塾長です。
昨日(米国10/7)の米株市場は、オープン後大きく上昇したのち、ダラダラする展開。
S&P500、4,399(+0.83%)
Nasdaq、14,654(+1.05%)
【米国市況】株が続伸、債務上限やエネルギー逼迫への懸念後退 - Bloomberg
S&P500種株価指数は一時1.5%高となったが、中国政府によるテクノロジー大手企業監視強化に関する見解が示されたことが嫌気され、上昇率がほぼ半減した。
債券、為替、コモ:
原油、78.83
10年債、1.5710
ドル円、111.6440
Bitcoin、53,835
経済指標:
米新規失業保険申請、予想以上に減少-1カ月ぶりの低水準 - Bloomberg
こちら、キャシー・ウッドが注目していたマンハイム(Mahheim)中古車指数。「下がれば、EVシフトが進んでいる裏付けになる」と言っていましたが、どうだったでしょう?:
米中古車価格が過去最高、今後数カ月は高止まりへ-供給問題継続で - Bloomberg
9月に前月比5.3%上昇し、4月以来の大幅な伸びとなった。前年同月比では27.1%の上昇。
・・・。キャシーさん、外れでした。残念、またARKKから資金が逃げちゃう。
日本株:
日本株がまったく冴えないのだが、キャピタルゲイン課税強化を本気でやるつもりなのだろうか?国際金融都市を目出すとか言ってなかった?
金融所得課税、20%から25%へ増税でも市場害さず-岸田派・山本氏 - Bloomberg
個別株:
もう米上場の中国株なんて買う人はいないだろうと思っていたが、爆上がりしているらしい。Alibaba、Baidu、Tencentなどお馴染みの銘柄。
米上場の中国株が急伸、香港市場での急反発受けテンセントなど大幅高 - Bloomberg
アジアのテクノロジー株がリスク選好の改善で急反発した流れを引き継いだ。・・・アリババグループの大株主の同社株買い増し報道や、米中首脳による年内のオンライン会談計画が地合いを改善させる材料となった。
Bloombergは上記のように株高の理由を3つ挙げている。
CNBCによると、チャーリー・マンガーが中国株を買っているらしい。
要約すると、こういうこと。
・Barkshire Hatherway共同創業者チャーリー・マンガーはDaily JournalのCEOもやっていて、投資ポートフォリオも管理している。
・同社がSECに提出した資料によると、先期Alibaba株を83%買い増した。
・中国政府による企業締め付けが強くなっている中、この著名投資家の動きは興味深い(中国株は買いなのかも?)
関連記事:
中国、フィンテック業界の締め付け継続へ-人民銀総裁が言明 - Bloomberg
ソロスやマン・グループなどスマートマネー、中国株に警鐘鳴らす - Bloomberg
個人的には、米国上場中国株を買う勇気はありません。機関投資家のように機動的に動けないので。SECや中国当局にコネがある人達は好きにすれば良いでしょう。
関連記事:
SEC、中国勢の米上場で審査厳格化 リスク明示を要求: 日本経済新聞