塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

ガンドラックのインタビュー。

塾長です。

左側の女性について、まったく知りませんが、ガンドラックにインタビューしていた。

7/31にupされた動画で、カニエの大統領選に言及しているので、7月末頃の収録でしょう。

前半は子供の頃の話なんかを聞いて、その後、債券や株について。

 

日曜の話題には丁度いい。(但し、特に新しい事を言っているわけではない)

1時間30分もあるので、多少要約して:

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ニューヨーク州バッファローで育った。貧乏な家庭。頭の良い家系。

・子供の頃は学校嫌い。囚人のように時計を見て過ごした。成績は良かった。

 大学はダートマス。数学と哲学を専攻。

・イエールの大学院に行った。学問を純粋に追及するところかと思っていたが、単に人が人でいる場所だった。

・勉強はめちゃくちゃした。

・就職先が大学で先生になるか、スパイになるか。NSAだ。

 ビジネススクールには行きたくなかった。no more school。

・イエールでは勉強していない時は、バンドをやっていた。そこでロサンゼルスに行って、音楽活動をした。

・金にならなくて、職を探した。保険会社のアクチュアリーになった。悪くなかった。ビジネスが面白いと思った。MBAを取ろうかと思った。

・テレビを見ていたら、Lifestyles of The Rich and Famousという番組で、一番給料が良いのは投資銀行だと言っていた。

 勤めていた保険会社の同僚が知っている投資銀行にレジュメを送ったら、たまたま人を募集ししていて、入社することになった。

・その時、株が何かは知っていたが、債券が何かは知らなかった。

・株を知っていたのは、叔父がXeroxで商用コピー機を発明した人で、父親がXeroxの株を持っていた。株はNifty 50の一つで大きく値上がり。

 8年生の時、社会の勉強として、一つ株を選んで調査する事になった。チャートを作って、毎日プロットする。俺はXeroxを選んだ。153から毎日数パーセント落ちていた。72~74年のこっぴどい弱気相場の時だ。

 その時以来株に興味がある。父親はPratt & Lambertの株を買ってくれた。毎日新聞で株価をチェックしていた。

・債券部門に配属された。

 そこの投資銀行は、株をメインにやっていて、債券は仕方なくやっているだけだった。そして、その債券部門のマネージャは無能だった。

 数年たって、これは機会だと気づいた。

・俺のGodfatherに関する言説は間違っている。

 実際Godfatherを通してみた事がないのだが、あるシーンを見た気がする。色々な人がマーロン・ブランドの所に来て頼みごとをする。そして彼が最後に言う。「あれをしてくれ、これをしてくれと言うが、俺をGodfatherとさえ呼ばないとはどういう事だ(you don't even call me godfather)」って。間違った記憶かも知れない。

 そこで、俺が職場で働いている時、意見の食い違いがあった。俺の意見は大抵正しかったのに。70%は正しかった。ある時意見が通らなかったのにキレて、「お前ら俺をGod Fatherとも呼ばないのはどういう事だ」と言ってやったんだ。

・メディアは信用できない。ある時、メジャーな新聞が俺の名前を見出しに使って間違った事を言っていた。人の関心を引くためだ。抗議したら「それは人をミスリードするために書いたんです」と言われた。

 紙のインタビューは受けない。コンテンツを変えられるから。

 受けるのは、こういう口頭のインタビューだけ。

・若い人はリスクを取るべき。

 俺はoptimizerだ。諸刃の剣。その場を何とかしようとする。出口を探そうとしない。俺は1992年には自分の会社を興すべきだった。それを1日、1日と延ばしてしまった。2009年まで。

・「目には目を」か「叩かれたら反対の頬を差し出す」かであれば、最初は後者。我慢できなくなるまで。そのあとは反撃。

 俺が昔付き合っていたガールフレンドの父親が占星術師で、俺は完全なサソリ座だと言われた。

・金融知識(financial literacy)が問題。そこにあるのは間違った金融知識(financial illiteracy)だ。

 例えば、Consumer Spendingsが毎月発表される。多ければ多いほど称賛される。大きな債務をかかえても。消費者はconfidentだ、と言われる。巨大な債務が、ポジティブな事に言い換えられる。

 家の所有(home ownership)もそうだ。所有なんてしていない。カネを借りて買っているのだから、実際は30年リースだ。最近、借り換えが多いらしい。借入期間を延長。多くのリタイヤ世代が家のローンを抱えている。それがナゼ可能なんだ?誤った金融知識が蔓延している。

 最近では、株をスライスと呼ぶ1株未満にした単位で取引できる。5ドルで買える。「50ドルで株式投資分散が可能!」って広告を見た。

 昔は先物がfutureで取引された。それがMiniになり、今はMini-Mini。教養の無い人、無い人へと向かっている。

 今彼らは学んでいると思う。Xeroxの時と同じ。ある時153ドルまで上昇し、その後暴落して40以下になった。

・人はモノを買う前に、貯蓄するというコンセプトを失くしてしまった。

 俺が子供の頃、貧乏だった。スーパーマーケットで手持ちの現金が足りない時、商品を棚に戻さなければいけなかった。母親に「どうしてクレジットカードで買わないの?」と聞いた。まさしくクレジットカードというものが生まれた頃の話だ。母親は俺のこと見てこう言った。「絶対、絶対、絶対に食料品をクレジットカードで買ってはいけないよ。借りた金で食品を買ってはいけない。そこから転落が始まるよ」って。そのことは絶対忘れない。

・皆、短期の負債は構わない。大きな負債が問題になるのは、すごく先の事だと言う。でも、短期をつなげて行けば、長期になる。いつかしっぺ返しをくらうことになる。

 今年は、そのdebt cliffに向かって大きく前進した。

・今コロナで、蓄えのない人は奈落を見ている。もっとひどいことになる。

 デフレになる。1/3の労働者が在宅勤務。今ロスやサンフランに住んでいるなら、税金の安い、土地の安いテキサスに行けばいい。俺なら給料を下げる。デフレだ。

 企業は脂肪を落とす。GEのジャック・ウェルチは、規則で毎年パフォーマンスの悪い10%をクビにした。

 商用不動産の需要は減るだろう。

 商用不動産はここ数年見逃されてきたが、いったい何件のホテルが建ったろう?俺の育ったバファローにホテルなんて無かった。今は全てのブロックにホテルが建っている。

 リスクが高い[商用不動産開発などの]プロジェクトであれば、少し高い利回りが見込める。FEDがそれを助けるか、それ以上の事をしている。

・3月、4月、債券市場はひどかった。皆が債券を売ろうとした。そこにFEDが現れ、カネが流れ込んだ。

 ここ数週間はサプライが足りないほどだ。国債利回りは低下。

 今日、まさに今日、Amazonが債券を発行した。倉庫のために。6年もの。シングルA。3%だ。買い手が10倍集まった。

・ある特定の業界は酷い状況だ。政府は人減らしを防ごうと航空会社にカネを貸しているが、破綻は避けられない。これは、短期 vs 長期、の別の例だ。

FEDはある市場では勝利している。ある市場では、適切なことに、介入していない。ジャンク債について語ろうか。4月9日、FEDが債券ETFを買って状況が変わった。数分で数ポイントの上昇。ちなみにハイイールド債とは呼ばない。イールドが高くないから。FEDが高値で買った。ボラを抑えたという意味で、FEDは勝利した。

 商用のmortgage-backed securityの、BBB、BB辺りはまったく上昇していない。ここは非常に危ない。2008年の住宅バブルに似ている。しかし、適切なリスク管理のもとでは、専門家にとっては機会である。今ハイ・リスク投資家にこの話をしても、見向きもしない。しかし、ここはFEDによって価格が歪められていない。誰もが儲かるとは言っていない。儲かる可能性がある。

・Federal Reserve Act 19(13)は社債の購入を許していない。しかし、買っている。ひとたび罪を犯したら、次もやるだろう。

 FEDが株を買う以上に怖いのは、money printingだ。歴史的に、money printingは失敗する。ローマ、フランス、ワイマール共和国。貧乏人は飢える。ミドルクラスが貧乏になる。money printingしている人とその周りが豊かになる。革命的な事が起こる。

・不平等の問題には、部分的な真実が関わっている。

 金持ちは税金を払っていない、と。これは全くの間違い。トランプの税制改革で、俺には巨大増税があった。税控除が減ったからだ。俺の税率は50%を超えている。

・教育改革は必要だ。人種差別撤廃ではなく、機会の均等。

 ユニバーサルインカムは特別な考えだと言われているが、実際は60年代からやっている。Welfareだ。生活保護は、悪魔との取引。生活保護を受ける代わりに、子供、孫の代まで機会を取り上げられる。

 カニエ・ウェストが大統領選挙に出ていたら、バイデンに勝てたと思う。黒人票がカギを握っている。今まで黒人票は民主党候補に行っていた。黒人コミュニティーは思っている以上に政治への影響力がある。もしそれを掴む気があるなら。

・皆、政治がおかしいと思っている。何がと正確に言えないが。

 もし大統領選挙が2020年ではなく、2021年であれば、第三の政党が出来てたと思う。もう時間がない。カニエは変えられたかも知れないが。

・労働参加率は金融危機時に下がって、リバウンドした。コロナのせいで、52%まで下がった。50%を切ったら、間違いなく第三の政党が出てくる。失業党だ。取り残された人の党だ。

 中間管理職はこれからもっと悪い状況になる。システムに埋め込まれ、安泰だと思っている人。それは突然やってくる。

 南カリフォルニアでは山火事が多い。他人事だと思っていた。海の近くに住んでいるし。今年1月、月曜だった。避難マップを見た。俺の家が避難地域に入っていると理解するのに、1.5分かかった。ヤバイと思った。4時間かけてトラックに家財道具を積み込んだ。結局何事もなかったが。そんなモーメントがある。他人事だと思っていたのが、急に自分の問題だと気づく瞬間。[職の安心に関して]そんな人が増える。

米国債のダウングレードされるとは思わない。自国通貨で発行している限りはダウングレードされない。

 8月11日に起こった事は誤りだ。格付け会社は領域を超えた。格付け会社は、カネが戻ってくるかについて意見を述べる。返ってきたカネの価値について意見を述べるべきではない。バフェットはこの件について正しい事を言った。AAAAに格上げした。間違いなくカネは返ってくる。その価値がどうであろうとも。

 米国は$154Bの裏付けが無い債券を発行している。GDPの7.5倍だ。返すとしたら、75年間、GDPの10%を返済にまわすことになる。75年の経済停滞だ。デフォルトするか、例えば社会保障を80歳に引き上げるとか。これで解決。まるでガン治療の化学療法のようだものだ。もっと悪い結果を想定して、[苦しい解決策を受け入れる]

・独立した調査チームを中国に送る、ウィルスの起源を調べるために、のは茶番。何も変わらない。

 中国は米国よりも有利な点がある。Autocracy(独裁政治)だ。人権にとっては不利だが。長期計画には有利なシステムだ。

 何年か前に、ヘンリー・キッシンジャーと昼食をとった。キッシンジャーが教えてくれた。中国のリーダーは台湾を取り戻すのに100年かかっても良いと言った。キッシンジャーは30年後、そのリーダーだったか、その後継者とディナーをとった。彼は、70年かかっても良いと言ったそうだ。

 俺はしばらく中国に行っていない。2005~2009年、毎年訪問した。いつも大きく変化していた。その間、彼らが大きく自信を付けていくのを見てきた。今は10倍の自信を持っているだろう。

 米国の消費者は気付き始めた。莫大な借金をして、中国から安物を買っている。コロナで、必需品を中国に頼っていると気づいた。薬品。短期の楽しみを優先して、長期の失敗に向かっている。

・20%の労働者が何も生み出していないのに、代償が伴わないはずがない。経済刺激策を、予想しているより長期に続けることになるだろう。J. パウエルは、QEを続ける力は無限にあると言った。

・経済メディアが言うような事は言いたくないが、分散が重要だ。この結果は2つのうちどちらか。財産没収か、質の低下(debasement)か。分散というより、バーベルかな。debasementを生き延びる何かを持つべき。ハードアセット。

 FEDがカネを刷っていなければ、株式市場は酷いことになっていた。この5年間、FAANGMicrosoftの6社、super sixを除けば、利益は伸びていない。もし減税がなかったら、利益は減っていた。バイデンは当選したら減税を取り消すと言っている。そうしたらPEが跳ね上がる。

 6月にファイナンシャル・アドバイザーがこう言っていた。「俺は間違っていた。弱気過ぎた。今が最高の買い時だ」と。何度も巻き戻して、見直した。信じられなかった。PEが25倍のときが、2009年3月より買い時か?そのときPEは一桁だった。彼らは厳しい形で学ぶだろう。

 

 

いつもの通り、政治に関してはとてもナイーブ。経済に関して、特に株に関しては、悲観的。

米国政治において、革命的な事は起こらない。第三極は現れない。現れても、巨大勢力になれない。既存勢力の力が強いのもあるが、社会・市民が細かく分断されていて、一つにまとまらないヨ。ある層に属している人達は、その下の層には上がってきて欲しくない。その層は肌の色だったり、資産の多寡で細かく分割されている。コロナで多少貧困が進んだくらいで、どうなるものではない。経済的にダメダメなエジプトやシリアでだって、革命は失敗。フランス革命を持ち出す前に、アラブの春を思い出そう。

株に関しては・・・、バイデンは心配の種。11月に向けて売るべきだろうか・・・。しかし、彼だって株価暴落は望まないはず・・・。どうしよう。

 

テック株は上がり過ぎ。それなら、ペット株はいかが?

塾長です。

昨日(米国7/30)の米国株式市場は、大きく下げたあと、引けにかけて大きく買い戻された。

 S&P500、3,271(+0.77%)

 Nasdaq、10,745(+1.49%)

 

テックがイイ。Amazon、3,164.68(+3.70%)、Apple、425.04(+10.47%)。

しかし、Microsoft、205.01(+0.54%)、Alphabet、1,482.96(-3.17%)は出遅れ。ムムム。

その出遅れているMicrosoftTikTok買うかも?との報道。

Microsoft Said to Be in Talks to Buy TikTok, as Trump Weighs Curtailing App - The New York Times

ビジネスモデルとしては、広告事業になると思う(最終的に)。

マイクロソフトにとっては初めて。

他の事業とのシナジーも見込めない。XBOX?LinkedIn?ナイナイ。

 

CNBCでは、上昇し続けるテック株を買うべきか・売るべきか、と言った議論をしていた:

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 マイケル・ファーは「今FAANG株にエントリーするより、10年、20年先を見据えて、分散投資しろ」と主張。 

それに対してピートが「例えばAPPLEiPhoneの伸びは鈍化しているが、サービスもウェアラブルも伸びている。5G 対応iPhoneが出るのはこれから。まだまだ上昇余地はある」と反論。

この手の経済番組で、皆が「この株を買え!」と言ったら、バブルを疑おう。

逆に、波に乗れなかったとしても、仕方がない。

 

 テックでもう一つ。

Twitterハッキングの犯人が捕まった。

ツイッターのハッキング事件、17歳の男を逮捕-米司法省は3人訴追 - Bloomberg

首謀者は17歳。

17歳か~。なぜか褒めたい気分になるのはナゼだろう?

 

 

 

ドル円は、なぜかの円安(前日に比べて)。105.9円あたり。106円目前。やはり、為替はワカラナイ。

 

政治では、期待の経済刺激策がまとまらず。

しかし、CNBCによると、8月の休会をキャンセルして、合意を目指すらしい:

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香港(=中国)が議会選挙を延期したのも笑える。

トランプがコロナを理由に大統領選挙延期を訴えて、民主党共和党、マスコミから反発を喰らっていた。それを中国は香港の場を使って、サラッとやってのけた。

トランプはさぞ悔しがっているでしょう。

香港、立法会選挙を1年延期-新型コロナの影響で - Bloomberg

 

 

そんなつまらない7月最終日を締めくくるにはペットの話題が相応しい。

PETCO CEO ロン・コグリンのインタビュー:

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・我々は[コロナで]3つのフェーズを経験した。

 第1フェーズは、「やばい、パンデミックだ」ということで、[ペット用品の]買い溜め。

 我々はペットのスーパーマーケット。サロンもやっている。28%の売上上昇。

 第2フェーズは、Stay-at-Home期間。実店舗での売上が減り、オンラインが伸びた。

 第3フェーズは6月半ばから。実店舗、オンラインともに100%の伸び。シェアを伸ばした。

・ペット[ビジネス]は回復力がある。アメリカ人はペットをかわいがるのが好き。

 この時期にユニークなのは、人々はバハマ・クルーズに行かない。映画にも行かない。仕事着も買わない。かわりにペットに金を使う。

 もう一つの現象は、我々がサポートしている[ペットの]シェルターからペットを家に持ち帰り養育(foster)している。そのまま里親になって(adopted)欲しいと願っている。

 今年ペットは4%上昇すると予想している。去年はフラットだった。

・議会が取ったアグレッシブな経済刺激は良かった。我々にとっても追い風になった。

 次の経済刺激策もまとまると良いと思っている。

・上場に関しては・・・。我々は出資者とうまくやっている。我々は成長している。コロナがあってもだ。それは我々にオプションを与えてくれる。それ以上この件でコメントできない。

 

 

なるほど。人々が家にいる時間が長くなれば、昼間家を空けなくなれば、ペット需要が増すのですネ。

ガーデニングや、home improvementが伸びているという話はどこかでしたような気がするけど。

公開企業のChewyは年初から80%上昇したらしい。

ペット以外だと・・・、子供を作る家庭も増えるかな?

 

今日のトランプ、コロナ会見。

塾長です。

昨日(米国7/30)の米国株式市場は大幅に下げた後、上昇。最終的にはマチマチ。

 S&P500、3,246(-0.38%)

 Nasdaq、10,587(+0.43%)

後付けの理由はGDPがダメだったから。

しかし、AppleAmazon、Alphabet、Facebookが引け後に好決算を発表したので、今日は上げるでしょう。

【米国市況】株は下げ縮小、大型ハイテク銘柄に買い-ドル下落 - Bloomberg

 

そのGDP含む指標は、

 4-6月期 GDP速報値[前期比年率]、-32.9%(予想-34.5%) 

 4-6月期 GDP個人消費速報値[前期比年率]、-34.6%(予想34.5%)

 前週分 新規失業保険申請件数、143.4万件(予想145.0万件)

 前週分 失業保険継続受給者数、1701.8万人(予想1620.0万人)

 

たしかに、-32%減と言われるとビックリする。

直接個人給付、失業保険+$600をやったのに、ホント?という気もする。

 

ドル・円が・・・。104.7円。とりあえず秋まで円高でしょうか。このタイミングで、日本企業には海外投資、米国企業買収をやって欲しい。

 

そして今日のトランプ、コロナ会見:

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・Herman Cainがコロナで死んだ。

 抑制出来ていると言われた国々に第二波が来ている。7月初旬、日本は35倍患者が増えた。

 ラテン・アメリカでの患者数は世界をリード。米国の国境を接する州で患者が急増。モデルと言われた州でだ。知事は人気がある。今はそれほどでもないだろう。

 米国コロナ死者の半分は、人口の1%以下を占める老人ホームに住んでいる人。死者の平均は78歳。

 米国人は家族を守るように。老人や病人。

 レッド・クロスの本部を訪問した。プラズマ(血漿)療法をやっている。コロナから回復した人はCoronavirus.govに行って欲しい。

 レムデシベルなどで死亡率が下がった。

・トランプ政権はコロナの経済対策を頑張った。

 来年は良い年になる。

 議会に、失業保険上乗せの延長を要請した。上院共和党は協力的。民主党が妨害している。

 コロナで家賃滞納している人への強制立ち退きを止める法案を要請。

 直接給付、学校再開のための支出も要請。

 民主党は反対している。11月3日まで反対し続けるのかも知れない。

 

記者からの質問に答える形で、郵便投票に反対を表明。

・過去の実験でも失敗している、何年も結果が出ない可能性もある。事前投票には賛成。ロシアが選挙に介入したと疑っていたが、何もでなかった。郵便投票では、ロシアなど外国政府が介入しようと思えば簡単にできる。選挙を遅らせたいわけではない。投票結果が出るのに3か月も待ちたくない。

その他、オレゴン問題などの質問に(若干キレぎみに)答えたあと、そそくさと退場。

 

まずは経済対策第4弾(5でした?)を通して欲しいネ。

予定調和のパウエル会見と、FAAG公聴会。

塾長です。

昨日(米国7/29)の米国株式市場は大幅上昇。

 S&P500、3,258(+1.24%)

 Nasdaq、10,542(+1.35%)

株高の理由は、FOMCで緩和的政策を続けることを決定したから。完全に後付け。

【米国市況】株が反発、ドル下落-FOMCのハト派的な見解で - Bloomberg

 

ドル円は、104.9円。

円高というより、ドル安。

コロナで日本人が海外旅行に行かない→8月の円売り・ドル買いが平年より少ない→安心して円を買えるのかも?

 

指標は住宅。

 6月 住宅販売保留指数[前月比]、16.6%(15.0%)

 同[前年同月比]、12.7%(予想2.2%)

米中古住宅販売成約、6月は市場予想上回る-ローン金利低下で - Bloomberg

 

他に大きいニュースは、AppleFacebookAmazonGoogleの議会証言。というより、政治ショー。

政治家が企業家をナジって、「おれは庶民の見方だぞ」と見せかける場。

先ほど終了:

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そもそも、この形式がオカシイよ。

議員が5分の持ち時間で、一人ひとり自分が聞きたい事を聞く。本当に何か解決したいなら、それを議題にすれば良い。「市場支配力を背景にしたiPhone、アプリ、広告、小売り・・・の商慣行」とか。

個別に質問するから、人種問題だったり、FacebookInstagram買収はライバル新興企業を買って競争を失くす手段だったのか?みたい質問がバラバラバラバラ出てくる。

今回はコロナのせいで、各社CEOはリモート参加。ザッカーバーグだけ、顔のアップ(他3人は上半身)。マーク、髪型もおかしいし、そういう所がヌケけている。