塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【Blackstoneジョー】株価急落。今後の投資方針は?

塾長です。

Blackstoneジョー・ザイドルに今後取るべき投資方針を聞いたヨ:

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・今は株を買うタイミングではない。もっと下がる。

 投資家は、リスクと不確定さを織り込もうとしている。

 それらはまったく違うもの。

 リスクは結果が予想できる。結果に確率を乗じてディスカウントを計算できる。

 コロナウィルスは昨年12月以来リスクとして扱われてきた。サプライチェーンの乱れであったり、中国GDPのリスク。

 先週より、コロナウィルスが28、29か国に広がった事により、不確定要素となった。結果のレンジが予想できない。よって、ディスカウントを計算できない。

・この時点で、GDP成長率、企業業績などへの影響を推し量る事はできない。

 私の見立ては、ローリング・リセッション(部分的な景気後退がセクター、地域を移動しつつ発生)。

 特に貿易に関連するところ。シンガポール、韓国、香港、日本、ドイツ。GDPに占める貿易の割合が19%程度。

 ローリング・リセッションが7、8四半期続く。

 企業の利益予想はもっと大幅に引き下げられるべき。

 市場は2020年EPS成長を10%だと見ていた。今は7%。もっと下がる。

 これからは、長期的に持続するテーマに強い意志を持って投資すべき。

・19年9月、FEDは政策を反転させ、バランスシート拡大。

 それによって、リスク資産に金が流れた。株が先週までに50%上昇。債券金利が上昇。

 私のキャリアの中で、このようなフィードバック・ループは見たことがない。

 良いニュースは市場に良い。例えば、フェーズ1ディール、Brexit

 悪いニュースは、市場により良い。ソレイマニ殺害など。

 さらに悪いニュースは、最高。先週まで、コロナウィルスのニュースで株は上昇していた。市場の開いている35日間で、18回最高値更新。

 The good news is good, the bad news is better, the worse news is the best.

 有名なエコノミスト ハーバート・ステインの言葉に”永遠に続かないものは止まる”がある。

 コロナウィルスがこのフィードバックループを止められるか分からない。きっと世界中の中央銀行は金を流入させるだろう。

 FEDは2,3回利下げする必要があるだろう。

・6か月後、12か月後のトレンドはどうか?と考えると、グローバル経済は負債から得られるリターンの減衰だ。

 この10年間、最高額の負債を積み上げ、金利は最適を記録、倍率が上昇し続けた。

 これからは、低いリターンの環境で、確信を持った投資(conviction investing)が必要とさせるだろう。

 

 

大きな方向性は同意できるけれど、low returnでconviction investingというのは、どーかなー。

conviction invetmentって、投資先を厳選するんでしょ?

今の主流はインデックス投資。まったく逆。

Blackstone(投資会社)のポジショントークに聞こえるヨ。