塾長です。
State Streetティモシー・グラフ、Societe Generalキット・ジャックスの話を聞いてみようじゃないカ:
・先週までは、新型肺炎新規患者・死者は主に中国だった。
また、政策によりV字もしくはU字回復するとの期待があった。
週末から今週にかけ、中国内外で患者数が指数関数的に増加し、リスクを再評価しているところ。
・人々の移動は激しいため、この情況はまったく予想できなかったわけではない。
アジア資産である円、ウォンを激しく売ってきたが、まだ株、特に米国株は堅調。
下落余地がある。
・一般的に逃避通貨はVIXと連動する。
逃避通貨である円が売られたのは、日本の成長性に心配があるから。
逃避通貨がダメなので、ゴールドが買われている。
世界景気が弱含むと考え、逃避通貨ではなく、ドルを買っている。それは米国景気が心配になるまで続く。
・新型肺炎からの経済の戻りは、V字にも、U字にもならないのではないか。
スクエアルートのような形になる。全ては戻らない。
どれくらいまで戻せるか、非常にあいまい。
どれだけ政策に反応するのか、ボトムがどこなのか分からない。
完全な揺り戻しがないのは確か。
ようやく”アナリスト”、”ファンドマネージャ”と呼ばれる人たちが、ポジショントークを変え始めましたネ。
これを聞いて個人投資家がパニック売りをするか?
それにヘッジファンドが乗っかり、増幅させるか?
期待しましょう。
VOO、280で指しておこう。
今日中は無理かな。