塾長です。
昨日(米国6/1)、休日(メモリアルデー)明けの米株市場は、ヨコ。
S&P500、4,202(-0.05%)
Nasdaq、13,736(-0.09%)
【米国市況】S&P500種は小反落、ISM製造業景況指数が重し - Bloomberg
債券、為替、コモ:
10年債、1.6150
ドル円、109.4610
原油、67.85
経済指標:
米ISM製造業景況指数、5月は拡大ペース加速-新規受注が堅調 - Bloomberg
個別株では・・・、meme stockと呼ばれるAMC近辺が騒がしい。
マドリックが取得したAMC株を全て売却、割高との判断-関係者 - Bloomberg
他にはGamestop、Blackberryなど。
話変わって、Amaozn。
Strategic Organizing Centerの調査で、Amazonの倉庫で働く人は、業界平均より大けがする確率が80%高いらしい。
こちら、CNBCの報道:
こちら、その元となったSOCのレポート:
Primed for Pain - Strategic Organizing Center
日本の企業だと根性で乗り切ろうとするでしょうが、Amazonは労働環境の改善(例えば、一人作業を二人作業にして、安全性を向上させる)ではなく、ロボットによる自動化を進めるのでしょうね。
ロボット、マテハンの株を見ておくのが良いかも知れません。
最後はトム・リーへのインタビュー。今日もオイルを勧めているヨ:
ーこれから呼ぶゲストは、前回出演時に石油ETFが3倍になると予想したトム・リーです。今はHODL(注:「ガチホ」みたいな意味)しろと言っている。HODLと言うからには、本当に確信があるのですね?
・そうだ。2021年の最善なセクターはエネルギーである。色々批判もある。過去13年間、全てのファンドの悲惨の根源だったのだから、当然である。しかし、エネルギーは今冬から上昇している。この変化に抵抗する投資家がいる。2017年のBitcoinと似た状況。2017年、全ての機関投資家は暗号資産に疑いの目を向けていた。しかし、Bitcoinの最高に上昇した10日間、Bitcoinを保持していなければ、25%ダウンとなった。同じ計算をエネルギーに対しても行った。最高の10日間にエネルギー株を持っていないのは、30%(の値上がり)を失うのに等しい。2021年に入ってから、エネルギーの最高の10日間を取ってみると、38%上昇した。他の日は、1%のダウン。すなわち、エネルギー株の値上がりのほぼ全ては、その10日間に起こった事になる。投資家はエネルギー株をHODLすべきである。
ーHODLと言うと、一生持っているように聞こえるが?
・私が言っているHODLの期間は、3~5年だ。エネルギーはあなたのポートフォリオを変革するだろう。まずエネルギーはこの15年、いや、もしかしたらこの20年間で最も需給環境が良い。エネルギー株、特にOIH ETFは石油価格に対して未だ大きくディスカウントされた状態だ。OIHは220ドル近辺にあるが、もし原油価格が80ドルに上がれば、今年中に740ドルまで上昇するだろう。
ー2014年、FEDがテーパリングを始めたら、ドルが上がり、原油価格がクラッシュした。これからFEDがテーパリングを始めるのが予想されていて、それでもHODLするか?
・良い質問だ。FEDが引締めをしたときはいつでも、それは全てのリスク資産に対して逆風となる。株式市場が金融引き締めを跳ね除けるかというと、そうではないだろう。乱気流が起こるだろう。もちろん、FEDが金融引締めをするかどうかは分からない。
しかし(金融引締めがあったときに)最も影響を受ける株は、最も人気のある株である。我々は1か月ほど前にテクノロジーをニュートラルにダウングレードした。
(もう少し話は続くけれど、ポイントは押さえたので、ここまで)
OIH(ヴァンエック・ベクトル・石油サービスETF)は、楽天証券やSBI証券で買えますネ。味見しておきますか。
SPYDなどの高配当ETFを持っている人は、中にエネルギー株が入っているので、組入れ過多にならないように注意デス。