塾長です。
昨日(米国5/27)も米国株式市場は安定した上昇でした。
ベージュブックが出たけれど、市場は過去の話に興味無し。
米地区連銀報告:新型コロナで米経済に深い傷、雇用減や事業閉鎖 - Bloomberg
良いニュース(特にDOWにとって)は、ボーイングの737MAX生産再開くらい?
ボーイング、737MAXの生産再開-株価上昇 - Bloomberg
(もしかしたら、株式市場が閉まった後に発表されたかも)
このニュースなんて、株式市場に影響出ても良さそうなんだけど、もう米国の中国叩きは既定路線(織込み済み)なのだろうか?
米政府、香港の自治失われたと公式判断-貿易の特別待遇に影響の恐れ - Bloomberg
米国外に目を向けると、欧州、日本で追加経済刺激策。
もちろん、株式市場にとっては良いニュース。
欧州委、約90兆円の景気刺激策を提案-共同債で資金調達へ - Bloomberg
第2次補正予算は過去最大31.9兆円、公債依存度は過去最高56%に - Bloomberg
昨日の一番の注目はSpaceXだったのではないだろうか。
結局打上げ延期されちゃったけれど。
・これは民間企業による宇宙飛行士を衛星軌道に乗せる初の試み。
何年も、何ビリオンもかけている。
・天候などを理由に、SpaceXの打ち上げ延期。
次のチャンスは、米国東海岸時間土曜日3:22PM。
・発射予定時刻の1.5時間前、大統領専用機が発射台の周辺を飛んだ。
NASAにとって重要なのは、約10年間、ロシアに$80Mを払って、宇宙飛行士を運んでいた。2011年スペースシャトル計画を終了してからの事だ。
NASAはSpaceXに金を支払う。SpaceXが自社でロケットを作ってサービス提供。コスト削減となる。
・Virgin Galacticは旅行用。長期的には、超高速移動のサービスを狙っている。
SpaceXはNASAと宇宙飛行士を打ち上げるために開発された。
SpaceXは、他の企業と組んで、早ければ来年にも旅行者を国際宇宙ステーションに旅行者を打ち上げる予定。トム・クルーズの映画を撮る予定もある。
延期は残念だけれど、失敗は許されないから、仕方がない。
米国株投資家として注目したいのは、政府資金の民間流入もあるけれど、米国市民のコンフィデンスですかね。
(打上げ成功した暁には)「やっぱり米国世界一!」みたいな。
爆発を伴う核実験再開したがっているのも、そういった側面が強いのではないだろうか。
もう、そういう時代ではないかもネ。