塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【Morgan Stanley マイク・ウィルソン】AI設備投資/資金調達不安、中間選挙、流動性不安をクリアし、株式市場は次の値上がりへと進む。

塾長です。

昨日(米国10/27)も株は上昇。半導体もハイパースケーラーズ(Meta除く)も上げています。特に新たなニュースは出ていないようですが、Anthropic S-1 filingsの余波が続いているのかも。

 S&P500、7,722(+0.60%)

 Nasdaq、26,477(+1.18%)

S&P 500 Heatmap 2026/10/27 - UnusualWhales.com

 

債券・為替・コモ:

 原油、99.94

 10年債、4.9930

 ドル円、157.9680

 Bitcoin、80,778

 

 

経済指標:

 9月 住宅建築許可件数、139.8万件(予想140.0万件)

 同[前月比]、-0.4%(-0.2%)

 9月 新築住宅販売件数、67.6万件(65.5万件)

 同[前月比]、-0.6%(-6.4%)

 9月 耐久財受注[前月比]、1.8%(1.3%)

 9月 耐久財受注コア[前月比]、0.5%(0.6%)

 8月 ケースシラー住宅価格(20都市)[前年比]、2.65%(2.6%)

 10月 リッチモンド連銀製造業指数、-2.0(-1.0)

 10月 コンファレンスボード消費者信頼感指数、91.7(80.4)

 

 

金融政策:

なし。今晩、FOMC2日目、金利決定、議長会見。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学:

■トランプとその仲間たち;

Trump might allow more Russian diesel exports, energy secretary says

米、ブラジル出国のボルソナロ氏に入国ビザ発給へ=国務省高官

トランプ氏、AIの呼称は「不正確」 近く公式禁止する考え表明

ロ・ウの局地停戦、オレシュキ越えヘルソン州内に拡大=メラニア米大統領夫人

 

 

個別株:

■Coca-Cola、Boeing、Visaなどが決算;

Boeing says it won’t significantly ramp up 737 Max production until late 2027

・Boeing narrowed its loss in the third quarter after defense sales rose.

・The company beat revenue expectations but posted a bigger loss per share than expected.

・Boeing also said it was targeting a production increase of its best-selling 737 Max aircraft in the second half of 2027.

-10.69%

 

Coca-Cola Q3 Earnings Beat Estimates on Volume Growth, Outlook Raised

-1.64%

 

米ビザ、7─9月決算は大幅増益 米個人消費の底堅さ映す

時間外-1.16%

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■Morgan Stanley CIO and chief U.S. equity strategist マイク・ウィルソン@公式チャネル;

www.youtube.com

 市場の調整は視野に入ったか?今日、このpodcastで何が潮を変えるのかシェアします。

 6月に始まった修正は水面下で十分進みました。しかし、私は、質の高いS&P500 indexは未だ仕事が完成していません。それが行われるまで、「調整は終わった」と言えないでしょう。問題は、株が上昇に転じるために、どれほど下落する必要があるのか?です。我々は、この修正を「よくあるサイクル中盤の移行(classis midcycle transition)」と呼んでいます。変化率と業績修正のピークは、リセッションの底から1年後、スケジュール通りにやって来ました。市場はいつものように反応しました。営業レバレッジと金融レバレッジの利いたサイクル序盤のリーダーは市場全体と比較して成績が落ち始めました。その一方で、質が高く、資産の軽い、サービス指向の企業が前面に立ちました。この質の高い株へのローテーションは良く理解され、その通りにポジショニングが動いています。皮肉なことに、最終段階は強靭で質の高いS&P500 indexと、水面下で広がる弱さの収束です。我々はそれらが中央で出会っているのを見始めているのかも知れません。もしS&P500が下がれば、7,100~7,200が重要なサポートとなるでしょう。この修正はこの移行に対して究極的にポジティブな解決になると思います。なぜなら多くのダメージが既に起きてしまっているからです。Russell 3000(米国大型、中型 3,000社)の約60%が6月以降20%下げています。半導体、自動車、一般消費財、資本財のようなサイクル序盤に上昇した株については、より厳しい下げ方をしています。それと同時に、ヘッジファンドのポジショニングは、過去12か月のほぼ底近くまで低下しています。それは勇気づけられることですが、耐久力のある底を付けるとき、通常、全体のセンチメントは過剰に低くなる(extreme low)のですが、そうはなっていません。近いですが、まだ至っていません。それでは何がそうさせるのでしょうか?私は3つのclearing eventsがあると見ています。

 1つはAIです。投資家は、設備投資に対する最終的なリターン、資本コスト、見込み通りに社債市場が全ての支出をファンドできるかどうか、に疑問を持っています。今後2週間、市場はより多くの(社債の)供給を吸収する必要があります。質の低いプレイヤーはスプレッドが拡大し続け、株価が低下するかも知れません。私はこの(社債の)供給をイベントの一つだと見ています。ひとたびこれがクリアされれば(=ハイパースケーラーズ、ネオクラウドが発行する社債がうまく市場で捌けたならば)、このリスクは消え始めるでしょう。半導体はこの心配の中心に居続けます。広範囲の市場の修正をモニターするのに、良いベンチマークを提供するかも知れません。より詳しく言うと、11月中盤にかけて、半導体株価指数が10~15%さらに低下すると予想します。

 2番目のclearing eventは中間選挙です。市場は不確かさを嫌います。この選挙は多くの不確実性を含んでいます。もはや民主党の大勝(blue wave)は驚きではありません。より大きな不安は投票後に起きるかも知れない事です。それはイランにおける軍事的なエスカレーションを含みます。私は地政学的予想に優れているわけではありませんが、この種のショックは通常良い買いの機会を作ると知っています。歴史的にみて、中間選挙後のリターンはとても強くなります。なので、私は、選挙日の数日、数週間前後、株の急激な下降に対して身構えようと思います。

 3番目、最も重要なclearing eventは、流動性です。高い金利、(FEDの)バランスシートのゆっくりとした増加、資本に対する強い需要、高いエネルギー価格、の組合せによって、金融環境は急激に引き締まってきました。この引締めは2018年のそれに似ています。FEDの引締めはゆるやかですが、2022年に経験したものから、それほど遠くはありません。実際、市場がFEDに代わって、引締めをしているのかも知れません。この引締まりは資金調達にストレスを与える、もしくは、社債市場を不安定化させ始めています。FEDと財務省はそれに対応するためのツールを持っています。問題は、彼らが実行に移す前に、さらに状態が悪くなる必要があるのか?です。

 結論を言うと、私は、6月に始まった株式市場の修正は最終段階にあると思います。しかし最終段階はとても居心地の悪いものになり得ます。高いボラタリティを伴う指数レベルで一段の下落、もしくは、投資家が「何かが壊れた」と結論付ける時、が必要かも知れません。それはまさにFEDが(ハト派に)転換するための道を開きます。そして次の株高が始まるのです。

 今、私は既に指数よりも大きく修正された質の高い株に留まりたいと思います。それは資本財などです。さらに重要なのは、以上に述べたclearing eventsが株を急降下させたならば、私はそれをリスクから逃避する理由と見るのではなく、買いの機会だと見ます。なので、準備を怠りなく。

 

以前から彼は「サイクル序盤から中盤に移行しようとしている。指数レベルでは下がっていないが、多くの株は修正中だ。株は指数レベルで修正されたのち、上昇するだろう。もしかしたら修正は起きないかも知れないが、株上昇のためにはカタリスト、clearing eventsの通過が必要だ」と言ってきました。

 

今回このpodcastでそのカタリスト、clearing evnetsの重要候補を説明しています。

それらは・・・、

1.AI。投資家はAI設備投資がリターンを生むのか?、AI設備投資は社債によって資金調達できるのか?を不安視している。例えば、質の悪いネオクラウドがうまく社債市場で資金調達できない(高い金利でしかカネを借りられない)→株価下落のケースを想定しているが、資金調達がうまく行き、株価は下がらないかも知れない。その場合でも、それ自体がclearing evnetとして機能する。半導体株指数をモニタするのが良いだろう。11月中盤に向けて追加10~15%下落があると見ている。

2.中間選挙。どのような結果であろうとも、中間選挙後は株が上がる傾向にある。今回は、中間選挙後に不安要因があることに注意すべき。例えば、対イラン戦争激化。

3.流動性。長期国債利回り上昇、FEDの引締め、エネルギ-価格上昇、AIへの資金需要増によって、流動性が圧迫されている。これは2018年に似ている。FEDの利上げ度合いは違うが、2022年ともある程度似ている。引締め過ぎとなれば、FED、財務省が緩和に動き、株は上がる。問題は、彼らが引締め過ぎと判断するための証拠がさらに必要か?である。

と言っているようです。

 

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング