塾長です。
昨日(米国4/14)のラリーはすごかった。
後付けの理由は、コロナが終わりが見えてきた、米国政府から個人へのバラマキ小切手が届き始めた、など。
JPM、Wells Fargoの決算もあった。どう評価して良いのか分からない。
CNBCでは、JPMのcredit costがアナリスト予想より多かったなどと解説。
しかし、アナリストが正しく予想できるはずもないので、「だから?」状態。
そして、4月に入ってからの株価急回復が「弱気相場のラリー」で、これから2番底を試すのか、本格回復なのか、でまだ意見が分かれている。
以前「まだ底の臭いがしない」と言ったRBC Capital Marketsローリーは何と言っているだろう?:
・S&P500はターゲットとしていた2,750に到達。
すぐに売る必要もないし、買う必要も感じていない。
・先週以来、コロナに関する良いニュースであったり、経済刺激策が話題の中心。
それは確かな事だと思うけれど、株の買われ方が変。
超大型株が買われているが、成長はまだ先ののこと。
生活必需品に、一般消費財の買戻し。
Russelは買われたがNasdaqやS&Pとの乖離はまだ大きい。
リスクオンとは言えない。
・S&P500、今年末のearningsは$135と予想。
来年は、推測でしかないが、$153。
3月の安値時で14倍、今の株価で18倍。
クレイジーなほど割高とは言わないが、安くはない。
昨晩、ジム・ビアンコもYahoo! Financeで「弱気相場のラリーだ」と言っていた。(動画はまだ上がっていない)
この二人に限らないが、半値戻しなのに、まだ2番底に向かうと言う度胸はスゴイ。
普通なら、下がるかも知れないし、上がるかも知れない、とお茶を濁すところ。
後から今の相場を振り返って「コロナの時はああだった」「こうだった」と言う時が来るんだろーネ。
それまで生きていれば。
Stay Safe!