塾長です。
今朝もダボスからお届け。
Fidelity CEOアン・リチャーズのインタビューだヨー:
・去年はFEDが資金を供給。それに対して、いかに市場が素早く対応するのかを認識する年だった。
・今年はポジティブな年になる。リセッションは避けられる。
・収益増加期待を背景に株価が上がっている。一時的な修正があっても驚かない。
・しかし、巨大な修正になるとは考えていない。経済的、地政学的に特別な事が起こらなければ。
・金融界は、ダボスの主題の通り、持続性を重視する方向に向かう。
・アクティブ投資信託を買う投資家は、そのマネージャを通じて、企業に対して環境対策を働きかける事ができる。パッシブ投資家は、そうはいかない。
・マイナス金利には頭を悩ませている。
・スウェーデンがマイナスから脱却するなど、正常化には向かっている。
・一部の中央銀行では、2段階の金利を検討しているといった動きもある。
・マイナス金利は、消費者行動、大局的には経済を抑え込む。
・マイナス金利から脱する事を願ってる。
・フィデリティの客は、ESG、テーマを設定したファンド。変動を抑えた確実なリターン~これは旧来債券が担っていた役割。を求めている。
・客はイールド、成長を求めてアジア新興国市場を見ている。
・2020年のリスクは、現在の株価の上がり過ぎ、特にアメリカのテックに偏り過ぎ。ニュースで株価が急激に動くかも。
・一般的な話ではあるが、キャピタルが一部の領域に囚われて、流動性が落ちているのも、心配である。
・中央銀行と個別に会話しているが、彼らが公に発信している以上に、心配している。流動性低下の理由が分かっていないようだ。
そーなんだよねー。例えば、iPhoneが予想より売れてない!みたいなニュースが出て、暴落するのがコワイ。
暴落が怖いというより、暴落に自分の握力が耐えられるか心配。
流動性は・・・、個人投資家が心配してもしょーがない。事が起こったら、中央銀行ががっつり資金供給してくれると信じる!
(信じる以外には、手元に余裕資金を持っておく)