塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジェレミー・シーゲル教授】債券はインフレに弱い。長期投資なら株一択。今が買い時。

塾長です。

昨日(米国10/17)は小売売上高により米国経済の好調が確認され、債券安・株ヨコ。そして円安。

 S&P500、4,373(-0.01%)

 Nasdaq、13,533(-0.25%)

【イスラエル】米大統領ヨルダン訪問中止、ガザ病院攻撃で数百人死亡 - Bloomberg

  米国債市場では2年債利回りが2006年以来の高水準を付けた。金利スワップ市場の動向によると、11月の金利据え置きの後、来年1月に0.25ポイントの利上げが実施される確率は60%超となっている。12月利上げの可能性もあるが、1月よりも確率は低い。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、88.05

 10年債、4.8470

 ドル円、149.7580

 Bitcoin、28,426

 

 

経済指標:

 9月 小売売上高[前月比]、0.7%(予想0.3%)

 9月 小売売上高コア[前月比]、0.6%(0.2%)

 9月 鉱工業生産指数[前月比]、0.3%(0.0%)

 9月 設備稼働率、79.7%、79.6%

米小売売上高、9月は予想上回る伸び-消費者の底堅い需要を示唆 - Bloomberg

 9月は13カテゴリーのうち8つで増加。飲食店や自動車ディーラー、パーソナルケア用品が特に大きく伸びた。

 :

  小売売上高で唯一のサービス分野である飲食店は0.9%増。食料品店は0.4%増えた。

  自動車は1%増と、ここ4カ月で最大の伸びとなった。

 

米鉱工業生産指数、約5年ぶり高水準-鉱業と製造業がけん引 - Bloomberg

  全米自動車労働組合(UAW)によるストにもかかわらず、自動車組み立てが年率1106万台に増加した。

 

 

金融政策:

バーキンが(まったく関係ない)中東の紛争まで持ち出して、金利据置きを正当化している;
リッチモンド連銀総裁、追加利上げが必要かどうか見極める時間はある - Bloomberg

  その上で、「われわれは紙一重のところを進んでいる。修正が足りなければ、インフレが再燃する。修正し過ぎれば、景気に不必要なダメージをもたらす」と指摘。「最善の政策ですら、外部のイベントによって妨げられる可能性がある。最近の中東でのニュースでそれを改めて思い知らされた」と話した。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

【イスラエル】米大統領ヨルダン訪問中止、ガザ病院攻撃で数百人死亡 - Bloomberg

  パレスチナ自治区ガザ北部のガザ市の病院が17日、攻撃に遭い、数百人が死亡した。ガザの当局者はイスラエル軍空爆によるものだと述べた。一方、イスラエルは関与を否定。パレスチナの過激派武装組織「イスラム聖戦」が誤って病院をミサイル攻撃したとイスラエル軍は説明した。

ロシアと手口が同じ。イスラエルにはロシアからの移民が多いので・・・以下、略。

 

 

個別株:

Goldman Sachs、Bank of America、Lockheed Martinなどが決算;
ゴールドマン、トレーディング堅調-不動産投資損失が利益圧迫 - Bloomberg

  不動産投資で2億1200万ドル(約320億円)の損失を計上したほか、3億5800万ドルの減損が響き、純利益は33%減の大幅減益となった。

株価は-1.60%、309.36ドル。

 

BofAの7-9月、トレーディング収入と純金利収入が予想上回る - Bloomberg

バンク・オブ・アメリカ(BofA)が17日発表した7-9月(第3四半期)決算は、トレーディング収入が少なくとも過去7年で最高となり、純金利収入(NII)もアナリスト予想を上回った。引き続き米利上げと相場変動の恩恵を受けた。

+2.33%、27.62ドル。

 

LMT Stock: Lockheed Martin Beats Earnings Forecasts, Defense Contractors In Focus

Lockheed's total backlog rose to $156 billion as of September 2023 from $149.99 billion in December 2022. The company saw an increase in orders across every business segment except for aeronautics.

+0.16%、441.13ドル。

 

 

■ジェレミー・シーゲル教授の有難い言葉で〆;

www.youtube.com

ーシーゲル教授は株を好み、年末に向けてラリーすると考えている。多くの人はより大きなpull backが来ると言っているが、あなたはサゲは終わったと言っている。なぜですか?

・なぜだか説明しよう。多くの人は債券を見て、株と競合するのでは?と言っている。まず、株は来年の利益見込みに対して、17倍のマルチプルで取引されている。もしテック株を除けば、14~15倍だ。小型株は11倍だ。それには理由があるだろうが。とは言え、valuationはとても低い。より重要なのは、なぜ債券利回りがこれほど上昇しているのか?だ。FEDだけのせいではない。人々が考えていたのようり速い成長のおかげだ。それは株にとって良い。AIの有望さであったり、3Qの決算は強く出る。私には弱い所が見つけられない。さらに重要なのは、債券はインフレヘッジとして機能しない。債券は、地政学リスクや金融危機へのヘッジとなるが、インフレに対してはとても悪い。40年間インフレは無かった。なので誰もがそのことを忘れてしまったようだ。人々は「10年先、20年先を考えると、もっとインフレがあってもおかしくない。その時、債券を持っていたいのか?」と考えている。株は実資産である。不動産がそうであるように。それが人々が[債券から]シフトしている理由の一つだろう。確かに、債券利回りは上昇している。株のリスクヘッジとしてダメージを受けたからだ。

ー私が理解していないだけかも知れないので、伺いたい。さらにインフレが来るというのは、金利が上がるということ。それは株へのプレッシャーにならいのか?

・私はインフレ率が下がる方向にあると思っている。しかし、株は長期的に素晴らしい[インフレ]ヘッジになる。あなたが10年、15年、20年先、退職のためのポートフォリオを考えているなら、株はインフレに対して美しく機能する。債券はそうではない。今インフレ率は下がっているが、債務問題問題などで別のインフレが来るかも知れない。その時私は何を持っていたいのか?と。実資産なのか、紙資産なのか?と。それが債券利回りが上昇している一つの原因である。

ー確かに10年、20年、30年と考えれば、あなたは100%正しい。別の角度から質問したい。今後10年間、口座のバランスをどのように取ったら良いだろうか?

・10年間ですね。だとしたら株です。私は金利が下がると思っているが、3,4年後には別の6,7,8%インフレが来るかも知れない。紙資産が良いか、実資産が良いのか?70年代、ボルカーの時代からパンデミックまで、インフレは無かった。それが債券価格を継続的に下落させている。債券は多くの事に対するヘッジになる。パンデミックなど。その例外はインフレーションだ。FEDはこれほどインフレを悪化させなかったから、人々はそのことを忘れていた。今、人々はそれに確信が持てていない。私にとって、10年間であれば、実資産を持っていたい。

ー私はあなたに同意しますが、あえて聞きたい。株のバリュエーションは高く、経済後退期が来れば、株は下がると言う人がいる。あなたの説はどの程度ソフトランディングに基礎を置いていますか?

・ソフトランディングの可能性は間違いなく上昇している。興味深いのは・・・、もし景気後退があれば、株価は下がるだろう。そしていつも真実なのが、景気後退期に株は下がり過ぎる。それは信じがたい程の買いの機会となる。人々はとても恐れる。過去200年間、景気後退の後に跳ね返った。次もそうなる。もし10年間のポートフォリオであれば、私なら景気後退を心配しない。もしあなたがタイミングを計りたいのであれば、そして景気後退があると思っているなら、待てばよい。そのゲームをプレイするのか決めなければならない。そのゲームはとても難しい。私なら長期投資に集中するよ。テックを含み株価が利益の17倍、テックを除くと14,15倍というのは、歴史的にみて安い。

注:ここで話されている債券(bonds)は国債のこと。

まとめると、

・債券利回り上昇(価格下落)の原因は、経済成長と市場参加者がインフレが継続(or 将来別のインフレが来る)と考えているから。

 債券は多くのリスクに対するヘッジとなるが、唯一インフレには弱い。過去40年間、大きなインフレが起きなかったので、人々は忘れてしまっていたが、ようやく思い出した。

 一方、株は実資産なのでインフレヘッジとなる(物価が上がれば株価も上がる)。

・インフレを考えると(考えても)、10年間といった長期で持ちたいのは、実資産である株式である。債券ではない。

・もし景気後退があるとしても、それは株購入の機会である。過去200年間そうであったように。

・株をタイミング良く買うのは難しい。私なら長期投資に集中する。

・歴史的にみて、今の株のバリュエーションは低い(安い)。

だそうです。

一応、注を付けておくと、シーゲル教授は過去のパフォーマンスから演繹しているだけで、今後も同じ事が起きるとは限らない。投資は自己責任で。

 

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