塾長です。
CNBCコメンテーターとしてお馴染み、Ritholtz Managementジョシュ・ブラウンがUberを2倍に買い増し。
その理由を聞いてみよう!(他にもごちゃごちゃ言ってるけど、その部分だけネ)
・去年の夏、テック市場、ポストIPO市場で革命的な事が起こった。
もうTAMのストーリーは聞き飽きた。利益性にしか、興味ない、と。
UberとWeWorkへの失望がそうさせたのだろう。
・そこで誰もUberに見向きもしなくなった。
その一方、Uberは利益に向けて良い動きをしつつ、拡大もした。
Eatsは、アメリカでは良いビジネス。オーストラリアでは素晴らしい。
インド、韓国ではダメ。そこで、成熟した動き、すなわち撤退を選んだ。
経営陣は、成長しつつも、責任感も増進。
VisionFundの”全てを飲み込んで、あとから考える”方針からの転換。
それが気に入った。
・Uber CEOダラ・コスロシャヒのインタビュー。
このビジネスは成長とともに利益もあがる。
2020年は、ライドビジネスだけでなく、他のビジネスも同じようにすると社員に伝えた。
2020年プランでは、1ドルの売上増加に対して、50~55セントの利益を生む。Q4には利益を出すと同時に投資もできる。
・グロース株の扱い方は、平均[取得価格]の押上。こうあるべきと思った方向に進んだら、株価が5ポイント、6ポイント上昇したとしても、それが買い増し時だ。
割安株のマインドセットとは全く違う。
・俺は30で買って、39で買増すわけだが、ここで言いたいのは、この会社は支配的なプラットフォーム。新規参入者は表れない。Eatsにだって参入してくる奴はいない。
・最大の懸念は、競争が激しくて、利益が出せないんじゃないか?って事だったわけだけど、それが薄れて行っている。
・新たな疑問は、Uberの取り分をどこまで上げられるか。今のUber Rideは22%。客が100ドル払ったら、22ドルがUberのもの。
10年程度の期間で見て、自動運転が本格化したら、その22%が100%になる。
・$50まで株価は上がる。今四半期やったように、残りの年も会社運営できたとしたら。もちろん約束はできないけどな。
・Eatsは44%伸びた。競争が激しすぎるというコメントはたくさんある。弱い競合はいなくなる。1年で400,000のレストランと契約。
Ride、Eats、Freightを持っているのが強み。
孫さん、さすがだ。
WeWorkで失敗した経験を生かしてる。
最終的にUber、Slack、Oyo・・・がどうなるか分からないけれど、短期的には黒字化のストーリーを語って、株は上がりそう。