塾長です。
昨日(米国7/30)の米国株式市場は、大きく下げたあと、引けにかけて大きく買い戻された。
S&P500、3,271(+0.77%)
Nasdaq、10,745(+1.49%)
テックがイイ。Amazon、3,164.68(+3.70%)、Apple、425.04(+10.47%)。
しかし、Microsoft、205.01(+0.54%)、Alphabet、1,482.96(-3.17%)は出遅れ。ムムム。
その出遅れているMicrosoftがTikTok買うかも?との報道。
Microsoft Said to Be in Talks to Buy TikTok, as Trump Weighs Curtailing App - The New York Times
ビジネスモデルとしては、広告事業になると思う(最終的に)。
マイクロソフトにとっては初めて。
他の事業とのシナジーも見込めない。XBOX?LinkedIn?ナイナイ。
CNBCでは、上昇し続けるテック株を買うべきか・売るべきか、と言った議論をしていた:
マイケル・ファーは「今FAANG株にエントリーするより、10年、20年先を見据えて、分散投資しろ」と主張。
それに対してピートが「例えばAPPLEはiPhoneの伸びは鈍化しているが、サービスもウェアラブルも伸びている。5G 対応iPhoneが出るのはこれから。まだまだ上昇余地はある」と反論。
この手の経済番組で、皆が「この株を買え!」と言ったら、バブルを疑おう。
逆に、波に乗れなかったとしても、仕方がない。
テックでもう一つ。
Twitterハッキングの犯人が捕まった。
ツイッターのハッキング事件、17歳の男を逮捕-米司法省は3人訴追 - Bloomberg
首謀者は17歳。
17歳か~。なぜか褒めたい気分になるのはナゼだろう?
ドル円は、なぜかの円安(前日に比べて)。105.9円あたり。106円目前。やはり、為替はワカラナイ。
政治では、期待の経済刺激策がまとまらず。
しかし、CNBCによると、8月の休会をキャンセルして、合意を目指すらしい:
香港(=中国)が議会選挙を延期したのも笑える。
トランプがコロナを理由に大統領選挙延期を訴えて、民主党、共和党、マスコミから反発を喰らっていた。それを中国は香港の場を使って、サラッとやってのけた。
トランプはさぞ悔しがっているでしょう。
香港、立法会選挙を1年延期-新型コロナの影響で - Bloomberg
そんなつまらない7月最終日を締めくくるにはペットの話題が相応しい。
PETCO CEO ロン・コグリンのインタビュー:
・我々は[コロナで]3つのフェーズを経験した。
第1フェーズは、「やばい、パンデミックだ」ということで、[ペット用品の]買い溜め。
我々はペットのスーパーマーケット。サロンもやっている。28%の売上上昇。
第2フェーズは、Stay-at-Home期間。実店舗での売上が減り、オンラインが伸びた。
第3フェーズは6月半ばから。実店舗、オンラインともに100%の伸び。シェアを伸ばした。
・ペット[ビジネス]は回復力がある。アメリカ人はペットをかわいがるのが好き。
この時期にユニークなのは、人々はバハマ・クルーズに行かない。映画にも行かない。仕事着も買わない。かわりにペットに金を使う。
もう一つの現象は、我々がサポートしている[ペットの]シェルターからペットを家に持ち帰り養育(foster)している。そのまま里親になって(adopted)欲しいと願っている。
今年ペットは4%上昇すると予想している。去年はフラットだった。
・議会が取ったアグレッシブな経済刺激は良かった。我々にとっても追い風になった。
次の経済刺激策もまとまると良いと思っている。
・上場に関しては・・・。我々は出資者とうまくやっている。我々は成長している。コロナがあってもだ。それは我々にオプションを与えてくれる。それ以上この件でコメントできない。
なるほど。人々が家にいる時間が長くなれば、昼間家を空けなくなれば、ペット需要が増すのですネ。
ガーデニングや、home improvementが伸びているという話はどこかでしたような気がするけど。
公開企業のChewyは年初から80%上昇したらしい。
ペット以外だと・・・、子供を作る家庭も増えるかな?