塾長です。
昨日(米国9/7)もAppleショック※継続。ハイテクが売られ、不動産、公益に買い。
S&P500、4,451(‐0.32%)
Nasdaq、13,748(‐0.89%)
※:アップル、28兆円が消える株価続落-中国がiPhone締め付け拡大か - Bloomberg
こちら(↓)がセクター毎の騰落;
【米国市況】株は下げ縮小、ディフェンシブ銘柄に買い-147円台前半 - Bloomberg
公益やヘルスケアなどディフェンシブ銘柄が上昇する中、S&P500種は下げ幅を半分以上縮めた。ダウ工業株30種平均は小幅高。大型ハイテク銘柄中心のナスダック100指数はアンダーパフォームし、アップルはここ2営業日で約6.5%安。クアルコムやマイクロン・テクノロジーなどアップルのサプライヤーも売られた。小型株が売り圧力にさらされ、ラッセル2000指数は主要なテクニカル水準を割り込んだ。
原油、86.74
10年債、4.2600
ドル円、147.2940
Bitcoin、26,324
米新規失業保険申請、2月以来の低水準-人員削減への消極姿勢を示唆 - Bloomberg
失業保険申請件数のデータは週によって変動が大きくなりやすい。特に祝日の前後でその傾向が強く、今回はレーバーデー前の週だった。より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は22万9250件に減少した。
■3人の連銀総裁が「9月pause、11月利上げする可能性あり」と言っており、それは市場予想に沿っている;
米ダラス連銀総裁、9月に1回見送り後に利上げ再開必要も - Bloomberg
シカゴ連銀総裁、金利を高水準にどの程度長く維持するかに議論シフト - Bloomberg
NY連銀総裁、金融政策は良好な位置-データ次第の姿勢必要 - Bloomberg
なし。
中国、iPhone使用禁止を国有企業や政府部門に拡大目指す-関係者 - Bloomberg
■DocuSign、RHなどが決算;
DocuSign earnings beat by $0.06, revenue topped estimates - Investing.com India
DocuSign sees FY 2024 revenue of $2.73B-$2.74B versus the analyst consensus of $2.72B.
DocuSign's stock price closed at $52.13. It is down -8.58% in the last 3 months and down -10.04% in the last 12 months.
RH earnings beat by $1.37, revenue topped estimates - Investing.com India
RH sees Q3 2024 revenue of $740.00M-$760.00M versus the analyst consensus of $772.87M.
RH sees FY 2024 revenue of $3.04B-$3.10B versus the analyst consensus of $3.07B.
RH's stock price closed at $368.59. It is up 39.47% in the last 3 months and up 40.84% in the last 12 months.
■トヨタの助っ人外人がトヨタ文化に馴染めなかったらしい;
トヨタ傘下ウーブンのカフナーCEOが退社へ、本体のフェローに - Bloomberg
そもそも、トヨタ・助っ人外人ともに、日本大企業と米企業の違い、ハード屋とソフト屋の違いを認識していたのだろうか?
■Apple関連ニュース(インタビュー)はたくさんあるが、「中国の規制の影響は大きい」「いや、それほどでもない」といった感じで、個人の感想(希望)にしかなっていない。
Investor's Business Dailyが中国売上が多いS&P500企業10社を掲載していたので、それを貼っておきましょう;
予想通り、半導体・携帯関係が多い。Albemarleはリチウムの会社らしいので、携帯関連と言えるでしょうか。唯一Viatrisだけがヘルスケア。
中国exposureという意味では、他人(米国)よりも自分(日本)の心配するべきかも知れない。今もTopics、日経225値下がり中。
■最後に不動産のお話。不動産投資家ジェフ・グリーンのインタビュー;
要約すると・・・、
- リモートワークによりオフィスの使い方が変わった。コロナ対策として撒かれた金融政策、財政政策のカネがまだ残っているが、それもなくなりつつある。全てのものが売れなくなる。
- 商業不動産の値下がりは始まったばかり。バフェットが名言に「そこそこ(fair)な会社を素晴らしい価格で買うより、素晴らしい会社を公正な値段で買う方が良い」というものがある。最高級不動産はあまり値下がりしないかも知れないが、B、Cクラスの不動産の最悪期はこれからだ。
- GFCのとき30%利回りで買えた。今回もテナントのついていない不動産に関しては、そのようになるだろう。
- 今後12~24か月のうちに、とても良い機会が巡ってくるだろう(you are going to see some extraordinary opportunites to buy)。そのために現金を用意している。
- マンハッタン地区は特別だ。年収数億円の人たちが集まる場所。高くても借りる。
- 本拠地であるサウス・フロリダにはコロナで北東部から移住者が増え、不動産価格は値上がりしたが、それも終わり。住居も建てられすぎなので、値下がりする。
不動産の波は数年(数10年?)単位なので、素人には難しい!
ーー
ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m