塾長です。
昨日(4/1)は若干下がりましたネ。
変化率で言うと、S&P、DOW、Ndqともに-4.4%程度。
一日通して同じくらい。
「抑制措置が上手く行って(米国の)死者10万~24万」のニュースを織り込んで、システマチックに売られた感じ。
まだプロの相場。
さて、Yahoo! FinanceによるValley Forge Capital Management創業者デブ・カンテサリアのインタビューだヨ:
・こんな時に持っていた方が良いのは、予想可能な収益、強いオーガニックな成長を持つ会社。
例えば、Moody's、FICO、Autodesk、MasterCard。
彼らは食物連鎖の頂点。このような厳しい時期を乗り切って、抜け出した後は、より強くなる。
・(ハーバード・メディカル・スクールを卒業したのに、メディカルに投資しないのは、)バイオテック、製薬、医療機器は10年先を予見できないから。
着実で、収益を予見できる企業にフォーカスしている。
彼らは社会的に有益ではあるが。
・一般的に、人々は[コロナ後に]素早く元通りに戻ると期待しているが、そうはいかないだろう。
投資家には、今から12、15、18か月後を見るようお勧めする。
来期の企業収益はひどいだろう。
1、2四半期先をみて取引するのではなく、12~18か月先の収益を考えよう。
・バイオテック、製薬に群がっている。ディフェンシブ銘柄にも。
それが5年、10年持つべき企業か?
短期的に見過ぎてないか?
長期投資に向いたものではないだろう。
・3月は最大限の恐怖とパニックが襲った。死亡率が最大になるのを織り込んだ。それが、もう少しmanageableなんじゃないかと、なっている。
財政、金融政策は感染爆発パニックを抑えられないが、少し落ち着いてきて、市場を下支えている。金額には驚いている。回復の助けになる。
・石油企業には投資したことがない。コモディティーに連動する銘柄は持っていない。
私にとって、石油企業、石油探索、コモディティーそのものへの投資は、投機だ。
他にたくさんの機会はある。石油でなければいけない理由はないだろう。
・我々はバフェット・マンガー流投資を実践。
タイムラインは5年超、10年超だ。
5年後、10年後も好きであるビジネスを買う。
こんな時、safe haven資産、ゴールド、Bitcoin、債券に行きたくなるかも知れないが、それは間違い。
夜の睡眠を助けるのは、独占的な企業の株。
・市場は先を見る。この先出る失業者数などは酷い数字になる。
問題は、どれくらいの失業が永続的なのか?だ。
自動化、AI、クラウドによって、人を使わなくなる。
次にでる新規失業者数には注意を払わず、12~15か月先を見よう。
建設的は解説なので、ご紹介しましたヨ。
safe havenに逃げるな、と言っているのが若干ユニーク。
ゴールドも債券も駄目だと。
その意味では、ポートフォリオの現金比率は聞いて欲しかったネ。
コロナ後は自動化やクラウド化(=社内ITの外部化)が今以上に進む、と。ふむふむ。
マイクロソフトが下がらないので、買えていないのだけど、この値段でも買うべきなんだろうか・・・。