塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジム・クレイマー】ダウの銘柄入替なんて気にするな。

塾長です。

昨日(米国8/25)の株価は上昇。

 S&P500、3,443(+0.36%)

 Nasdaq、11,466(+0.76%)

【米国市況】S&P500また最高値更新、米国債は続落-緩和期待 - Bloomberg

 

指標は住宅と信頼感。

 7月新築住宅販売件数[前月比]、13.9%(予想1.3%)

 同[年率換算件数]、90.1万件(予想78.6万件)

 8月消費者信頼感指数、84.8(予想93.0)

米新築住宅販売、7月は前月比13.9%増-06年12月以来の高水準 - Bloomberg

米消費者信頼感指数、8月は6年ぶり低水準-雇用動向を悲観 - Bloomberg

 

個別株ではBest Buy決算など。サプライズはなし。

 

昨日のBlogでDOW銘柄入替について触れましたが、ジム・クレイマーがその辺りにコメントしてたヨ(多分、8/25市場オープン直前の時間帯に):

www.youtube.com

<ジム・クレイマー>

・[DOW銘柄入替で]売りに回るトレーダーはいない。この早い時間帯に株をトレードしている人達には、間違っているが、強い信念を持っている。彼らはDow Jones工業株平均には多くのカネが付いていると信じている。だからExxonが大きく売られ、Salesforceが買われると信じている。デイビッド、君は驚かないか?これだけ我々が、それ(ダウから抜ける銘柄を売り、入る銘柄を買う)が間違っていると言っていても、トレーダーはどんどん獰猛になっていく。

<デイビッド・フェイバー>

・良い指摘だ。我々がいつも言っているとおりだ。私はDow Jonesについて語らないようにしている。ダウは価格で重みづけられているので、統計的に無意味なインデックス。昔からそうしている。今でもそうしている。

 一方、S&P500は市場価値で重みづけされている。とは言え、我々は、S&P500でさえ、最近は、市場を代表しなくなっていると議論しているところだ。5つの株の占める割合が大きすぎるので。

 あなたが指摘した点で言うと、[銘柄入替に伴って]500万程度の株が動くかも知れない。それは非常に小さい。S&P500とはまったく違う。繰り返しになるが、ダウは統計的に意味が無い。

<クレイマー>

・[今回の入替で]面白いのは、Amgenが入ってPfizerが抜けた。Amgenは特に成長が速いわけではない。Pfizerも成長が速いわけではないが、巨大企業だ。Honeywellはソフトウェア企業として生まれ変わろうとしているが、United Technologiesのドッケンベルガーとして扱われる。そのUnited TechnologiesはRaytheonとなっていて、そのRaytheonは今回ダウから蹴り出された。

Salesforceも面白い。多くの人はSalesforceが何をする会社なのか分かっていない。会社の売上を伸ばすためのソフトウェアだが、Salesforceのウェブサイトに行けば、会社をデジタル化する手段の提供だと分かる。

・Exxonは原始的(?atavistic)。2013年2Q、最も大きな企業だった。2010年通年で最大の企業だった。2017年でさえ、6番目。Exxonは巨大な企業だ。クラッシュしてしまった。配当が続くかどうか疑問。Chevronを目標にしている。かつでStandard Oil of Californiaだったところを目標にするなんて間違っている。死体を保存して、墓石を動かしている。

 

 

(最後にカールが「スポーツ・イラストレーテッドのカバーになると・・・」と言っていたが何の事だろう????)

 

 

株トレーダーは、Dow Indexに紐づいている株の数なんて気にしていなくて、皆が買うだろう株を買い、皆が売るだろう株を売っているだけだから、クレイマーが何を言っても仕方がないネ。

テスラが自動車市場を占有すると思っていなくても、テスラ株を買う人が多いと思えばテスラ株を買うのと一緒で。

投資家として一つの面白い考え方/実践方法は・・・、「ダウは象徴的な指標。アメリカが国の威信をかけて守る(上昇を支える)。そのための銘柄入替もある」、そう信じて、DIAを買い続ける。

お勧めはしませんけどネ。