塾長です。
昨日(米国1/24)の米株はヨコ?セクターで勝敗が分かれた。
S&P500、4,868(+0.08%)
Nasdaq、15,481(+0.36%)
【米国市況】S&P500種5日続伸、米国債は下落-ドル一時146円66銭 - Bloomberg
こちらがセクター別;
不動産、公共、素材、生活必需品が安い。
エネルギーが高い。
原油、75.41
10年債、4.1780
ドル円、147.5210
Bitcoin、40,105
1月 製造業PMI、50.3(予想47.6)
1月 サービス業PMI、52.9(51.1)
1月 コンポジットPMI、52.3(51.1)
米総合PMIが7カ月ぶり高水準、受注が堅調-雇用の伸びは鈍化 - Bloomberg
一方、雇用の伸びは鈍化。人手不足で熟練労働者の確保が依然として難しいと回答者らは示唆した。
カナダ中銀、政策金利を5%で据え置き-利上げ終了を示唆 - Bloomberg
中国、預金準備率0.5ポイント引き下げへ-他の措置も続けて公表 - Bloomberg
なし。
トランプ氏連勝で指名に前進、共和候補選び第2戦-ヘイリー氏撤退せず - Bloomberg
-2.97%、16.68ドル。
IBM、通期で堅調なフリーキャッシュフロー予想-人員削減計画 - Bloomberg
時間外で+7.86%、187.60ドル。
テスラ、24年の成長鈍化を見込む-決算は予想に届かず、株価下落 - Bloomberg
米電気自動車(EV)メーカーのテスラが24日発表した2023年10-12月(第4四半期)の決算は市場予想を下回った。また、次世代自動車の投入に取り組む中で、今年の販売台数の伸びは鈍化すると警告した。
Teslaの新型車は楽しみデス。
株価は時間外で-5.63%、196.13ドル。
■2023年の株高を当てたエド・ヤーディーニが、Bloombergに取り上げられている;
ヤルデニ氏、米株上昇ペースに不安-90年代後半の投機的バブル類似も - Bloomberg
逆に弱気派(=予想を外しまくっている)マイク・ウィルソンの出番が減っていて、寂しい。
ということで、エド・ヤーディーニのインタビュー@CNBC;
ー先日あなたは「根拠なきメルトアップが既に起きている」と書きましたね。説明してください。心配しているのですか?
・私は市場に強気な予想を立てていた。S&P500の目標を2024年末5,400、25年末6,000としている。心配しているのは、それに早く達し過ぎるのではないか?という点だ。
去年(2023)もそうだった。2023年初にS&P500が年末4,600だと予想した。7月31日に達成してしまったので、その後は親指をくるくる回していた(暇つぶしをしていた)。株価は修正され、最近高値更新、となった。
ーシェール・ヤングは「市場は完璧を織り込んでいる」と言っている。ハワード・マークスが昨日番組に出て「複数のポジティブが積み上がり、今の株価になっている」と述べた。全てがうまく行くと仮定されている、ということだ。
・単なる仮定ではない。FED理事ウォーラーは「ほとんど全てがうまく行っている(almost as good as gets)」というタイトルで講演した。それがいつまで続くか、だ。経済を見てみると、回復力(resilience)に驚く。インフレは劇的に下がった。去年10月から[株式]市場がどれほど上昇しただろうか。ほとんど全ての人がFEDは利上げをやりきったと思っている。利下げがいつか?という会話になっている。これらにより、株式市場がメルトアップするのでは?と心配している。
ー昨日、タカ派として知られていた(元セントルイス連銀総裁の)ブラードが、インフレ率が2%に到達するまえにFEDは利下げをすると言っていた。最早で3月だそうだ。
ーメルトアップは売り抜けられれば問題ないのですけどね。メルトアップはメルトダウンを引き起こす。私にはどうにもできない。市場が決めることだ。
私はFEDが利下げで間違いを起こすと思う。パウエルは[利下げに]抵抗するだろう。彼は市場の力を理解している。市場が値上がりを続ければ、正の富裕効果が生じ、インフレが再燃する可能性が出てくる。
それとは関係なく、中東が沸騰している。1970年代のシナリオ(石油ショック)になる可能性がある。私のベースケースは1920年代であるが。1929年を除いてね(注:1929年に世界恐慌が始まった)。
ということで・・・;
・株は上がり過ぎ(メルトアップ)。上がり過ぎれば下がり過ぎ(メルトダウン)がくる。2023年と同じように。
・パウエルは「株高→富裕効果→物価高」を恐れ、利下げを渋る。
・基本路線は「熱狂の1920年代の再来」だが、中東で戦争が起きれば石油価格が上昇し、「1970年代の再来(オイルショック)」となる可能性がある。
だ、そうです。
先週末(5日間ほど前)のWebcast(@youtube)でも、「米国はイランとの戦争を望んでいないが、イランがそうだとは限らない」と警戒していました;
その他には、
・急激に上昇したインフレ率は対称的に急落するものだ。
・米国に代わり中国が景気後退に陥り、モノの値段を下げている。
・欧州のエネルギー価格でさえ下げている。
等々をチャートを示しながら説明し、インフレは着実に収まっている的な事を言っていましたヨ。
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