塾長です。
昨日(米国3/3)の米株市場は、大幅下落。
S&P500、3,870(-0.81%)
Nasdaq、13,358(-1.69%)
Russell2000、2,231(-1.93%)
【米国市況】株続落、ハイテク中心に売り-米国債利回り急上昇で - Bloomberg
債券、為替、コモディティ:
10年債、1.4150
ドル円、106.7250
Bitcoin、48,327
世界最大のインフレヘッジETF、過去最大の資金流出-熱狂冷めつつ - Bloomberg
米国債市場のインフレシグナルに「ゆがみ」も-リフレトレードご用心 - Bloomberg
21兆ドル米国債ミステリー、突然消える流動性-資本要件緩和終了も不安 - Bloomberg
債券利回りが上昇しているのは、テクニカルな要因かも知れない、という分析記事(↑)。おもしろい。陰謀論に立つと、金融マフィアが米国債を売り浴びせているということかも知れない。
発表された経済指標で、見るべきものは無いかな。
米ISM非製造業景況指数、2月は9カ月ぶり低水準-寒波も影響 - Bloomberg
米ADP民間雇用者数、2月は11.7万人増-予想を下回る伸び - Bloomberg
政治では、$1.9T経済刺激策が進展。給付金もらえる条件である年間所得10万ドル≒1千百万円以下を、8万ドル≒850万円以下に引下げ(カップルだと、その倍)。年収850万円もあれば、給付金いらないよネ。一応「妥協した」と報道されているが、実質的には何も変わっていない。
バイデン大統領、直接給付の対象絞り込み支持-経済対策案の柱の1つ - Bloomberg
バイデン米大統領は1兆9000億ドル(約203兆円)規模の大型経済対策案に盛り込まれた個人向け直接給付について、対象を絞るよう求める民主党穏健派の要求を受け入れた。
年間所得8万ドル超の個人は受給不適格となる。以前の草案では10万ドルが上限だった。
・・・上院は下院が先週可決した対策案を審議する。対策案の修正で上院通過の道が開かれる可能性があり、その後、修正された法案が下院に再び送付され、採決される運びとなる。
個別では、昨日CNBCが注目してくれなくて寂しいと嘆いたHPEが取り上げられていた。
ーDXはオプションではなく、”必要”になった。
・まったくその通り。DXは既に数年にわたり進行している。パンデミックにより、「new age of insight」に突入。会社の全てをデジタル化しなければならない。
ー需要の構造的転換、gross margins、operating marginsについて教えてくれ。
・Q1は利益性が非常に良かった。記録破りのフリー・キャッシュフロー。コスト管理と、成長分野にフォーカスした結果だ。我々の全ての事業における需要の改善があった。Intelligent Edgeは年率11%成長した。NonGAAP EPSと収益性はコロナ以前のレベルを上回ることができた。前年比$750Mのフリーキャッシュフロー改善。21年度の良いスタートがきれた。年度の残りにも期待ができる。ユニークな製品群、value propositionがある。リモートワークの時代に最適。データから洞察を得る。どこにいても使えるように、クラウドeverywhereだ。
ーテキサスにHQを移動した。エネルギー問題が発生している。マスク着用義務化を撤廃。心配はないか?
・HQ移転は先期に決定した。エネルギー問題の影響は受けていない。新しい社屋を建設する前に、詳細に分析した。場所、インフラについて満足している。
我々には独自の基準がある。オフィスをオープンする際は、ソーシャルディスタンス、マスク着用義務は続ける。今はまだオープンしていない。
ここ1年の株価はこんな感じ:
PERはN/A。Forward Dividend & Yieldは0.48(3.29%)
データセンター需要が伸びると考えるのであれば、Amazon、Microsoftに順張りしておいた方が良いと思いマス。
HPEの需要先は、AWS、Azureではなく、個別企業のデータセンターですよね?その需要が伸びると信じるのであれば、Digital Realty(DLR)あたりを選ぶかなぁ。