塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【エド・ヤーディーニ】中東リスクへの対応として、エネルギー関連株をポートフォリオに入れておけ

塾長です。

昨日(米国4/4)の米株は日中に反転して下落。上がり過ぎた株価を前にして、皆さん売る理由を探している感じ。

 S&P500、5,147(-1.23%)

 Nasdaq、16,049(-1.40%)

【米国市況】株下落、地政学リスクで国債に逃避買い-151円30銭台 - Bloomberg

  S&P500種は値を消す展開。イスラエルのネタニヤフ首相がイランとその代理勢力に対して対抗措置を講じ、イスラエルに危害を加えようとする勢力を痛めつけると発言したと伝わった。これを受けて、米国債には幅広い年限に買いが入った。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がインフレ鈍化の進展が滞る場合、年内の利下げは必要なくなる可能性があると発言したが、債券買いの流れは変わらなかった。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、86.88

 10年債、4.3090

 ドル円、151.2320

 Bitcoin、68,254

 

 

経済指標:

 2月 貿易収支、-689.0億ドル(予想-668.0億ドル)

 

米失業保険申請、1月以来の高水準-人員削減の増加傾向と整合 - Bloomberg

  変動のより少ない失業保険申請の4週移動平均は21万4250件と若干増加し、2月以来の高水準となった。

 

 

金融政策:

■メスター、カシュカリ、グールズビー、バーキン、ハーカー;
【FRB高官発言】今年は利下げ実施しない可能性も-カシュカリ総裁 - Bloomberg

彼らの仕事は金融政策を考える事なのか、講演料をもらうことなのか?

・・・と考える必要も無く、答えは彼らの行動の中にある。

 

 

■日銀、利上げ?
植田日銀総裁、物価目標達成の確度高まれば追加利上げ検討-報道 - Bloomberg

またJ-REITが下がりそう。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■個別のニュースもないので、〆にエド・ヤーディーニ。去年(2023年)の株高を当てたので、注目度が増している/メディアの出演が増えている印象;

www.youtube.com

ーあなたは市場に強気でしたが、今週、投資家に向けて”乱気流があるかも”とノートを出した。地政学的緊張が原油価格を上げる、大きな決算ミス、強固な労働市場FEDに利下げをさせなくする、といった事を指摘した。まるでそれらがリアルタイムに起きているようです。

・Bull/Bear ratioは歴史的にみてとても高い。強気が多く、弱気が少ない。強気派に転換する弱気派の数が少ない、ということだ。一方、市場はとても多くの良いニュースを織り込んでいる。

 私のS&P500年末予想は5,400だ。今週末ではない。私は今日の値下がりで悩んだりしない。これが修正にまで発展することはないだろう。しかし中東の紛争が深刻な問題に発展する可能性はある。イスラエルがシリアにあるイラン大使館を爆撃した。イランが同じような報復をするのでは?とみんな心配している。そういった事が続き、原油価格に影響が出るのでは、と。ブレント原油は90ドルまでジャンプした※。

 それは市場を驚かせたが、もう一つの雇用については、明日の雇用統計は強く出るだろう。今年FEDは利下げをしない可能性がある。

 

ーということは地政学が最も大きなリスクということですね。

・そうだ。歴史的に私が学んだのは、地政学リスクは買いの機会を提供する。株が売られ、理由は様々だが緊張は緩和する。中東の危機はどこにも行かない。去年の10月、ハマスイスラエルを襲撃したとき、原油価格は上昇せず、下がった。当時需要が弱かったからだ。その後、年末から原油価格にリスクプレミアムが乗り、90ドルになった。世界景気が良くなる可能性はあるが、地政学が私の一番の心配である。FEDの利下げについては心配していない。それは私のテーマである経済の回復力の強さを裏付けるからだ。

 

ー今日S&P500の全てのセクターが下げた。しかしエネルギーはヨコと言って良い。エネルギーは今年に入って最も良いパフォーマンスを出している。あなたはエネルギーをロングしているか?どのようなポジショニングをしているか?

・この強気相場ではテクノロジー、工業、金融、コミュニケーション、エネルギーを勧めている。強気相場の初期、エネルギーはあまり良くなかったが。私はエネルギーをポートフォリオの中のショックアブソーバーだと見ている。中東が騒がしくなり、原油価格が上昇したときのために。原油価格は90ドルを超え、100ドルに向っている。ガソリン価格が上昇し、賃金上昇スパイラルの心配がでてくる。それは私の基本ケースではないが、非現実的なシナリオというわけでもない。

 

※:北海ブレント原油が90ドル台に上昇、昨年10月以来-地政学的リスクで - Bloomberg

ブレントとWTIの価格をごちゃまぜにして話をしているような感じがしないでもありませんが、90ドルを付けたのはブレント。WTIは86ドル台。

 

今回のインタビューのポイントは「中東危機が進展するリスクへのヘッジとして、エネルギー関連株をポートフォリオに入れておけ」でした。

 

個人的には、高配当ETFの中に入っている石油関連株で十分です。

 

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