰緩和を示唆 - Bloomberg

28日の発表資料によると、6-8月期売上高は最大41億ドル(約5900億円)の見通し。アナリスト予想平均は38億7000万ドルだった。

 :

3-5月(第3四半期)売上高は57%減の37億5000万ドル。一部項目を除いた1株損失は1.43ドル。アナリスト予想平均は1株損失が1.59ドル、売上高は36億9000万ドルだった。

株価は時間外で+2.73%、68.90ドル。

DRAMが回復しているということは、PC市場もリセッション状態から抜け出すのでしょうネ(ローリング・リセッション)。

 

 

ローリング・リセッションと言えば、強気派エド・ヤーディーニはこんな風に書いている(有料レポートなので中身読めません。前書きのみ);

The permabears will have to postpone their imminent recession yet again based on today's batch of US economic indicators, which suggests that our "rolling recession" is turning into a "rolling expansion."

The housing market seems to be recovering nicely from its recession, which started early last year. The manufacturing sector is showing signs of bottoming, while nondefense capital goods orders excluding aircraft rose to a record high in May. Consumer confidence is improving as job openings remain plentiful. Notwithstanding all these upbeat developments for the economy, regional surveys of prices paid and received remain disinflationary. It all supports our rolling-expansion-with-disinflation (REWD) scenario, which would confirm our rolling-recession-with-disinflation (RRWD) scenario since early last year. The stock and bond markets seem to share our optimism about the fundamentals.

パーマベア※は、今日の一連の米国経済指標に基づいて、差し迫った景気後退を再び延期する必要があるでしょう。これは、我が国の「緩やかな景気後退※」が「緩やかな景気拡大※」に変わりつつあることを示唆しています。

住宅市場は昨年初めに始まった景気後退から順調に回復しているようだ。製造業部門は底入れの兆しを見せている一方、航空機を除く非国防資本財受注は5月に過去最高に増加した。求人は依然として豊富にあるため、消費者信頼感は改善している。こうした経済の明るい展開にもかかわらず、支払価格と受領価格に関する地域調査は依然としてディスインフレ傾向にある。これらはすべて、当社のローリング・インフレ・ウィズ・ディスインフレ(REWD)シナリオを裏付けており、昨年初め以来のローリング・リセッション・ウィズ・ディスインフレ(RRWD)シナリオを裏付けるものとなる。株式市場と債券市場もファンダメンタルズに関する楽観的な見方を我々と共有しているようだ。

by Google翻訳

さすがのGoolge翻訳も「permabears」「rolling resession」「rolling expansion」はうまく訳せないようです。

それぞれこんな意味;

・permabears ー 永遠の弱気派、常に弱気説を唱える人々。代表的なのはマイク・ウィルソン。

・Rolling Resession ー 各種業界・セクターが時間差を持って景気後退期に入り、回復するため、経済全体で見れば大きな景気後退にならない状態

・Rolling Expansion ー 各種業界・セクターが時間差を持って拡大基調に向かう様子

 

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