塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

ウォラーFRB理事は超タカ派。しかし、テーパリングできるかは別問題。

塾長です。

昨日(米国8/2)の米株市場は、コロナ再拡大懸念で?長期債が買われ、金利が下がり、株が下落。

 S&P500、4,387(-0.18%)

 Nasdaq、14,681(+0.06%)

【米国市況】S&P500とダウ続落、成長懸念で国債利回り低下 - Bloomberg

 

 

債券、為替、コモ:

 原油、71.46

 10年債、1.1740

 ドル円、109.288

 Bitcoin、39,291

ビットコインが4万ドル割れ、週末に5月以来の高値付けた後反落 - Bloomberg

 

 

経済指標:

信用できないISMだけ。

 7月 ISM製造業景況指数、59.5(予想60.8)

米ISM製造業景況指数、拡大ペースやや鈍化-供給制約なお響く - Bloomberg

 

 

財政政策:

膨らんだ米国債発行、今後は減少へ-金融当局のテーパリングを相殺 - Bloomberg

 

え?もう祭りは終わりですか?という感じで、FEB理事からテーパリングの予告:

ウォラーFRB理事:雇用次第、9月までに資産購入縮小発表も - Bloomberg

「今後2回分の雇用統計が私が予想するような内容になれば、テーパリングでは早期かつ迅速に動くべきだというのが私の見解だ。それは2022年に金利を引き上げる必要が生じた時にその態勢を確保しておくためだ。利上げをすると私は言っているわけではない」と述べた。

こちら、Bloombergが記事元にしているCNBCのインタビュー。きちんと発言を追って行きましょう:

www.youtube.com

FRBによる$120Bの資産買取が労働市場を直接助けていると思うか?

・(今の)労働市場は需要側ではなく、供給側に問題がある。多くの労働需要はある。求職数と失業者数の比率はほぼ1だ。労働者は問題なく職を見つけることができる。需要側の問題ではなく、金融政策は需要側に働きかけるものだ。9月になれば、一部の失業給付金が失効し、デルタ変異種に影響されず学校が再開し、8月、9月あたりから労働市場が改善し、その後も年末まで続くと望んでいる。

ーあなたは経済成長に対して楽観的なのですね。しかし、10年債利回りは1.17まで下がっています。債券市場は、あなたに見えていない何かを嗅ぎ付けているのでしょうか?

・そうかも知れませんね。債券市場では多くの事が起きています。デルタ変異種が不確実性をもたらしているのかも知れません。(デルタ変異種が)米国に直接影響を及ぼす事はないでしょうが、貿易相手国からの影響はあるかも知れません。米国の影響は大きくないでしょう。去年12月、コロナ入院数、死亡者数のピークを迎え、人々は2021年1Qに景気後退入りするのではないかと予想した。実際は6.4%の成長だった。最悪期でも経済は好調だったのだ。同じ事が起こるでしょう。デルタ変異種が米国経済を脱線(sidetrack)させることはないでしょう。

ー「一時的なインフレ」に対してはどのような態度ですか?

・私の基本予想は、インフレは今年後半に収まる(cool off)。経済再開によって上昇したインフレは落ち着く。それがベースとなる予想。心配なのは、証拠というより、企業側が言っている事だ。それは、コスト上昇分をそのまま値段に反映する、数十年間で初めて価格決定力を持った、と言った話。それらから、今のインフレが一時的で済まない可能性が感じられる。上方へのリスクがある。インフレが一時的で済まないリスクがある。

FEDの中ではどのような認識がされているのでしょうか?インフレがしばらく続く、企業側が価格決定力を持つようになると?

・予想(outlook)は変えていないが、数か月前に発表したインフレ見込みに対して上昇リスクを見出している。10月、11月になれば下がるだろうが、インフレ継続リスクはある。労働市場における賃金上昇圧力、ボトルネック問題などが要因となるかもしれない。しかし、インフレ期待は固定されたままだ(well anchored)。市場も我々と同じストーリーを信じている。

FEDがインフレに対して後れをとっている恐れはあるか?

・私の経済見通しは楽観的である。次の2回の雇用統計(注:8月、9月分)は良いだろう。そうなれば、私はテーパリング(金融緩和縮小)を早く始め、速く行うべきだと思う(my view with tapering, we should go early and go fast)。必要とあらば2020年に利上げを可能とする準備のためだ。利上げするとは言っていない。もしそうしたいと思った時にできるよう、2021年末までに準備が必要。多分理事会の中では楽観的な考え方だろう。しかしそれが私の見通しだ。

ーテーパリングを早く、速く、とはどれくらい?

・今後2回の雇用統計で、800,000~1,000,000の雇用増加があるだろうと予想している。そうすれば、10月にはテーパリングを始めることができる。来年1月まで待つ必要はない。速くとは、前回のテーパリングよりも速いという意味だ。2013年、テーパリングをしたとき、失業率は7.5%、GDP成長率は1.5%、インフレ率は1.5%だった。今それとは正反対の状況にいる。成長率は6%以上、失業率は6%以下、インフレ率は3%以上。テーパリングを速く行わない理由はない。

 

今のFEDにこんなタカ派がいるんだ!?と驚いてしまい程、めちゃくちゃタカ派ですネ。

しかし、Wikipediaの記載をみると、ハト派らしい。そして学者:

Christopher Waller - Wikipedia

なるほど、学者か、という感じがしないでもありません。

今のインフレが企業側にとって良い状況(価格決定権があり、好きなように値上げできる)であり、カネ持ちに良い状況(資産インフレにより、増々カネ持ちになる)なのだから、(ウォーラーが主張するように)金融緩和を早期終了するのは難しいかも知れません。

貧乏人を助けても、誰も得しないので。残念ですが。

 

 

貧乏人と言えば、先日もお伝えした通り、反撃は続いている様子。

こちら、7月29日にアップされたFOXのレポート。白昼堂々(正確には夕方6時、まだ明るい)、4人の女性がサンフランシスコのドラッグストアから商品を大型バッグに詰め込み、持ち逃げ。映像だけでもオモシロイのでどうぞ:

www.youtube.com

このような犯罪が頻発しているので、多くのドラッグストアが店を閉めているらしい。

 

若い人は知らないですかネ。1991年、スピード違反で捕まった黒人男性が白人警官にフルボッコにされ(ロドニー・キング事件)、1992年にはロサンゼルスの複数地域で暴動に発展(ロサンゼルス暴動)。

こちら、ナショジオによるドキュメンタリー:

www.youtube.com

 

そんな中、銃砲店が襲われ、韓国人店主が銃で反撃、その雄姿がビデオカメラに収められ、全世界に衝撃を与えた:

www.youtube.com

 

こうなる日も近い・・・かな?