塾長です。
過去10年間、強気相場が続き、ダウは+172%、一方、10年債利回りは-50.38%低下、原油価格は+22.03%しか上昇しなかった。
Lending Treeのテンダイ・カフィディーゼとBrudermanのオリバー・パーシェが過去振り返りと、(比較的)長期の見通しを語ったヨ:
・結局、中央銀行の金融緩和と政府による財政支出によって株価上昇した10年だった。
・将来の課題は、いつ金融引締めをするか。FEDはやり過ぎる傾向にある。急激な引締めには要注意。
・2020年の見通しはクリアー。アメリカ市場は消費主導。賃金は増加してる。消費者の借金は大きすぎない。貿易問題も片付いてきた。
・アメリカの人口増加がほぼフラットになって、FEDのチャレンジは、株の下落を容認できるか。日本と違ってマイナスになっていないのが救い。
・アメリカは労働人口(18~65歳)が減る。そうなると、失業率は低いかも知れないが、賃金上昇も低下する。生産性は下がる。それが今後20年続く。
・再教育や、職がある地域への移動は難しい。実際シェール・ガスが流行り、ノース・ダコタに職が生まれ、人は動いた。そこで突然原油価格が下がり、その人達は失業。それを見たら引越ししたくなくなるよ。
・2020年リスクは、ビジネス側にあり。事業投資が少ない。
アメリカの成長率が鈍化し、資産利回りが自然と低下する、って事か・・・。引退後の運用利回りは、今より下がるト。う~ん。
その頃には農業、畜産、養殖等の技術が進んで、食費は下がってるから大丈夫か!農薬にまみれた小麦、ホルモンでパンプアップした鶏、何でも食べちゃうよ。今だって食べちゃってるからネ!