塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

Coca-Colaが砂糖漬けビジネスで大儲け。核戦争に備えてボディービルとブーメラン。

塾長です。

昨日(米国4/25)の米株市場は、「今日もダメか~」と思わせておいて、急激に戻して、プラスで終了。先週金曜日の下落を埋めるにはまったく足りませんが。

 S&P500、4,296(+0.57%)

 Nasdaq、13,004(+1.29%)

【米国市況】株反発、大手ハイテク決算控え-中国需要懸念で原油下落 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、98.64

 10年債、2.8260

 ドル円、127.9800

 Bitcoin、40,487

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

FOMC後のパウエル会見がオンラインからオフラインへ;
パウエル議長、5月FOMC後に対面で会見-パンデミック入り以降初 - Bloomberg

だからなに?という感じですが、機械的トラブルが減るのは歓迎。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

Bloombergによるウクライナ情勢まとめ;
【ウクライナ】核戦争の「重大な」危険存在、ロシア外相が警告 - Bloomberg

プーチンさん、失脚する前に、核ミサイルの1、2発撃ってもおかしくない。このリスク、どのようにポートフォリオに織込めば良いのでしょう。

ゴールド?Bitcoin?カネ的なものでは無い気がします。

そもそも死んでしまっては元も子もないので、地理的に遠いところへ移住。ロシアから遠い先進国と言えばオーストラリア。オーストラリア+核戦争と言えばMad Max。

ボディービルとブーメランが有効らしい。

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個別株:

イーロン・マスクTwitter買収がトップニュース;
マスク氏、ツイッター買収で合意-440億ドル、非上場化へ - Bloomberg

こちらの動画では、

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  • Twitter取締役会が買収拒否から賛成に転じたのは、今期業績が悪いので「だったら、なんで売らなかったんだよ!」と批判される前に売る事にしたのだろう。決算発表を4/28に予定しているが、(通常ある)説明会は無し。
  • 今日の終値(51.70)はマスクのオファー(54.20)よりも低いので、市場はまだ買収完了を完全に信じたわけではない。ホワイトナイトが現れる(と裏で交渉している)可能性は無くは無い。プレスリリースでは、breakup fee(取引が不成立になったとき、相手に支払う違約金)について言及なし。

などと解説している。Twitter株を所有していないので、あまり興味が湧かない・・・。

Twitter買収関連では、こちらの方が重要か;
ゴールドマンやモルガンSなど6行、ツイッター買収で助言料獲得へ - Bloomberg

ツイッターのアドバイザーはゴールドマンとJPモルガン、アレン
・マスク氏側はモルガンSとBofA、バークレイズ

 企業の合併・買収(M&A)を助言する投資銀行に支払われる手数料は従来、案件の評価額の1-3%だが、6行が手数料をどう分配するかは不明。今回のケースでは数億ドルに上る計算だ

 

 

Coca-Colaが期待を大きく上回る決算。こちらは持っているので大変重要;
コカ・コーラ、1-3月は予想上回る収益-値上げ奏功しシェアも拡大 - Bloomberg

同社が25日発表した資料によれば、為替変動や買収などの影響を除いた本業ベースの売上高は18%増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の2倍近い伸びとなった。売上高は105億ドル(約1兆3450億円)。市場予想平均は98億4000万ドルだった。一部項目を除く利益は1株当たり64セント。市場予想平均は58セント。

 :

同社は通期について、7-8%増としている本業ベースの売上高見通し、利益予想ともに変更しなかった。ウクライナ侵攻を受けたロシアでの事業停止の影響は売り上げで1-2%、一部項目を除く1株利益で4セント分と見積もった。

値上げして売上も利益も上昇。ありがとうございます。

CNBCにCEO ジェームズ・クインシー(James Quincey)が出演

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ー四半期決算、全ての領域で強かったですね。様々な逆風があるのに、年度のガイダンスを引き下げなかったのはナゼですか?

・我々は自信がある。2021年勢いがあった。戦略、計画がうまくいった。売上、利益ともに良い結果。今後様々な事が起きるだろう。悪い事もあれば、良いこともある。より複雑で、ボラの高い環境。ウクライナ問題は逆風だが、できることをやる。その自信がある。

ーインフレについて聞きたい。商品価格や輸送費が上昇している。Coca-Colaにはどれくらいの価格決定力があるのか?決算を押し上げたのは、量というより、値上げだった。さらに値上げ余地はあるのか?

・いくつか理由がある。一つは、消費者が家から街に出る。価格に関しての我々のアプローチは単純だ。商品価格、輸送費、賃金が上昇すれば、究極的には商品価格に転嫁する必要がある。我々の哲学では、小売の先にいる消費者に対して適正な値段を付けることで、価格決定の権利が得られる(earn the right to price)。そのためにマーケティングイノベーションを行う。特に適正なパッケージングを用意して、様々な価格帯に適応する。多元的なアプローチで、価格付けを行う。

ー米国の消費者は強いが、値上げについて反発はないか?反発を予期しているか?

・米国では、飲料の価格が広く上昇している。過去20年間で4%以上の値上がりがあったのは、去年と2008年だけ。今年もそうなる可能性が高い。消費者は買い控えてはいない。しかし低所得者層は実所得の減少を感じているだろう。歴史的にみて、値上げは永続的に続かない。価格は伸縮する。我々は、値付けの権利を得ることに注力し、様々なパッケージを用意する。所得が縮むようであれば、手の届くパッケージングを用意する。

ー中国はどうか?

・強い1月で始まり3月はロックダウンでネガティブ。2020年4月に戻ったようだ。消費者は家にいて、多くのチャネルが閉じている。サプライチェーンに合併症が起きている。良い点は、我々は過去2年間でロックダウンを乗り切る方法を学んだ。パンデミック初期のようなドラマチックな影響はないだろう。とは言え、ビジネスに影響は出る。

色々言っているけれど「コストが上昇したら値上げする。価格の柔軟性は、色々な種類のパッケージで対応」だそうです。日本でミニ缶(160ml)を出しているのが一例ですネ。消費者を砂糖(中毒性がある)漬けにして儲けるビジネス。

いつものように5年チャートで確認;

Coca-Cola 5Y 2022/4/25 - Yahoo Finance

PER 29.31、forward dividend & yield 1.76(2.70%)なので、割安!と飛びつくレベルではありません。

 

 

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