塾長です。
昨日(米国12/15)の米株市場は、大幅上昇。
S&P500、3,694(+1.29%)
Nasdaq、12,595(+1.25%)
Russell2000、1,959(+2.40%)
【米国市況】株は反発、最高値うかがう-米経済対策合意に期待 - Bloomberg
10年債が再上昇。ドル安が進行。。。
10年債、0.9230
ドル円、103.6580
指標は、
12月 ニューヨーク連銀製造業景気指数、4.9(予想6.9)
11月 鉱工業生産[前月比]、0.4%(0.3%)
10月 対米証券投資、-104億ドル
同(短期債除く)、519億ドル
NY連銀製造業景況指数、12月は4カ月ぶり低水準-受注が鈍る - Bloomberg
個別株で大きな動きなし。
そんなニュースがない日は、この株価はバブルか?といった話題で(無理やり)盛り上がっている。
BofAがこんな事を言っている:
BofAが警鐘、株式への売りシグナル-投資家の現金保有低下-調査 - Bloomberg
マイケル・ハートネット氏率いるBofAのストラテジストは・・・「21年1-3月(第1四半期)は『ワクチンで売り』というのが当社の意見だ」・・・。
そのBofAのサビタ・サブラマニアンがCNBCに出演し、こんな事を言っている(ポジショントーク):
・いつでも株式市場に儲ける場所がある。株式市場の回復ではなく、経済回復関連の株を買え。S&P500の中で、GDPに敏感に反応する株。金融やエネルギー。
割安株が良いと思う。S&P500の中で最も割安に置かれている50種を買え。直近14回のリセッションのうち、リカバリーは安い株がリードする。リカバリーは典型的に12か月続く。ここ1か月、小型株、エネルギーが戻ってきた。これらが新しい成長株になる。
興味深いのは、value benchmarkを見ると、割安株の収益成長は、今後3年、growth benchmarkよりも高いことになっている。奇妙な世界にいるようだが、リセッションからの回復期に典型的に見られるものだ。
そう言えば、先日Citiも同じような事(今の株高は続かない)を言っていましたネ:
シティ、S&P500「オーバーシュート」に警鐘-高揚感が薄れる兆し - Bloomberg
結局、株屋さんは、売り買いしてもらってナンボですから。