塾長の資産運用

アメリカ株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【BofA】2021年末S&P500は3,800になる【14%下落】

塾長です。

昨日(米国8/6)の米株市場は微アゲ。

 S&P500、4,436(+0.17%)

 Nasdaq、14,835(-0.40%)

【米国市況】S&P500最高値、利回り上昇-雇用統計が予想上回る - Bloomberg

雇用統計が良かったから株高でしたが・・・。

雇用統計が良かった→テーパリングが早まる→株にとっては逆風なのでは?

アナリストはみんな口を揃えて「経済の状況が良いのは株式市場にとって良いニュース」と言っている。せいぜい「今回の雇用統計はデルタ変異種影響が出る前なので、次のレポートを注視」と付け加えるくらい。

腑に落ちない。

セクター毎の騰落を見ると次の通り:

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SPDR sector ETF 2021/8/6 - Yahoo Finance

経済回復期待の金融、工業、エネルギー、素材が上げて、それ以外はヨコか下落。

昨日一日だけを切り取って見ると、バリュエーションの高い成長株が売られ、景気敏感株が買われ、全体を平均すると(たまたま)プラスで終了した、という感じでしょうか。

 

Bank of Americaが他社と違い、株に対して弱気の見通しを示している。 B of A ジル・ケアリーへのインタビュー:

www.youtube.com

・Bank of Americaとしては、2021年末S&P500を3,8000と予想している。既に多くの良いニュースは織り込み済みだ。決算シーズンは良かった。しかし、S&P500のPERは高い。我々が追っているセンチメント指数はどんどん強気になっている。Wall Street Equity Sentiment Measureは売りシグナルがに近い。決算への反応がそれを物語っている。好決算を出しても、株は上がらない。

ーどのセクターを買うべきか?

・我々はまだ一部の景気循環株を好ましく思う。エネルギーや金融だ。金利は上昇する。成長株より割安株が良い。今朝雇用統計が出た。賃金は注目べき指標だ。労働者を多く使う領域は避けている。一般消費財など。今の所、S&P500企業はマージンを確保しているが、(決算発表において)賃金上昇への言及が増加した。売上に対して人件費の多いところは今後苦しくなってくるのではないか。

ーあなたは成長株より割安株が良いといった。債券市場はその見方を支持しているのだろうか?

・多くの要因があるが、割安株 vs 成長株の原動力となっているのは、金利ではなく利益のサイクルである。今後2年間、割安株は成長株よりも高い利益を見込んでいる。まだ割安株は安い。金利以外にも見るべき指標がある。

ーデルタ変異異種には言及しませんでしたね。影響はないでしょうか?

・もちろんデルタ変異種はリスクである。経済再開、回復の観点から見ると、懸念ではあるが、今の所影響がないようだ。小型株はインフレにも関わらずマージンは増えている。まだ小型株には伸びる余地がある。もちろん、デルタ変異種は最大のリスクであり、注意深く見て行く必要はある。

・他社は2022年予想も出していますが、BofAはどうでしょう?下落傾向が続くと考えているか?

ー我々は2022年のターゲットはまだ作っていない。しかし、複数年で見た時のS&P500の期待値は下がっている。まだ債券よりも株の方が良いが。株式への割り当ては減る方向だ。

 

昨日のS&500は4,436なので、3,800になるという事は、マイナス14%・・・。

ちなみに、Goldmanは2021年末4700、22年末4900と予想:

ゴールドマン、S&P500にウォール街で最も強気-目標4700に上げ - Bloomberg

どうなるでしょう?

 

 

債券、為替、コモ:

 原油、67.83 

 10年債、1.2900

 ドル円、110.2330

 Bitcoin、42,771

 

 

経済指標:

 7月 非農業部門雇用統計変化[前月比]、94.3万人(予想87.0万人)

 7月 失業率、5.4%(5.7%)

 7月 平均時給[前月比]、0.4%(0.3%)

 同[前年同月比]、4.0%(3.8%)

米雇用者数、7月は予想上回る94.3万人増-失業率は大幅低下 - Bloomberg

「U6」と呼ばれる不完全雇用率は9.2%に低下。U6にはフルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者や、仕事に就きたいと考えているものの積極的に職探しをしていない人が含まれる

 

 

個別株に目立った動きなし。

DraftKings、HanesBrandsが好決算。

 

日本で報道されなさそうな所では、格安航空会社Spirit Airlinesが8/1(日)より連日約50%のフライトをキャンセルし、トラブルになっている。

理由として、悪天候、システム故障、人手不足が重なり、乗務員の労働時間超過(1か月の労働時間はN時間までと決まっていて、これ以上残業できない)、人員シフトの困難(全国に散らばった働けるクルーと、フライトスケジュールのマッチングを取るのが難しい)をあげている。

テレビニュースでは空港で待たされている客にインタビューし、「もう二度とこんな航空会社使わないわよ!」なんて言わせている。

株価がどう動いたかというと、トラブルが起きた8/1(日)の翌日から見て、約8.3%下落。しかし、年初からのグラフで見て分かる通り、株価は今年3月から下落基調:

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Spirit Airlines YTD 2021/8/6 - Yahoo Finance

今回のトラブルが原因で株価が下がっているとは言えない感じ。

格安航空会社は、結局(評判ではなく)料金で選ばれるだけでしょ?って事なんじゃないでしょうか。