塾長です。
昨日はDOWが初めて取引時間中29,000超え。
米大型株はPE倍率から言って買いつくされた感じするよネ。
一方、中小型株指数RUSSELL2000は18年8月の最高値を未だ越えられない。
なんなのよ、それ?って話:
・RUSSELL2000は数か月先を行ってるのかも知れない。
・どんな指標を見ても、今はこの20年間で最も株が買われすぎ。
・10~15%下落してもおかしくない。
・RUSSELL2000の中身は、10%が地方銀行、10%がREIT。
・KRE(SPDR S&P Regional Banking ETF)と2年国債ー10年国債のスプレッドを重ねると、ぴったり一致。
(一致してるのは、ここ3、4か月だけのような気がするケド・・・)
・もしイールドカーブがフラットになったら、RUSSELL2000は落ち始める。地方銀行が落ちるから。
・中小型株への熱狂は2018年1月に終わったんじゃないかな。貿易戦争のせい。
・中小型株には高い成長率が必要。トランプ政権初期、減税があったときは調子良かった。その後FEDが入ってきておかしくなった。
・それにしたって、大型、中型、小型株、同じ市場にいるはず。大型は海外売上あるかもしれんが、海外調子良くない。だったら、なんだ?
・結局皆QQQ、S&P500連動ETF、超大型株を買ってる。
・S&P500構成銘柄トップ5で17.5%を占めている。
(今のトップ5はApple、Microsoft、Amazon、Facebook、Alphabet)
・こんな頭でっかちな構成になったのは見た事ないぞ。
・何度も言うがどんな指標を見ても買われすぎ。しかし市場は気にする様子無い。
結論は無いんだけど、いくつかの視点を提供してくれているんで、参考に。
もし結論めいたものを導くとしたら、
・イールドカーブが立っているうちは、RUSSELL2000大丈夫。
・株価は人気投票なので、まだS&P500は上昇。
・S&P500のPE倍率が歴史的に高いのは、テックが上位を占めてるから。
・IWMやVTWOを買うストーリーがあるとしたら、
そのうち中小型株にも目が行って上昇するかも、という期待
大型株がコケた時の緩衝材
(だったら、VT買っとけって話かも)
くらいかな???