塾長です。
昨日(米国11/20)の米株市場は、おおかた下落。中小型株はほぼヨコ、一応プラス。
S&P500、3,557(-0.68%)
Nasdaq、11,854(-0.42%)
Russell2000、1,785(+0.07%)
【米国市況】株が反落、融資プログラム巡る財務省とFRBの対立で - Bloomberg
債券、為替は、
10年債、0.8290
ドル円、103.8250
重要経済指標の発表なし。
結局ニュースがなくて、財務省がFRBから緊急支援財源を引き上げた、という点だけが強調され、トレードの材料になっただけ。
原油も下がっていない(経済活動は弱くならない)。
ムニューチンはCNBCに出演し、火消し(言い訳?保身?):
超訳すると「えー、12月までの期限のカネだって議会で決めたじゃーん。しかも、議会がこのカネを財務省に渡すとき、財務省が好き勝手に使うんじゃないかって散々批判してたよね。今度は、余ってるカネを返そうとしたら、それでまた批判すんのかよ。それってヒドくね?」と言っている。
ご愁傷様。そういう時代なのですネ。
数日ぶりにトランプが出てきた。
薬価引下げに関する発表。
今年の夏に出したexecutive orderが実行に移された、という話かな?特に新しい事は言っていない。
その中で、選挙についてもコメント(愚痴)を挟んでいた。そこだけは面白かった:
・私は米国の患者のために働いている。その一方、大統領選挙活動時、製薬会社は数百万ドルを私へのネガティブキャンペーンに費やした。ちなみに、私のはその選挙に勝ったわけだが。まぁ、みてろよ。約7千4百万票集まった。巨大製薬企業は反トランプ、メディアも、巨大テック企業も反トランプ。多くの不正があった。
Pfizerや他の企業は、ワクチンで先行している。私がFDAをせかしたからだ。私以外にはできなかった。Pfizerや他企業は、ワクチン有効性を選挙直後に出した。その理由は、私が国民のために働いたからだ。もともと10月に結果がでるはずだった。それを彼らは遅らせた。私にとってもどうでも良い事だ。薬価引き下げは非常に重要な事だから。誰も感謝していないようだが。
(ワクチン有効性試験の結果を)待って、待って、結局出てきたのが、投票日の2日後だ。選挙結果に影響を及ぼしていたかも知れない。誰に分かるだろう?きっと投票用紙が見つかるはずだ。
こんな汚職ゲームが、米国国民にとって良い行いをダメにすることはない。私にとって、米国の患者が最優先だ。
トランプ、まだあきらめていない様子。
でも、元気はない。覇気がない。
政治にしろ、企業経営にしろ、お仲間だけでやっていると、時間と共に腐ってくるので、トランプ的な存在には大いに期待していたのだが、4年で終わるのはもったいないなー。