塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジェフリー・ガンドラック】お勧めは長期国債、CMBS、欧州株、中国を除くアジアと一部の南米株、ゴールド。

塾長です。

昨日(米国5/5)の米株はショートスクイーズ?ごちそうさまです。

そもそも、なぜ強い雇用統計が出たのに、ショートが報われなかったの?と思いますが、先月・先々月の非農業部門雇用者数が大きく下方修正されたのが影響しているみたい(多分)。

 S&P500、4,136(-1.85%)

 Nasdaq、12,235(+2.25%)

【米国市況】株が大幅高、ショートカバー入る-ドルは134円台後半 - Bloomberg

地銀パックウェスト・バンコープは80%超急伸。同行株はこのところ売り込まれ、上場来安値を更新していた。このほか今週大きく下げていたウェスタン・アライアンス・バンコープとファースト・ホライズンも上昇。KBW銀行株指数は2020年9月以来の安値から反発した。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、71.32

 10年債、3.4460

 ドル円、134,8190

 Bitcoin、29,647

 

 

経済指標:

 4月 非農業部門雇用者数[前月比]、25.3万人(予想17.9万人)

 4月 失業率、3.4%(3.6%)

 4月 平均時給[前月比]、0.5%(0.3%)

 同[前年同月比]、4.4%(4.3%)

米雇用者数は予想上回る伸び、賃金も加速-労働市場の強さ示唆 - Bloomberg

Bloomberg記事が2月、3月NFP修正に触れていないのはいかがなものか。

こちら(↓)にあるように、2月が326,000→248,000(差分78,000)に下方修正。

3月は236,000→165,000(差分71,000)。

April 2023 Employment Situation Summary (Feb, Mar revisions) - U.S. Bureau of Labor Statistics

別の言い方をすると、2月は実際(修正後)に対して31%、3月43%上振れしていたことになる。

こんな統計、信用できません。(このセリフ、前にも言いましたが)

 

金融政策:

ブラード総裁、利上げの必要性示唆-「有意なインフレ低下」確認したい - Bloomberg

シカゴ連銀総裁、6月FOMC会合での政策金利巡る判断は時期尚早 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■ 注目の決算はなし。

 

■ シーゲル教授がCNBCに出演していたので、動画を貼っておきます。次回FOMCで利上げするのは難しいと言っているくらいなので、詳細割愛;

www.youtube.com

 

 

FOMC最終日(5/3水)、ジェフリー・ガンドラックがCNBCに出演したいた動画がアップロードされていました;

www.youtube.com

長い(30分弱)動画なので、重要と思われる彼の投資方針の部分だけ(動画19:30~);

ーあなたはrisk assentを好まないのですね。しかし、あなたはrisk managerだ。あなたの言葉を借りて、この”転換点”において、何を買いますか?

・まず長期債が必要だ。quality rallyがあるだろう。これはここ何四半期にも渡り変わっていない方針だ。利回りの高い、リスクのない資産に固定できる。

 混乱している領域、commercial mortgage backed securityの価格が上昇している。誰もがオフィスビル不況を知っているからだ。それは、価格に織り込まれているということでもある。債権を組み合わせることによって、リスクをヘッジしながら、高い利回りを得ることができる。

 ドルはさらに下落するだろう。FEDは利下げを余儀なくされるだろうから。ゆえに、米国外のrisk assetが良い。欧州株を所有してしばらくたつ。うまく行っている。新興国株を買う準備に入っている(i am starting on warm up on emerging market equities.) 。中国を除くアジアと、一部の南米だ。

 これらは伝統的な投資ではないが、今我々は伝統的な位置にいないのだ。

 人々はハイイールド債がデフォルトすると恐れている。BB、B以下を避けるべき。私はsingle B以上に限定している。我々は高い格付けの債券にローテーションしてきた。スプレッドは拡大していないが、今年後半にはそうなるだろう。

ーゴールドは買っていますか?

・18,000くらいで買った。直近のチャートは、トリプル・トップを形成したように見えるが、ドルが下がると、ゴールドは上昇するはずだ。ゴールドはコアになっている。

ということで、

・長期債とcommercial mortgage backed securities(CMBS)の組合せでリスクヘッジしながら、利回りを狙う。

・ドルが下がるので、欧州株、中国を除くアジア、一部の南米株。

・同じ理由で、ゴールド。

だそうですヨ。

”中国を除くアジア”には日本も入っていますよね?新興国ではないけれど。

(日本は微妙な位置づけにいるので、スコット・ワプナーには、specificに質問して欲しかった!)

 

Commercial mortgage backed securitiesは何を買えばよいのでしょう?

iShares CMBS ETF(CMBS)というのはあります(日本で買えるかは調べていません)。

価格は下がっていても、利回りはそれほど高くない(2.66%)。

こちらが5年チャート;

iShares CMBS ETF 5Y 2023/5/5 - Yahoo Finance

2%後半の利回りを少しずつもらいながら、価格が戻るのに期待しろ、と言うことかも知れません。

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング