塾長の資産運用

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【マルコ・コラノビック】年末、S&P500は4700【JP Morgan】

塾長です。

昨日(9/15)はJP MorganがS&P500の年末ターゲットを4,700に引き上げましたネ。マルコ・コラノビックのインタビュー:

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ー経済再開トレード、エネルギーなどがS&P500を引き上げると言っていますが、その強気の理由を教えてください。

・基本的には、世界的なコロナの減速である。コロナ患者は世界的にみて8月30日から減少している。既に2週間が経過したことになる。行動量が増えている。米国は遅れているが、ここ7~10日は減少傾向だ。50州のうち、30州で減少だ。コロナのデルタ変異種が7月、8月のスローダウンの主要な理由だった。消費者態度や旅行への意欲を減退させた。そして、景気循環銘柄から防衛的な銘柄や成長銘柄へカネが流れた。それが今、転換している。市場のサポートとなっている。

ー循環株が市場をリードするということか?

・良い質問だ。究極的には、Yesだ。我々は、経済回復の初期段階だとみている。消費者はヘルシーだ。在庫のサイクル、資本のサイクル、経済再開のサイクルを見た場合、ようやくオフィスに人が戻り、国外旅行やビジネス旅行が立ち上がったばかり。コロナ収束によってこれらが増加すると考える。この環境においては、全てが上昇するだろう。循環株がリードする一方、成長株、テック株、高いマルチプルを持つセグメントには少しの逆風が感じられるだろう。その逆風は、金利によるものだ。金利は上昇すると考えている。割安に置かれている循環株がリードするだろう。成長株も上昇するが、その上昇幅は大きくない。非常に割高な成長株の中には下げるものもあるかも知れない。4,700というのは、今からめちゃくちゃ上昇するというわけではない。今は4,500なのだから、5、6%の上昇でしかない。超強気というわけではない。循環株である金融、素材、エネルギー、工業、消費者銘柄などが主導する。

・株のポジションが高すぎると思ったことはないか?もしかしたら、米国株よりも新興国を勧めたりするか?

ーまずはポジションの話をしよう。discretionary(裁量に任された)ファンドとsystematic(規則に従った)ファンドがある。Systematicの方は70~75%が株。歴史的に見て、高い方だ。しかしdiscretionaryの方は、平均的。多くの人は、修正が来ると思ってテーブルからチップを引き上げている。実際そうしている。オプションを買ったり、持ち高を減らしたり。discretionary側は平均的であり、株が多すぎるということはない。Systematicの方も平均より高いが、ネガティブなニュースが出ない限り、低くする必要はないだろう。

 国際対国内(International vs. domestic)、新興国対先進国(emerging vs. developed)に関して言えば、新興国市場は、より割安株、循環株に偏っている。日本や欧州もそれらのセグメントの比重が大きい。成長株の比重が大きいS&P500に比べて、それらの方が上昇すると考えている。

ーコロナ患者数が減っているというが、世界を見渡せば地域差もあるし、ワクチン接種率も違う。効果の異なるワクチンを使ってもいる。例えば、中国南部で患者数が増え、それが世界に伝播し・・といった心配はないのか?

・それはリスクだ。欧州、米国のワクチン接種率は高い。そして既にコロナに罹って免疫を獲得した人も多い。中国はそうではない。なのでリスクである。注意深く見ておく必要がある。実際、コロナ再燃によって、中国の7月の人の移動が弱く、一部の港が閉鎖された。一方、中国のワクチン接種率は高い。確かに異なるワクチンかも知れないが、それは我々の専門外だ。

ー今年5、6%上昇したとして、その後はどうなるだろう?来年の見通しは?

・公式な見解ではないのだが、今日、来年のターゲットを5,000にすると発表したところだ。コロナの調子がよく、経済再開がうまく行けば、来年の早いうちに5,000を達成するだろう。FEDやコロナによるシャックリが起これば、来年の後ろの方での達成となるだろう。

 

 

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